感想一覧
▽感想を書く[良い点]
人と人ならざる者が表裏一体に生活している幻想的な世界。現実離れしている世界観にも関わらず人らしい生活感も漂っていて、とても親しみやすかったです。
また、描写が細かいおかげでイーヴィンとロディの濃密なやり取りがはっきりと思い浮かべることが出来ました。
[一言]
ファンタジーは僕好みのジャンルなだけあって、読んでいて思わず心躍りました。ウンディーネの逸話が出てくる辺り、かなり本格的に練られているんだなと感じましたが、あまね様が神話伝承に精通なされているということでしょうか。
ともあれ、良い作品を読ませていただき、ありがとうございますm(_ _)m
僕が思うに、二人は4回キスしてたように思うのですが、合っているでしょうか?
人と人ならざる者が表裏一体に生活している幻想的な世界。現実離れしている世界観にも関わらず人らしい生活感も漂っていて、とても親しみやすかったです。
また、描写が細かいおかげでイーヴィンとロディの濃密なやり取りがはっきりと思い浮かべることが出来ました。
[一言]
ファンタジーは僕好みのジャンルなだけあって、読んでいて思わず心躍りました。ウンディーネの逸話が出てくる辺り、かなり本格的に練られているんだなと感じましたが、あまね様が神話伝承に精通なされているということでしょうか。
ともあれ、良い作品を読ませていただき、ありがとうございますm(_ _)m
僕が思うに、二人は4回キスしてたように思うのですが、合っているでしょうか?
[良い点]
こちらでは初めまして。セカキスの企画から参りました朝樹と申します。
アイルランドの妖精鐔、あまりというか全然詳しくは知らないので少しの苦手な感じと期待感を持って読ませていただいたのですが、いい意味で裏切られました。
美しい切ないキス。
とても素敵です‼
読ませていただいてありがとうございました。
こちらでは初めまして。セカキスの企画から参りました朝樹と申します。
アイルランドの妖精鐔、あまりというか全然詳しくは知らないので少しの苦手な感じと期待感を持って読ませていただいたのですが、いい意味で裏切られました。
美しい切ないキス。
とても素敵です‼
読ませていただいてありがとうございました。
朝樹 様
お久しぶりです。
まずは3年も前に頂いた感想に、今になって返信をお返しすることご容赦ください。
約2年ぶりに新作を書き、頂いた感想へのお返事をさせていただく心の余裕がやっと生まれた……と言うと言い訳になってしまいますね。
長らくお待たせしてしまい申し訳ございません。
「妖精譚」というもの自体、そもそも日本ではあまり馴染みのないもので、それが「アイルランド」となると、尚更ブラックボックス感が増しますね。
そんな未知数で、期待しつつも朝樹さんの中にある少しの苦手意識を覆せたようで、作者としてもとても嬉しいです!
美しさと切なさと、もひとつおまけに儚さのその先にどういった結末があるのか、読者様各々の考えで読んでほしかったので、朝樹さんにも楽しんでもらえましたらば幸いです。
こちらこそ、読んでいただき、そして感想までいただきありがとうございました!
お久しぶりです。
まずは3年も前に頂いた感想に、今になって返信をお返しすることご容赦ください。
約2年ぶりに新作を書き、頂いた感想へのお返事をさせていただく心の余裕がやっと生まれた……と言うと言い訳になってしまいますね。
長らくお待たせしてしまい申し訳ございません。
「妖精譚」というもの自体、そもそも日本ではあまり馴染みのないもので、それが「アイルランド」となると、尚更ブラックボックス感が増しますね。
そんな未知数で、期待しつつも朝樹さんの中にある少しの苦手意識を覆せたようで、作者としてもとても嬉しいです!
美しさと切なさと、もひとつおまけに儚さのその先にどういった結末があるのか、読者様各々の考えで読んでほしかったので、朝樹さんにも楽しんでもらえましたらば幸いです。
こちらこそ、読んでいただき、そして感想までいただきありがとうございました!
- 待雪天音
- 2019年 06月30日 15時17分
[良い点]
ふりがながいい・・・。これでこそふぁんたじぃ。
『僕は恋を食らう者。言い寄り魔、とも呼ばれるけれど、無粋だから、その呼び方はあまり好きではないな』
この劇的な喋り方も素敵です。ネーミングもですね。読みやすさも抜群で・・・もうどこを褒めていいのかわからねえ!ぜんぶだぜんぶ! という感じです。軽くはあるけど薄くはない文章は万民向けで人をまったく選びません。素晴らしい小説だと思います。
ふりがながいい・・・。これでこそふぁんたじぃ。
『僕は恋を食らう者。言い寄り魔、とも呼ばれるけれど、無粋だから、その呼び方はあまり好きではないな』
この劇的な喋り方も素敵です。ネーミングもですね。読みやすさも抜群で・・・もうどこを褒めていいのかわからねえ!ぜんぶだぜんぶ! という感じです。軽くはあるけど薄くはない文章は万民向けで人をまったく選びません。素晴らしい小説だと思います。
- 投稿者: 退会済み
- 2016年 09月16日 20時58分
管理
時野 みのり 様
こんばんは、この度は拙作のご一読にご感想までありがとうございました。
フリガナは「これカタカナ名詞だけじゃ馴染みが薄すぎてなんのこっちゃになりそうだな」と思った部分に振っております。
こういうファンタジックなフリガナ、いいですよね。私も好きです。
ロディの台詞回しは、普通の人間がやらないようなちょっと芝居がかった軽薄さを敢えて意識して書いたので、気に入ってくださってホッと一息。
実は好き嫌い別れそうだなと戦々恐々してました(苦笑)
全部褒めて頂ける勢いで高く評価して頂けて、ごろんごろんのたうち回るほど嬉しいです、ありがとうございます!
