エピソード229の感想一覧

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[良い点]
ここで一旦止まっているようなので感想を書かせていただきます。
転生知識の内政ものから始まって着々と開拓するフェーズからお約束の学園編に入り、その後はギャグ寄りのラブコメに急展開しているのが特徴です。
多分作者さんはこのコメディ強めのラブコメこそ書きたいものなんだと伝わりますが、真面目な内政+戦争物とラブコメの食い合わせが悪すぎて別の作品みたいになっています。
男キャラの中には命を賭して国の未来を憂いたり、内乱起こして王を目指す貴族がいたりとそれぞれ奮闘している一方で、ヒロインたちは主人公を落とそうとワイワイ楽しくやっていて、これはどう読めばいいのか分からず混乱します。同じ作品の同じ時間軸で温度差が激しすぎて別の作品のようです。
しかも主人公も生き死に掛かった状況で、領地の未来も掛かっている差し迫った状況下で恋愛に答えを出すのが最優先だ!みたいに謎の恋愛脳になって驚きます。いやいやそこは恋愛より現実の対応を最優先しようよと。
確かにその理由もさらっと書かれてはいるのですが納得は出来ず、生き死によりもラブコメなのかというのが率直な感想です。
その後は再びシリアスな戦争フェーズにコースインするのですが、ラブコメの寄り道というかコースアウトが大きすぎて急にシリアスになられても、、、とやはり読むのが難しくなります。
ただシリアスな内政+戦争フェーズは単体で見れば面白いので、どうしても書きたいラブコメだけ外伝とか別作品に分離すれば分かりやすくなると思いました。

権力争いや戦争で普通に人が死ぬ世界観でギャグ成分強めのラブコメは混ぜるのが難しいのと、一度コメディに振ってしまったらシリアスに戻してもまたお馬鹿なコメディになるんだろうなと身構えてしまって没入できなくなります。

内政もので急成長後に戦争フェーズに突入するか、領地の前提はさらりと説明して最初から最後まで学園でのラブコメにするか、シリアスかラブコメかどちらかに寄せてくれれば内政の方の作品だけ読みたいと思いました。

[良い点]
コミカライズ版購入して、続きが気になり、
こちらに辿り着きました。
続きを楽しみにしております。
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