感想一覧

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[一言]
 藤いつきさん、初めまして、もし生きていたら、作品よませてもらいました。
 主人公のこのみ、彼女の年頃に似合わない奇妙な挨拶。
 それが謎となって、最後まで読んで行きました。
 教師として接するのでは無く、友人として接して居た処ろが面白かったです。
 語り手の教師の若さと情熱とが控えめながらも表現してあったと思います。
 しかし、一度目は彼女の後ろ向きな衝動を止められなかった。
 この事実に、後味の苦さが残ります。
 教師も万能では無い、というメッセージが籠って居る気もしました。
 別れのあいさつの言葉が変わった時、さりげなくも素敵なラストだったと思います。
(課外授業なので、誰にも知られぬ処ろで頑張って居る姿が微笑ましく見えました。)

 感想、以上です。
  • 投稿者: 退会済み
  • 40歳~49歳 男性
  • 2016年 08月03日 15時28分
管理
目庇様

お読みいただきましてありがとうございます。
そして、お返事大変遅くなり申し訳ございません。

いつも出だしには気を使っているので、そのように言っていただければ報われます。
内容がどうかは最後まで読んでもらえなければどうしようもないので、少しでも読み続けたいと思ってもらえるようにというのはいつも考えています。
毎回成功しているかはわかりませんが。

この「苦味」は私にとっては初挑戦だったので、ドキドキでした。
しかし、自分で読み返すと、もう少し苦味を強くしてたほうがよいのかなとも思えてきました。
描いているときは強すぎやしないかと思っていたんですが。

感想本当にありがとうございました!!!
改稿いたしますので、また読んでやってもらえると嬉しいです。
[一言]
初めまして。サークル・シエスタ会員の古都ノ葉と申します。

重い主題ですが、柔らかい筆なので爽やかで優しい感じがしました。
繊細な描写が印象的です。
「生きていること」は素敵なことだよ、とメッセージを受けた気がしました。

読ませていただきありがとうございました。
  • 投稿者: 古都ノ葉
  • 女性
  • 2016年 08月01日 17時20分
古都ノ葉様

ご感想ありがとうございます。
そして、大変遅くなり、申し訳ございません。

繊細な描写できていましたか?
情景描写や心情描写が苦手なので、そのように言っていただけると嬉しいです。
少しは成長できたのですかね。

小説を通して、愛とか希望とかそのようなものを押しつけがましくないように伝えられるようになるのが私の小説の最終目標のような気がします。
(夢見がちですみません)

こちらこそ読んでいただき、ありがとうございます。
[一言]
「生きていたら」……。ほんの少し、強くなることのできたこのみと、彼女を見守り続けた健太の再会の物語だったのですね。
悩みというのは当事者でなければ分かるものではないですよね。「悩んでいるのは心が弱いからだ」と一蹴されることの多い昨今、根気強く彼女を見守った健太は、教師としても優れた男性ですね(*^^*)
心の移り変わりを丁寧に描いた、繊細な作品だと感じました。

気になったのは、文章のテンポです。(と言っても好みの問題が大いにあるとは思いますが……汗)
時折、文章の流れがプツリと途絶えるような箇所があったように感じました。
矢上様


コメントありがとうございます。
そして、お返事が大変遅くなり、申し訳ございません。
サークルの意見交換と混ざってしまいそうで、ためらっているうちに今に至ってしまいました。

そうですね。
私も健太のようになりたいなと思いながら描いていました。
そして、悩みがないという強さではなく、悩みを持って生きられる強さのある社会になれば良いなと願います。
実際にこのみのような状況の中で、社会のだれにも頼れず、困っている人は多いのだろうなと想像します。

文章のテンポですね。
読み直していて、私も自分でも気になるところを見つけてしまいました。
今回はこれまでにないほど苦労して、時間がかかってしまったので、見直しの時間が足りなかったのが原因だと思います。
改稿して、少しはましになったものをお見せできるように、現在努力中です。
[良い点]
読ませていただきました。
力作ですね、さすが大学生!

後書きにあるように重い話でした。でも、馴れというのでしょうか、苦にならないほどの重さでした。
けっこうこういう状況に遭遇しているから、心理的負担は感じていません。むしろ、ようやく信頼関係を構築できたねと褒めてあげたいです。

他人の心にふみこんで改善するということは、人にできることではないと思います。しかし、真摯に向き合い、理解してくれると相手が受け入れてくれたなら、これからは主人公の生き様を手本にしながら本人が考えるでしょう。
人にできることは、それが精一杯だと思います。

重いけれど、どこに爽やかさがありました。
藤さんの世界観だなと思います。

良かったですよ!
[一言]
少しですが、誤字がありました。
>追いつける。と考えているとかくんと視界が傾く。小さな段差に足を取られて、医師の地面にうつぶせになっていた。
石が医師となっています。
他に二箇所くらい見つけたのですが、老眼のため見失いました。

齋藤様

ご感想いただきましてありがとうございます。
そして、長期間お返事差し上げませんで申し訳ございませんでした。

こういう状況に遭遇されることがあるのですね。
私は全く遭遇したことがなく、想像でしかないので、実際に体験している方には不自然だろうなとひやひやしておりました。
ですので、齋藤様にお褒めの言葉をいただけて、とてもうれしいです。

私の世界観ですか・・・・・・?
いまだに自分の世界観、作風がよくわかりません。
自分では今回のものは新境地のような感覚でした。
ここまで重いものを抱えた登場人物を描いたのは初めてだったので。

誤字の件、ありがとうございます。
今、改稿しておりますので、修正します。
今回のお話は私にとってとても苦しい作品で、冒頭だけ書いたものが過去最多だった程です。
そのせいでと言いますといいわけですが、完成後の見直しが甘かったようです。
お見苦しいものをお見せして申し訳ありません。
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