他の方の作品感想を拝見するに、時野様は作品の欠点はビシッと指摘される方のようですので、“素晴らしい”のお言葉に目ん玉飛び出るかと思いました。
クレイジーでアグレッシブなものからきゅんきゅん可愛い変化球まで執筆される時野様からの褒め言葉はご褒美ですね!
- 待雪天音
- 2016年 09月27日 22時08分
[一言]
異類婚姻譚って基本悲恋が多い印象があるんですよね。彼女の場合はどうなんでしょうね?
やはり死別したならそれは悲劇なのでしょうか?
彼女自身の視点で見ればハッピーエンドになるのか?
二人の視点と第三者の視点で物語はハッピーともバッドとも取れる展開。こういう物語の結末で色々考えられる作品は好きです。
異類婚姻譚って基本悲恋が多い印象があるんですよね。彼女の場合はどうなんでしょうね?
やはり死別したならそれは悲劇なのでしょうか?
彼女自身の視点で見ればハッピーエンドになるのか?
二人の視点と第三者の視点で物語はハッピーともバッドとも取れる展開。こういう物語の結末で色々考えられる作品は好きです。
- 投稿者: 退会済み
- 2016年 09月15日 23時28分
管理
毒肝二兎 様
先日は読了ツイートありがとうございました。
改めまして、こちらでは初めまして。
言われてみれば確かに、和洋問わず異類婚姻譚は悲恋が多いですね。
異類婚姻譚に多いパターンが「禁忌を犯す」せいやもしれません。
「夜が明けたら」にはタブー的な象徴はあまり見当たりませんが、敢えて言うなら「恋をしたことそのものが禁忌」なのでしょうか。
“二人の視点と第三者の視点で物語はハッピーともバッドとも取れる展開”。
この作品は、まさしくそこを読み手様に考えながら読んでほしくて書いた作品でもあります。物語の外を、と言うべきでしょうか。
物語の結末も幾つか想像できるように、また、文字に起こしていない主人公たちの心情を想像して頂けるように(けれど物語としてきちんと完結しているように)執筆したものですので、こういった結末を好きと言って頂けて嬉しいです。
ぜひ欄外の物語を想像して、余韻を楽しんで頂けましたら作者冥利に尽きます。
ご一読ありがとうございました!
- 待雪天音
- 2016年 09月27日 21時48分
[良い点]
すごい作品ですね。
唄うような台詞回しと地の文で、歌物語を見聞きしているような印象でした。そのうちに戯曲、という言葉が文中に現れ、なるほどーー戯曲かーー。と妙に納得してしまいました。
『そろそろ、限界なのかもしれない。彼が彼のまま、私が私のままで、こうして何の目的もなく逢瀬を重ね続けることは』この一文には、これまでの一切をリスタートするような威力がありました。
伏線の回収や、心理描写も含め、完成度がものすごく高いです。
まるで音符をなぞるような文章がきれいでした。
[気になる点]
悪いところは、ありません。
ないです。
すごい作品ですね。
唄うような台詞回しと地の文で、歌物語を見聞きしているような印象でした。そのうちに戯曲、という言葉が文中に現れ、なるほどーー戯曲かーー。と妙に納得してしまいました。
『そろそろ、限界なのかもしれない。彼が彼のまま、私が私のままで、こうして何の目的もなく逢瀬を重ね続けることは』この一文には、これまでの一切をリスタートするような威力がありました。
伏線の回収や、心理描写も含め、完成度がものすごく高いです。
まるで音符をなぞるような文章がきれいでした。
[気になる点]
悪いところは、ありません。
ないです。
- 投稿者: 退会済み
- 2016年 09月14日 18時59分
管理
うみのまぐろ 様
こちらでは初めまして。
開口一番のお褒めの言葉ありがとうございます!
