感想一覧

▽感想を書く
感想絞り込み
全て表示
1 2 Next >> 
[良い点]
お互いが思い合っているのに 何故すれ違ってしまうのか。
切ないですね……。
「あの奇跡のような日々を思い出しながら―――」
物語り始めでは「あの人」「わたし」最後では「科戸」「真火」。何故だか2人は出会えるような気がしています。
  • 投稿者: SIN
  • 2016年 08月28日 21時52分
お読みくださってありがとうございました。

相手のためと思うことが本当に相手が求めていることなのか……それってすごく難しいと思います。求めているものがわかったとしても、それを与えることが本当に相手のためになるのか、とか。友達でも家族でもそうだと思います。

せつないけど、想い合う心だけはたしかだったと――少々童話らしからぬ話になってしまいましたw

二人が出会えるかどうか作者である私自身にもわかりませんが、出会えるような気がするとおっしゃるSINさんの言葉に私が救われた気分になりました。

ご感想、ありがとうございました。
[一言]
とても心地よい文章です。
透子さんの作品は、特別なことが起きなくても、その文章だけで読ませる力があると思います。
文章でぐっと引きつけられて、読み進めるうちにその内容の中に今度は引き込まれていきます。
そして、読みながら、涙が出てしまいました。
ぜひ、沢山の人に読んで欲しい、そう思えるお話でした。
(小野かおるさんあたりの雰囲気のイラストが合いそうだなあ! と、個人的には思いました。)
  • 投稿者: 観月
  • 2016年 08月28日 07時16分
お読みくださってありがとうございます。
涙していただけたなんて嬉しくてこちらが涙が零れそうです!
私の心の中にあった物語が文字で伝わり、観月さんの心で再生されたのかしらと思うと幸せな気分になります。悲しい物語ではありますが……^_^;

小野かおるさん……存じ上げなかったので検索してみたところ、好みの雰囲気でした。あのようなイメージをお持ちいただけたなんて光栄です。

ご感想ありがとうございました。
[一言]
ひだまり童話館「とろとろな話」、最後は霜月様の作品と決めておりました。これまた何という哀しい話を……。
真火はあざとい作られたツンデレではないですね。科戸は誠実を絵に描いたような男でした。二人ともナイスキャラなだけにせつないです。
霜月様の地の文、繊細で温かくていつも素敵だなと思ってます。こんな童話が書いてみたいなあ。
  • 投稿者: 退会済み
  • 2016年 08月25日 06時35分
管理
お読みくださいまして ありがとうございます。
今回は少しばかり読み応えのあるものを書こうと意気込んだら、こんな哀しい話が書けてしまいました。
おっしゃる通り、真火のツンデレは計算ではないですね。天上においては罪人であり、地上においては無力であるという負い目が、真火を素直になれなくしているのでしょうね。なんだか他人事のように言ってしまいましたが、真火も科戸も珍しく自然に生まれてきたキャラだったので、自分で考えて書いた気がしないのです^^;
地の文をお褒めいただき光栄です。……が。
>こんな童話が書いてみたいなあ。
感情が全く伝わらないのですが! よんさんはどうしてもオチをつけたくなる性のようですしね(*´艸`*) 当然のことながら、あれはフリでもなんでもありませんからねっ!(笑)
ともあれ、ご感想ありがとうございました。
[良い点]
 たいへん興味深く拝読させて頂きましたm(__)m
 まずは真火と科戸という名前が良いですね!霜月さんのことだから何やら意味があるはずと検索してみると、なるほど科戸──罪や汚れを吹き払う風……なるほど勉強になりました。
 真火といえばイメージは若干異なれど災いの前触れとして現れるという件とかリュウグウノツカイなどといった風にも見えました。異質のもの同士の叶わぬ恋物語をベースに、また、そういった跳ね合うもの同士が入り交じった中でこの世の秩序というものは成り立っているのかもなぁ、と大層なことまで考えさせられる物語だったと思います。


