感想一覧

[良い点]
・レイ先生がシャノンにかけた呪いがわかった
・登場人物の心情が分かりやすかった
・エンディングのその後がわかった
・ほほえましい
[一言]
ムーン版との比較として読んでみました。
おすすめの通りに読んでみたら、ムーン版でいまいち理解できなかった呪いのことや、結婚式のその後が解決してよかったです。
一度、不幸な結末を受け入れざるを得なくなると少しの希望が耐えなれなくなってしまう…そのような心情はとてもよく理解できます。
だからシャノンが特別悲観的だとは思えません。
でもそのシャノンがハッピーエンドを迎えられて嬉しいです。
ありがとうございました(*^^*)

[良い点]
とっても面白く読ませていただきました！
レイ先生とドミニクの、シャノンの後ろ向きな考えに対しての厳しい言葉も確かに納得できるし、シャノンの過去を知ったら、普通に他者と交流できて笑えるシャノンすごいと思ったり…
二人が幸せになって良かったなぁと思いました。
[気になる点]
１つだけ、度胸試しで呪いをもらってきて、シャノンに移すことになった弟くんの、気持ちとかその後とかがあったら、もっと全てすっきりして終われたかなと個人的に思いました。

[良い点]
プロローグを読んだ時は、呪いを主にうつして逃げるのか…。という解釈をしていたのですが。
レイ先生に呪いがうつされた時点で、あぁそうじゃなかったんだなと分かり、最後プロローグと繋がったときは、なんというか、震えました。
三つのお話の中でこのお話が1番好きです。

[良い点]
ツンデレ先生可愛いですね
これは良い物。恋愛作品で一番好きかも。

一般的に、男性作者はヒロインを美化し、女性作者はヒーローを美化しまくるため、野郎に女性向け恋愛作品を勧めると「キラキラしてて無理」と言われるんですが、この作品はいい塩梅で自信を持って勧めたいものです。身近になろう読者が居ないんですけどね。
描写が精緻なので漫画化でもしてくれればいいのに。
[気になる点]
誤字脱字、意味合いは見えるし意識持ってかれるような面白誤字はないので私は気にしませんが、それで去る人も居るらしいです。
[一言]
技術も知識もロクに知らない素人の意見で、一言というか独り言みたいなものですが

途中から1話ずつの投下になってますが、序盤に5話とかどかーんとあると、読むのにちょっと気合いがいるので後回しになったり敬遠されがちと他所で聞きました。
章ごとに綺麗に纏まっての投稿は有難いですが、区切りが良すぎて「引き」が弱く、次回が気になってハラハラしないという事になるような。
それと描写が丁寧な反面、話の進行速度が遅くなっているように見えます。どれも同時に長所でもあるんですけどね。

[良い点]
とても丁寧に書かれた物語で、最後まで引き込まれるように読めました。ウィルフレッド先生たら、意外と甘々になっちゃって……！
後半はニヤニヤでした。
辛い過去を持つ、シャノンちゃんの苦悩もしっかりとかかれているのも良かったです。
プロローグと繋がる瞬間はおお！となって、構成にもこだわりを感じました！
とっても面白かったです！
[一言]
遅ればせながら、完結おめでとうございます！

とても安定した文章、構成で、上手いなぁと！
豚さんにキスは笑いました（笑）
キャラも頑固だけど素直というか、人間らしい葛藤があってとても良かったです。

素敵な物語をありがとうございました！！

[一言]
どこか古典恋愛を思わせるような、そんな落ち着いた雰囲気を持つ作品でした。
落ち着いた文章がそのシナリオととてもマッチしており、とても読みやすかったです。
シャノンはシャノンでウィルフレッドをしっかりと想ってあり、ウィルフレッドはウィルフレッドでシャノンのことを想っている。それがちゃんと積み上げられていく過程が描かれており、「ああそっか」と思えました。
プロローグ箇所が回収されたときは「こういうことか！」と納得できすっきりしましたね。それがまた、シャノンがウィルフレッドを想っていることに繋がり、顔を抑えたくなりました（笑）
ところどころにコメディー的な要素があり、それがまたくすりと笑えて楽しかったです。
今作で一番不憫なのはもしかしなくとも、ドミニクかも（笑）
因果応報の展開でしたので、物語的にもとてもすっきりとしました。大体全部父親が悪いですからね。