良くも悪くも綺麗な言葉を取り入れがちなので、“歌物語を見聞きしているよう”と評されて、こちらこそ「なるほど」と思ってしまいました。
戯曲のエピソードは全くの偶然だったのですが、自分の文とこの物語、“戯曲”のワードは相性が良かったのでしょうね。
「そろそろ、限界なのかもしれない」から始まる一文ですが、まぐろ様が仰るように、ある種の心理的な切り替えを意識して書いていたので、この文に注目して頂けて嬉しかったです(^^)
10000文字という短い文字数の中で完結させるにあたり、無理のない心理描写は妖精の知識と並んで一番気を使った部分でした。
自分の書きたかったもの、力を入れた部分を高く評価してくださってありがとうございました。
- 待雪天音
- 2016年 09月27日 21時23分
[一言]
アイルランド! 妖精!
あまりに大好きな(詳しくはありませんが、大変興味のある)キーワードが出てきたため、かっしり&しっとりな作風にも関わらず、ノリノリで読ませていただきました。
描かれている情景や心情は柔らかなところも多いのに、どこか日本的ではなくて、翻訳された小説のような程よい品のある硬さが感じられて、独特の味わいを噛み締めることができました。
神出鬼没な妖精の彼は、案外人間的な雰囲気もあるのですが、彼女の心の中にある弱みというか、どこか冷たく凍りついてしまっている何かの象徴のようにも感じられました。
一応、友達もいて、生活も普通にそこにあったのに、このようなラストを迎えるだなんて……。妖精なんて関係なく、恋って、それ自体が魔法なのかな?とも思いました。
どれも綺麗で、切ないキス。ご馳走様でした。
アイルランド! 妖精!
あまりに大好きな(詳しくはありませんが、大変興味のある)キーワードが出てきたため、かっしり&しっとりな作風にも関わらず、ノリノリで読ませていただきました。
描かれている情景や心情は柔らかなところも多いのに、どこか日本的ではなくて、翻訳された小説のような程よい品のある硬さが感じられて、独特の味わいを噛み締めることができました。
神出鬼没な妖精の彼は、案外人間的な雰囲気もあるのですが、彼女の心の中にある弱みというか、どこか冷たく凍りついてしまっている何かの象徴のようにも感じられました。
一応、友達もいて、生活も普通にそこにあったのに、このようなラストを迎えるだなんて……。妖精なんて関係なく、恋って、それ自体が魔法なのかな?とも思いました。
どれも綺麗で、切ないキス。ご馳走様でした。
- 投稿者: 退会済み
- 女性
- 2016年 09月12日 23時13分
管理
谷崎みか 様
先日はTwitterでお世話になりました!
アイルランドや妖精のキーワードがお好きとのことで、楽しんでいただけましたら妖精好きとしても万々歳です。
元々、海外文学や海外児童文学が好きなもので、訳書のような作風も無意識に好みが滲んでいるのかもしれません(笑)
情景描写も負けず劣らず、異国の風を感じられるものになっていれば嬉しいです(*^^*)
「彼は、人間的な雰囲気もあるが、彼女の心の中にある弱みや冷たく凍りついた何かの象徴のようにも…」
このご意見、ロディに関してそういった見方もあるのね、と目から鱗な反面、イーヴィンの中の繊細な部分については、似たような雰囲気を想定しながら書いていたので読み取って頂けたようでびっくりしました。
静かに周りを俯瞰している女の子の、頑なな心を良くも悪くも動かすほどの力を持ったものが恋なのでしょう。
分別を忘れさせる恐ろしいものでもあり、それひとつでどこまでも情動的になれる凄いものでもあり。
「恋ってそれ自体が魔法なのかな?」と仰られている通り、人が無意識に使ってしまう特別な魔法なのかもしれませんね。
谷崎様が作中に盛り込まれた全てのキスシーンを見つけられたことを願って。
改めまして、女性的視点から頂ける貴重なご感想ありがとうございました!お粗末様です!
先日はTwitterでお世話になりました!
アイルランドや妖精のキーワードがお好きとのことで、楽しんでいただけましたら妖精好きとしても万々歳です。
元々、海外文学や海外児童文学が好きなもので、訳書のような作風も無意識に好みが滲んでいるのかもしれません(笑)
情景描写も負けず劣らず、異国の風を感じられるものになっていれば嬉しいです(*^^*)
「彼は、人間的な雰囲気もあるが、彼女の心の中にある弱みや冷たく凍りついた何かの象徴のようにも…」
このご意見、ロディに関してそういった見方もあるのね、と目から鱗な反面、イーヴィンの中の繊細な部分については、似たような雰囲気を想定しながら書いていたので読み取って頂けたようでびっくりしました。
静かに周りを俯瞰している女の子の、頑なな心を良くも悪くも動かすほどの力を持ったものが恋なのでしょう。
分別を忘れさせる恐ろしいものでもあり、それひとつでどこまでも情動的になれる凄いものでもあり。
「恋ってそれ自体が魔法なのかな?」と仰られている通り、人が無意識に使ってしまう特別な魔法なのかもしれませんね。
谷崎様が作中に盛り込まれた全てのキスシーンを見つけられたことを願って。
改めまして、女性的視点から頂ける貴重なご感想ありがとうございました!お粗末様です!
