感想一覧

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[良い点]
ホラーと百合の相性というのは意外と良く、ひたすらお互いを好き合って逢瀬を重ねるよりもスリリングで悲哀に満ちた展開になることが多いです。
本作にもその要素があり、短編ながらも最初のどんでん返しとそこから主人公・縫の選択がどうなるか……と先を読み進めたくなる展開は見事!
ああ、真心も狼であったならどんなに良かったことか――!
[気になる点]
特にありません
[一言]
眠れぬ夜に読むとより切ない気分に浸れそうです……
とてもうれしい感想をいただき、ありがとうございます。

ホラーと百合というのは、なんというか、やはりいいものですよね……(以下、正・反・合を自己内部で延々と繰り返す)


底抜けにハッピーな話も是非ともいつか挑戦したいのですが、いつもあらすじの時点で負け気味になっています……

でも、なにかしら心に刺さってくださったのであれば、むしろいいかもしれないですね(自分なりのポジティブ)

重ねて、ありがとうございます。
  • 吉良丸 金具
  • 2019年 11月23日 11時36分
[良い点]
ベタな展開したが、それがかえって読者に安心感を与えたでしょう。送りオオカミがどっちなのか、食べる・食べない、をめぐっての葛藤、など複数楽しめるポイントが用意されてあった。
[気になる点]
一部、挙げます。
1行目「夜風」の温度提示なし(後「冷たい」が前提と知る。重要)。2行目「恨めし」というが、なぜ?<暑がりな自分が恨めしい>ではなさそう。期待をかかえ次の行へ。3行目「もちろん・・」ショートボブが好きと、恨めしい理由はおあずけ。ふと疑問。何がもちろん?おそらく語り手の心情を伝えるために、リズムとして使っている、と推測。次の行(4行目まで)に至っても恨めしさの理由なし。「惰性で続けてしまって」と<何を惰性?>とすっぽぬけた部分の謎がまた出てくる。おそらく前文のショートボブのことか?と感を働かす。5行目でやっと恨めしい理由がわかる。「冷たい」夏風であり、そういう時は長髪が「似合う」。自分はショートボブなので季節に不似合で恨めしいということか。と5行目でパズルを組み合わせたように理解に至る(たぶん)。
もう一度よみかえす。著者はひょっとして、詩的にかいたつもりか。詩ならば飛躍は効果的だ。が、詩ほど濃密なものともいえない。文体をみるに本人は小説として書いていると思う。小説の技法として断片的に書いたのか?実にわかりにくい。
まとめ。小説として読めば、ぎこちなさ、不自然さは否めなかった。
[一言]
著者は凝り性?なのでしょうか、シンプルに書けばおもしろいものが、まどろっこしく書いてあったり、断片的に書いてあったりと、書き手の肩の力ばかりが目につ0いた。
結果的に辛口コメントになってしまいましたが、実は楽しめたお話でした。通りすがりから、失礼しました。
感想ありがとうございます!
良い点と悪い点の双方をきちんと書いてくださり、私としても大変励みになります。
ご指摘をいただいた部分は、次作以降の反省としたいと思います。
  • 吉良丸 金具
  • 2016年 08月02日 13時35分
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