P.S. 霜月さんの作品を読んでると時々我が敬愛する手塚治虫先生の短編などを思い出すんですよね。今回など知らず知らず、完全に『火の鳥』あたりの画像タッチに脳内変換されながら読んでいる自分がいましたよ(笑)


お読みくださってありがとうございます。
また名前にもご注目くださって嬉しいです。
そうそう、「科戸の風」という言葉があるんですよね。風の名前はたくさんあって、どれも素敵です。青年には風の名前からつけようと思っていたところ、科戸の風というしっくりくる名称に出会いました。
真火の方は火の異称は見つけられませんでしたが、美称である「真」をつけた火の呼び名が気に入ったのと、真火(まひ)の舞(まひ)という旧仮名遣いでの一致が気に入ってつけました。
火と風はお互いを打ち消しもしますが、逆に激しくもしますよね。ペイザンヌさんがおっしゃるようにこの世の秩序のようなものにまで思いを馳せていましたので、ご感想に驚いています。

手塚治虫先生とは畏れおおくて震えてしまいますが、憧れますね〜。ああ……火の鳥を読みたくなりました。あまりちゃんと読んだことがないんですよね〜。近々入手してみようかと思います。

ご感想をどうもありがとうございました。
[良い点]
読ませていただきました!
なんと、とろとろな話というお題から、このようなせつないお話になるとは、さすがです!

真火という不思議な存在と科戸の交流が可愛らしく、ほのかな恋心のようなものが感じられて素敵でした。
科戸を温めて懸命に助けようとする真火は可愛いですね!
そしてラストの悲しい展開。逃れたくても逃れられない大きな運命が二人を引き裂いてしまいましたね。
真火はその後長いときを科戸を想いながら過ごすのでしょうか。でも科戸も風となって真火を求めているのですね。
とても切ない、素敵なお話でした!
  • 投稿者: 美汐
  • 2016年 08月23日 09時05分
お読みくださってありがとうございます。
とろとろがメインじゃない話になってしまった気もしますが、お褒めいただいたので気付かなかったことにします!(笑)

今回はちょっと大きい子向け童話(児童文学?)を目指してみました。
真火を可愛いとおっしゃっていただけてうれしいです。私もこの子好きです。照れ屋さんで素直じゃないんですよね。そこのところをちゃんとわかっている科戸も気に入っています。
なのにお気に入りキャラを悲しい目にあわせてしまう非情な作者なのでした^^;

お楽しみいただけたなら幸いです。ありがとうございました。
[良い点]
切ない、ファンタジー童話でした。
今よりも少し古い時代にやって来た真火とそれを守ろうとする、科戸。
命の儚さ、そして淡い――いや、激しい恋心を、感じました。
二人?が引き離されたと思ったら、くっついて、ああよかったと思ってからの――
こういう、じれじれドキドキは、霜月さんのお得意分野ですよね!
さすがです。
  • 投稿者: 鈴木りん
  • 男性
  • 2016年 08月22日 21時51分
ほのぼのでも ほっこりでもない、更には童話なのかも少々怪しいものが書けてしまいました……。
そして肝心の「とろとろな話」というには弱いような……?^^;
でもそこそこ納得いくものが書けたような気がします♪

じれじれドキドキって、私、得意なのでしょうか??(笑)
でもお褒めいただけてうれしいです。
ご感想ありがとうございました!
[良い点]
なんて切ない童話なんですかーToT
真火の熱の熱さが、シーンごとに違って感じられるほどに、
引き込まれて夢中で読みました。
どんどん広がるファンタジーの世界の終わりに、人間の一番悪いところが
凝縮されてアッと現れたときに、急に現実に引き戻されたような気がしました。
見事でした。