- 待雪天音
- 2016年 09月15日 23時44分
[良い点]
耽美になり過ぎず、装飾過多に走らず、それなのにしっとり、淡々と美しい文章。
アイルランドを初めとしたケルト文化には多少興味があるものの、妖精についてはほぼ無知な私。ですが、導入部、その後の二人の会話を通じて、ロディがどの様な存在なのかが自然と頭に入っていた。説明調ではないのに、です。この手腕、瞠目せずにはいられない。
そして、このパターンのキスはこれまでの「セカキス」企画にないもの。最後まで本心を明かさない男。それでも良いと男の存在そのものを受け入れる女。
もちろん、企画参加が後発になればなるほど難しくなってくるのですが、「ノベル」である以上はやはり書くからには何か「新しい」要素がないと。その点を軽々とクリアしつつ、この質感。素晴らしい、の一言に尽きます。
[気になる点]
強いて言うならば、この雰囲気について行けずにポカーンとなる読者さんが、少なからずいるんじゃないかなと。
主人公は民俗学を専攻する女子大学生。恋の相手は正体の定かでない妖精。
この時点でフワフワと足の着かない浮世離れした物語になりそうなところを、巧みにしっとりとまとめてます。
が、言葉遊びの様な謎の掛け合いをフォローし、随所に盛り込まれた妖精の伝承や祖母のエピソードなど、全てをキャッシュに蓄積しながら最後のキスシーンを愉しめる読者、となると。
「それが悪い」とか「もっと噛み砕いてわかりやすく」と言いたい訳ではありません。この雰囲気あっての物語ですから。
ただ、たくさんの人に読んでもらえたら、もっと評価されるだろうに、という勿体無い感を覚えました。
[一言]
「セカキス」企画参加者の有月 晃(ウヅキ コウ)です。
いつもツイッターでは相手してくれて有り難うございます。読了から日数が経ってしまいましたが、ようやくご感想らしき物を書くことが出来ました。
さてさて。
御作を読了しまして、全ての女性にとって、男とはこういう存在なのかも、と思ってしまいました。
誤解を恐れずに申しますと。
出会って気が付くと若さを奪われ、子供を生まされ、妻、母としての役割をこなすうちに月日が経ってしまい。子供達が自立する頃には、他の男に振り向かれることもなくなり、それでも幸せだと微笑んでくれる……
ちょっと書き方が被害妄想的、一面的、個人差ガン無視。こんなパターンばかりではもちろんありませんが。
命とはすなわち時間なわけですし、その始まり(にして、終わり)の儀式、象徴にキスを位置付けた。「セカキス」企画あってのこの短編なのか、この短編があらかじめ存在していて、そこに偶然企画の趣旨が合致したのか。
いずれにせよ、賞賛の言葉を贈らずにはいられません。静かな、しかしハッピーエンド、バッドエンドのどちらでもなく、味わい深い読後感をもたらしてくれる素晴らしい掌編です。
耽美になり過ぎず、装飾過多に走らず、それなのにしっとり、淡々と美しい文章。
アイルランドを初めとしたケルト文化には多少興味があるものの、妖精についてはほぼ無知な私。ですが、導入部、その後の二人の会話を通じて、ロディがどの様な存在なのかが自然と頭に入っていた。説明調ではないのに、です。この手腕、瞠目せずにはいられない。
そして、このパターンのキスはこれまでの「セカキス」企画にないもの。最後まで本心を明かさない男。それでも良いと男の存在そのものを受け入れる女。
もちろん、企画参加が後発になればなるほど難しくなってくるのですが、「ノベル」である以上はやはり書くからには何か「新しい」要素がないと。その点を軽々とクリアしつつ、この質感。素晴らしい、の一言に尽きます。
[気になる点]
強いて言うならば、この雰囲気について行けずにポカーンとなる読者さんが、少なからずいるんじゃないかなと。
主人公は民俗学を専攻する女子大学生。恋の相手は正体の定かでない妖精。
この時点でフワフワと足の着かない浮世離れした物語になりそうなところを、巧みにしっとりとまとめてます。
が、言葉遊びの様な謎の掛け合いをフォローし、随所に盛り込まれた妖精の伝承や祖母のエピソードなど、全てをキャッシュに蓄積しながら最後のキスシーンを愉しめる読者、となると。
「それが悪い」とか「もっと噛み砕いてわかりやすく」と言いたい訳ではありません。この雰囲気あっての物語ですから。
ただ、たくさんの人に読んでもらえたら、もっと評価されるだろうに、という勿体無い感を覚えました。
[一言]
「セカキス」企画参加者の有月 晃(ウヅキ コウ)です。
いつもツイッターでは相手してくれて有り難うございます。読了から日数が経ってしまいましたが、ようやくご感想らしき物を書くことが出来ました。
さてさて。
御作を読了しまして、全ての女性にとって、男とはこういう存在なのかも、と思ってしまいました。
誤解を恐れずに申しますと。
出会って気が付くと若さを奪われ、子供を生まされ、妻、母としての役割をこなすうちに月日が経ってしまい。子供達が自立する頃には、他の男に振り向かれることもなくなり、それでも幸せだと微笑んでくれる……
ちょっと書き方が被害妄想的、一面的、個人差ガン無視。こんなパターンばかりではもちろんありませんが。
命とはすなわち時間なわけですし、その始まり(にして、終わり)の儀式、象徴にキスを位置付けた。「セカキス」企画あってのこの短編なのか、この短編があらかじめ存在していて、そこに偶然企画の趣旨が合致したのか。
いずれにせよ、賞賛の言葉を贈らずにはいられません。静かな、しかしハッピーエンド、バッドエンドのどちらでもなく、味わい深い読後感をもたらしてくれる素晴らしい掌編です。
有月 晃 様
こちらこそ、Twitterではいつもお世話になっております。
しっかりと読み込まれての、ぎっしり詰まったご感想、本当にありがとうございました!
常に美しすぎない美しい文章が書きたい、と思っている自分にとって、とても嬉しいお言葉ありがとうございます。
長編だと装飾過多になりがちなので、今回の短編企画でだいぶ文章を削ぎ落とせたような気がします。
妖精の知識をできるだけ分かりやすくコンパクトに(でも資料に基づいて正確に)短編作中に盛り込むにはどうすればいいか、ここが一、二を争う難しい部分だったので、設定に助けられつつ上手くクリアできたようで安心しました(^^;)
もっとも、やはりマニアックな部分もちらほらなので、ご指摘の通り読者を選びそうですが…(苦笑)
ただ、有月さんの仰るように、この雰囲気あっての物語、そしてこの設定あってのキャラの性格付けや台詞回しですので、どれかが欠けても成り立たないのがもどかしいところですね。
万人に愛される人が居ないように、万人に愛される作品も無いので、如何に気に入ってくださる方に読んで頂けるか、愛して頂ける作品か、が課題かなとご指摘で気付かされました。
ネタが被ったらどうしよう、とか、先遣隊に似た作品になったら…とか、参加人数が多いほど不安になる部分なんですよね。
斯く言う自分も迷った末に「じゃあいっそ自分の好みど真ん中を突っ切っちゃおう」と“妖精物語”、“シリアス”、“ロマンチック”の得意分野で切り込んでみました。
目論見は概ね成功していたようで、今になって胸を撫で下ろしております。
ところで有月さんの「全ての女性にとって」の持論、なるほど一理あるなと納得させられました。
確かに全員が全員ではないと思いますが、「家庭に入れば女は自由なんて有って無いようなもの」とも言われますし、どれだけ男を受け入れて寄り添えるか…と言うと、この物語にも見出だせるものがありますね。
この作品はあとがきに書いた通りオリジナルの元ネタ(小説ではないです)が存在しますが、設定の要素要素を拝借したものなので、人物の見た目や思想は少しずつ違いますし、どちらかと言うと「この企画あってのこの作品」の方が正しいかもしれません。
今回企画にお誘いされなければこの作品を書くことも読んでいただくこともなかったと思うと…いやはや、縁とは面白いものですね。
お返事が長々となってしまってすみません。
改めまして、沢山の称賛のお言葉とご指摘ありがとうございました。
お心の片隅に留めて頂ける物語になっていましたらば幸いです。
こちらこそ、Twitterではいつもお世話になっております。
しっかりと読み込まれての、ぎっしり詰まったご感想、本当にありがとうございました!