真火は可愛いですね。単なるツンデレじゃなくて気高くて、
そのくせ時々すごくあったかい。
暗い世界に、希望を灯す明かりのようにすら感じられました。
明かりとぬくもりの真火ちゃん。
切なすぎる終わり方なのに、救われないわけではないところが、
素敵な童話だなあと、涙涙で感じました。
  • 投稿者: marron
  • 2016年 08月22日 19時24分
せつないですよね〜。でもプロローグの文章が思い浮かんでしまったので、必然的にせつない話になってしまいました。それでも救われないわけではないとおっしゃっていただけてよかったです。
どんな結末だろうと出会えたことだけはよかったと思えたらいいですよね。
真火は消えることはありませんから、ずっと想いの炎は燃え続けているのかもしれません。
童話なのかと言うと自信はないのですが、ちょっと背伸びをしたくなるくらいの女の子にとってなら童話となり得るかなぁ……^^;
お読みくださってありがとうございました。
[良い点]
霜月さまの重厚感のある物語に今回も引き込まれてしまいました!
切ない気持ちになりましたが、子どもの頃に読んだ切ない話しってけっこう覚えているので、子どもたちが読んだ時に何を思うかも聞いてみたいです。

いつか真火ちゃんが再び科戸くんに会えることを祈るばかりです(>人<)
  • 投稿者: 鴨カモメ
  • 30歳~39歳 女性
  • 2016年 08月22日 16時32分
お読みくださいましてありがとうございます。
重厚感!? あ、ありました?? 今回は読みごたえのあるお話を書きたかったので、そのようにおっしゃっていただけて嬉しいです。

あー、そうなんですよね~。せつない話って心に残りますよね~。あれってなんなんでしょう。子供の頃はまだ「せつない」という感情をあまり経験していないから印象が強いのかもしれませんね。(と、適当なことを言ってみるw)

真火ちゃんと科戸くんという呼び名がかわいらしくて、かなりツボでした!(笑)

ありがとうございました♪
[良い点]
真火の舞 科戸の風 拝読させていただきました
 ガラス職人科戸と真火の物語楽しませていただきました。途中までは、童話や昔話的な感じですが、最後はまさかの展開で驚きました。
 ガラス職人、風鈴、戦争、ということで東京大空襲あたりを想像しましたが、あの火の一端が真火の悲しみもあったとすれば、二重に悲しさを感じますね。
 また想い合っていながらも、触れることのできない二人の関係は、チューもギュ―もなく、次の企画も意識したものなのかと思いました(^^♪
 楽しませていただきました(^^♪執筆頑張ってください!
お読みくださいましてありがとうございます。
当初は少し大人っぽい少女小説寄りの物語にしようと思っていたのです。小学校高学年から中学生でも楽しめるくらいの。恋を知らない女の子がちょっとだけキュンとしてくれたらいいな~と。
それがなぜか話がデカくなり、涙の物語に……なぜ??(笑)

架空の国と町ですが、時期的にも空襲や終戦を意識したものにはなりました。空襲はやはり私としては横浜大空襲のイメージでしょうか。馬車道のガス灯とか。

次の企画を意識はしていませんよ~(笑) それ以前に書いたものなので♪ 私の中にピュアキュンが溢れちゃっているんですね(* ´艸`)

応援もありがとうございます。
[一言]
え~~~!
冒頭の時点で悲恋の物語であろうことは察しがついていましたが、まさか、こんなスケールの大きなファンタジーになるとは思いもしませんでした。

悲しい。悲し過ぎる!!

でも、大変おもしろかったです(ファニーじゃなくてインタレスティングって意味でね)。

なお、真火のツンデレのモデルは透子さんだと思っています。
素敵な物語をありがとうございました。

  • 投稿者: gojo
  • 2016年 08月22日 10時48分
え~~~!
私もこんなスケールのお話になるとは思っていませんでした。書きあがってびっくりです。
悲しいですよね。なぜかこんなお話しか書けないのですよ。大団円のハッピーエンドが書きたいです……。
でも楽しんでいただけたなら嬉しいです。

真火のツンデレはちょっと行きすぎですよね。もっと素直になればこんなことには……。
って、私がモデル?? なぜかよくツンデレと言われますが自覚はありませんっ!

お読みくださいましてありがとうございました。
1 2 Next >> 
↑ページトップへ