常に美しすぎない美しい文章が書きたい、と思っている自分にとって、とても嬉しいお言葉ありがとうございます。
長編だと装飾過多になりがちなので、今回の短編企画でだいぶ文章を削ぎ落とせたような気がします。
妖精の知識をできるだけ分かりやすくコンパクトに(でも資料に基づいて正確に)短編作中に盛り込むにはどうすればいいか、ここが一、二を争う難しい部分だったので、設定に助けられつつ上手くクリアできたようで安心しました(^^;)
もっとも、やはりマニアックな部分もちらほらなので、ご指摘の通り読者を選びそうですが…(苦笑)
ただ、有月さんの仰るように、この雰囲気あっての物語、そしてこの設定あってのキャラの性格付けや台詞回しですので、どれかが欠けても成り立たないのがもどかしいところですね。
万人に愛される人が居ないように、万人に愛される作品も無いので、如何に気に入ってくださる方に読んで頂けるか、愛して頂ける作品か、が課題かなとご指摘で気付かされました。
ネタが被ったらどうしよう、とか、先遣隊に似た作品になったら…とか、参加人数が多いほど不安になる部分なんですよね。
斯く言う自分も迷った末に「じゃあいっそ自分の好みど真ん中を突っ切っちゃおう」と“妖精物語”、“シリアス”、“ロマンチック”の得意分野で切り込んでみました。
目論見は概ね成功していたようで、今になって胸を撫で下ろしております。
ところで有月さんの「全ての女性にとって」の持論、なるほど一理あるなと納得させられました。
確かに全員が全員ではないと思いますが、「家庭に入れば女は自由なんて有って無いようなもの」とも言われますし、どれだけ男を受け入れて寄り添えるか…と言うと、この物語にも見出だせるものがありますね。
この作品はあとがきに書いた通りオリジナルの元ネタ(小説ではないです)が存在しますが、設定の要素要素を拝借したものなので、人物の見た目や思想は少しずつ違いますし、どちらかと言うと「この企画あってのこの作品」の方が正しいかもしれません。
今回企画にお誘いされなければこの作品を書くことも読んでいただくこともなかったと思うと…いやはや、縁とは面白いものですね。
お返事が長々となってしまってすみません。
改めまして、沢山の称賛のお言葉とご指摘ありがとうございました。
お心の片隅に留めて頂ける物語になっていましたらば幸いです。
- 待雪天音
- 2016年 09月15日 23時13分
[良い点]
天に蓋をするような分厚い雲の下で、しっとり霧が流れるような雰囲気もステキです。
言語としての言葉は通じるし、お互いに愚かではないのに、決して理解しあえないもどかしさ。
ロディの異質な存在感が、堕ちた神々の雰囲気を色濃く残した「伝承の妖精」の姿をくっきりと描き出していて、おぉ……と感嘆しました。
成就すれば、破滅しかない。絶対に愛してはいけない相手との禁断の恋……
悲劇的でロマンチックな設定ですが、感傷的になり過ぎず、主人公の葛藤と、気持ちを自覚して受け入れて、決断に至るまでの緻密な心理描写が素晴らしいです。
恋してはいけないのに、無関心ではいられない。
イーヴィンさんは「研究の為」と思い込もうとしていますが、最初から術中にハマっているような、そうでもないような……
ケルトの伝承と現代の学生が、研究とひいおばあちゃんの昔語りで無理なく繋がり、暮らしの一部として溶け合って、作品の空気を醸成しているのが見事だと思いました。
資料を生のままでなく、きちんと読み込んで自分の一部にしたからこそ、書けた作品なんだろうなと思いました。
天に蓋をするような分厚い雲の下で、しっとり霧が流れるような雰囲気もステキです。
言語としての言葉は通じるし、お互いに愚かではないのに、決して理解しあえないもどかしさ。
ロディの異質な存在感が、堕ちた神々の雰囲気を色濃く残した「伝承の妖精」の姿をくっきりと描き出していて、おぉ……と感嘆しました。
成就すれば、破滅しかない。絶対に愛してはいけない相手との禁断の恋……
悲劇的でロマンチックな設定ですが、感傷的になり過ぎず、主人公の葛藤と、気持ちを自覚して受け入れて、決断に至るまでの緻密な心理描写が素晴らしいです。
恋してはいけないのに、無関心ではいられない。
イーヴィンさんは「研究の為」と思い込もうとしていますが、最初から術中にハマっているような、そうでもないような……
ケルトの伝承と現代の学生が、研究とひいおばあちゃんの昔語りで無理なく繋がり、暮らしの一部として溶け合って、作品の空気を醸成しているのが見事だと思いました。
資料を生のままでなく、きちんと読み込んで自分の一部にしたからこそ、書けた作品なんだろうなと思いました。
髙津 央 様
詩的な評価を頂いて恐縮です。
改めまして、ご感想ありがとうございました。
素敵な作品を書かれる髙津様に素敵と言って頂ける雰囲気を出せているようで嬉し恥ずかしな心境です。
ケルト伝承はこれまた結構中身が濃いのでお勉強中ですが、少しでも古き幻想の残り香を感じて頂けたらば作者としても万々歳。
その中にじわりじわりと現実味を流し込むのは中々に難しいですね。
感傷、葛藤、自覚から決断に至るプロセスは、短編に納めるに丁度いい長さを意識して書いたので、成功していたようでホッとしました(´▽`;)
恋というものは、「恋してはいけない」「恋したくない」と思ってしまった時点で、実はもう手遅れなのでしょうね。
興味がどこまで肥大化するかにもよりますが、彼ら彼女らの場合は気付かない内に振り切れてたようです。
現代に甦るケルト伝承…と言うと大袈裟ですが、現代を舞台に妖精博士や数々の妖精ネタを投入する試みは冒険半分な心地でしたが、楽しんで頂けたようでしたら感無量です!
詩的な評価を頂いて恐縮です。
改めまして、ご感想ありがとうございました。
素敵な作品を書かれる髙津様に素敵と言って頂ける雰囲気を出せているようで嬉し恥ずかしな心境です。
ケルト伝承はこれまた結構中身が濃いのでお勉強中ですが、少しでも古き幻想の残り香を感じて頂けたらば作者としても万々歳。
その中にじわりじわりと現実味を流し込むのは中々に難しいですね。
感傷、葛藤、自覚から決断に至るプロセスは、短編に納めるに丁度いい長さを意識して書いたので、成功していたようでホッとしました(´▽`;)
恋というものは、「恋してはいけない」「恋したくない」と思ってしまった時点で、実はもう手遅れなのでしょうね。
興味がどこまで肥大化するかにもよりますが、彼ら彼女らの場合は気付かない内に振り切れてたようです。
現代に甦るケルト伝承…と言うと大袈裟ですが、現代を舞台に妖精博士や数々の妖精ネタを投入する試みは冒険半分な心地でしたが、楽しんで頂けたようでしたら感無量です!
- 待雪天音
- 2016年 09月14日 22時16分
[一言]
あ、どーも。
こちらでは初めまして。夕凪もぐらです。
おおお、と、思わず唸った美しい描写。
前から薄々思っていたのですが、あまねさん一体何者なんですか。事細かにスケッチされた現実世界と妖精に関する伝承。
文字数が足りないと仰っていたので、どこが足りないのか考えながら読んでいたのですが、たぶん中途半端になるのを、あまねさんの美学が許せなかったのだと思う。
同じストーリーを僕が書いたら文字数絶対余る(悪い意味で)
それくらいしっかりした文章とディテールでした。
さて肝心の物語。自称小説家になろうの妖精夕凪もぐらな僕ですが、実は妖精に全く詳しくありませんので、少し調べました。
様々な所説をサンプルに設定を練られたようですね。フランスの戯曲家ジャン・ジロドゥも実在の人物で、主人公だけではなく、作者様自身が妖精博士か! と思うくらい。それを巧く上手く物語に違和感なく溶けこませる技術がちょっと常軌を逸するくらい凄いかな。
そもそもこういう妖精さんが観えちゃう系の女の子って、作者が可愛く描いているつもりでも、中々可愛らしくみえない。イタく見えることがある。でもイーヴィンはキチンと可愛い。美人な設定は一切ないが、なんだろう? あくまで等身大の女子で、妖精好きのオタク女子ではなく、一人の恋に落ちていく女の子に見えた。書くのが難しい主人公だけれど、作中の言葉を借りるなら分別のつく人物だった。
読者は多少選ぶと思います。
まあどちらかと言えば女性向けだと思う。女性から見ても気障なロディは、男性からしたら必要以上に距離を感じてしまうかもしれない。
また、女性だとしても、もう少し軽いタッチのものが好きな方も多い筈だ。
しかし、僕はこの作者がこだわり抜いた世界観が好きだし、評価する方も少なくないと思う。
以上、感想でした。
あんまし否定的な意見が言えなくてすいません。
しかしわたしが倒れても、第二第三のもぐらが、必ずこの作品の粗を見つけてドヤ顏してくれると信じて。
あ、どーも。
こちらでは初めまして。夕凪もぐらです。
おおお、と、思わず唸った美しい描写。
前から薄々思っていたのですが、あまねさん一体何者なんですか。事細かにスケッチされた現実世界と妖精に関する伝承。
文字数が足りないと仰っていたので、どこが足りないのか考えながら読んでいたのですが、たぶん中途半端になるのを、あまねさんの美学が許せなかったのだと思う。
同じストーリーを僕が書いたら文字数絶対余る(悪い意味で)
それくらいしっかりした文章とディテールでした。
さて肝心の物語。自称小説家になろうの妖精夕凪もぐらな僕ですが、実は妖精に全く詳しくありませんので、少し調べました。
様々な所説をサンプルに設定を練られたようですね。フランスの戯曲家ジャン・ジロドゥも実在の人物で、主人公だけではなく、作者様自身が妖精博士か! と思うくらい。それを巧く上手く物語に違和感なく溶けこませる技術がちょっと常軌を逸するくらい凄いかな。
そもそもこういう妖精さんが観えちゃう系の女の子って、作者が可愛く描いているつもりでも、中々可愛らしくみえない。イタく見えることがある。でもイーヴィンはキチンと可愛い。美人な設定は一切ないが、なんだろう? あくまで等身大の女子で、妖精好きのオタク女子ではなく、一人の恋に落ちていく女の子に見えた。書くのが難しい主人公だけれど、作中の言葉を借りるなら分別のつく人物だった。
読者は多少選ぶと思います。
まあどちらかと言えば女性向けだと思う。女性から見ても気障なロディは、男性からしたら必要以上に距離を感じてしまうかもしれない。
また、女性だとしても、もう少し軽いタッチのものが好きな方も多い筈だ。
しかし、僕はこの作者がこだわり抜いた世界観が好きだし、評価する方も少なくないと思う。
以上、感想でした。
あんまし否定的な意見が言えなくてすいません。
しかしわたしが倒れても、第二第三のもぐらが、必ずこの作品の粗を見つけてドヤ顏してくれると信じて。
もぐ様
こちらではお初です、あちらではいつもお世話になってます。
何者かと問われると、ただの辺境字書きとしか言えない世知辛さでありますが…情景描写は、舞台がアイルランドということで、古き良き西洋の草いきれと町並みを書き綴るのに力を入れました。
文字数に関しては、「無くても差し支えないけどあった方が世界観をより深く楽しめる」だろう文を全て削ったので、その部分ですね(^^;)
美学なんて崇高なものではないですが、せっかく書いた個人的に気に入ってる部分を、できれば読んでほしかっただけなのです。
物語の肝の妖精伝承や民話。
これ系統のネタが個人的に大好きなもので、ちょっとマニア向けな書籍などで一時期めちゃくちゃ調べまくったことがありまして。
言い伝えや何かの語られない部分をいいように解釈して創作に落とし込むのが趣味なもので、もぐさんを唸らせられたなら感無量です。
それからイーヴィンの人物像についての講評。
こういう淡々とした(中に情動を含んでる)主人公って、賛否別れそうだなと思ってただけに、受け入れてもらえたようで良かったです。
実は彼女、作者的には特別可愛く書こうと思ったわけではないんですね。
本当にもぐさんの仰る通り、あくまでも「等身大の恋に落ちていく女の子」が書きたくて。
「人に見えないものが見える」以外は「普通」の子で、「人に見えないものが見える」ことも、彼女にとっては「普通」のことで。
でも「自分の普通」と「周りの普通」には齟齬があることをきちんと理解している。
その上で考えて、行動する女の子が書けていればいいなと思います。
読者層は、ええ、はい、ガッツリ女性向けを想定して書いてました。
元々自分が少女小説で育った世代なので、作風から女性向けで。ロディの気障な部分も少女小説ならではかな、と思いつつ、最近の少女小説のような萌えに偏ったものにしたくなくて、しっとり感は意識しました。
妖精さんだからロディの気障さも多少緩和されるかなと思ったんですが、そこは甘かったですね…(笑)
いずれにせよ、確かにこだわり抜いたこの世界観。
好きになって頂けて本望です。ありがとうございます!
…と、お返事が長々となってしまい、すみません。
改めまして、投稿後さっそくの感想批評ありがとうございました。
なんだか、ほぼ誉め殺しの感想で有り難いやら恐縮やら。
しっかり読み込んで頂けたようで、作者としても嬉しい限りです!
こちらではお初です、あちらではいつもお世話になってます。
何者かと問われると、ただの辺境字書きとしか言えない世知辛さでありますが…情景描写は、舞台がアイルランドということで、古き良き西洋の草いきれと町並みを書き綴るのに力を入れました。
文字数に関しては、「無くても差し支えないけどあった方が世界観をより深く楽しめる」だろう文を全て削ったので、その部分ですね(^^;)
美学なんて崇高なものではないですが、せっかく書いた個人的に気に入ってる部分を、できれば読んでほしかっただけなのです。
物語の肝の妖精伝承や民話。
これ系統のネタが個人的に大好きなもので、ちょっとマニア向けな書籍などで一時期めちゃくちゃ調べまくったことがありまして。
言い伝えや何かの語られない部分をいいように解釈して創作に落とし込むのが趣味なもので、もぐさんを唸らせられたなら感無量です。
それからイーヴィンの人物像についての講評。
こういう淡々とした(中に情動を含んでる)主人公って、賛否別れそうだなと思ってただけに、受け入れてもらえたようで良かったです。
実は彼女、作者的には特別可愛く書こうと思ったわけではないんですね。
本当にもぐさんの仰る通り、あくまでも「等身大の恋に落ちていく女の子」が書きたくて。
「人に見えないものが見える」以外は「普通」の子で、「人に見えないものが見える」ことも、彼女にとっては「普通」のことで。
でも「自分の普通」と「周りの普通」には齟齬があることをきちんと理解している。
その上で考えて、行動する女の子が書けていればいいなと思います。
読者層は、ええ、はい、ガッツリ女性向けを想定して書いてました。
元々自分が少女小説で育った世代なので、作風から女性向けで。ロディの気障な部分も少女小説ならではかな、と思いつつ、最近の少女小説のような萌えに偏ったものにしたくなくて、しっとり感は意識しました。
妖精さんだからロディの気障さも多少緩和されるかなと思ったんですが、そこは甘かったですね…(笑)
いずれにせよ、確かにこだわり抜いたこの世界観。
好きになって頂けて本望です。ありがとうございます!
…と、お返事が長々となってしまい、すみません。
改めまして、投稿後さっそくの感想批評ありがとうございました。
なんだか、ほぼ誉め殺しの感想で有り難いやら恐縮やら。
しっかり読み込んで頂けたようで、作者としても嬉しい限りです!
- 待雪天音
- 2016年 09月14日 21時53分
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