ただそれと同時に、もったいないなと思える点もありました。これはあくまで私が書き手だったらこうする！という意見ですので、参考程度にしてください。

一つ目は、プロローグのところです。
ここでの情報量が少し多いかな、と思いました。特に呪いに関しての情報は後からもされてますので、抜いてしまっても問題ないと思いました。理由はふたつあります。

①読者の興味を湧かせるための、あえての演出
②情報量を抑え、読者が混乱しないための配慮

という点ですね。
はじめからなんでも説明してしまうより、「どうして？」と思える点があったほうが読者が次のページに進みやすいかなーと。②は入り口を広めるための配慮というやつです。


二つ目は、一文の長さです。
ラノベ作品というのは総じて、一文が短い傾向があります。これはわたしが思うに、読者が混乱しないため、またリズム感を作るためだろうなーと。
それを気をつけるだけでも、違ってくるのではないかと思いました。


三つ目は、少し文章が淡白な点でしょうか。そのため、盛り上がりの部分にきてもなんとなく共感しづらく、さらっとしています。
私がそう感じたであろう要素は、

①文章の語尾に同じものが続いたりするため、どこか説明口調のような印象を覚えた
②登場人物たちの心情描写が薄めなため、物語が遠いもののように感じた

です。
①に関しては、文章のリズムという点にもつながってきます。あまり同じ語尾が続くと、口に出して読んでみたらわかるかもしれませんが、どことなくリズムが悪いのです。それが淡白さを演出しているのではないかと推測しました。
②に関しましては、共感性を高めるための技法ですね。その中には（）を使った心理描写挿入、また主観となる者にさらに視点を寄せて、感情面を濃くするという改善点があります。
しかしこの二つはあくまで一例ですので、参考程度にとどめてくださいませ。前者に関しましては私自身取り入れていますが、取り入れるにあたり少し悩んだ経験がありますので……。

気になった点は以上となります。
ただこの指摘をするにあたり私が迷いました。この手法を取り入れると現在の向日葵さんの良いところが損なわれるのでは？と感じたからです。

向日葵さんの文章の良いところは、その独特な固さです。かと言って読みにくいというわけではなく、こう、なんというのでしょうか。粘土のような印象を受ける固さなのです。それが読みやすいのに、でも古典的な面を感じるという不思議な文章を作り出しています。
たとえるならば、教会に飾られているステンドグラスといったところでしょうか。
綺麗でどこか神秘的な雰囲気が漂っているのに、でも室内を優しく照らしてくれる。そんな文だと私は感じました（変な比喩でごめんなさいっ！）
そのため、その良いところを消してまで上記のようなことはしてほしくないと。そう思います。
是非とも、ご自身の良い点を貫いてください！

今作を読んで私もとても勉強になりました。私が普段好んで読むものとは違いますが、それでも楽しめるだなんて！
そんな素晴らしい作品を読ませてくださり、本当にありがとうございました！

[良い点]
それでは、拝読させていただいた際に気になった部分をサクッと書かせていただきますね。

・描写、特に心理描写に関してはお見事だと思いました。個人的に、ウィルフレッド先生の心が変わっていく過程が鮮やかに描かれている点、そして、シャノンの苦悩と懊悩が細やかに描かれている点が素敵でした。
ただ、ウィルフレッド先生のシャノンに対する気持ちで『執着』と『恋心』って表裏一体のものだと思うんですが、キッチリ書きこまれた執着と比較して、恋心は少しだけ薄かったかな？　と思うところがありました。見当違いならごめんなさい……！

・お気になさっていた地の文に関してですが、自分は特に堅さや読みにくさは感じませんでした。ただ、流行ってありますからねぇ……うぅん、難しい……（汗

・伏線がしっかりと張ってあり、物語に破綻が見られないのは素晴らしいと思います。後半になるに従って伏線の開示が効果的に行われていて、引き込まれていったのを感じました。中だるみを感じさせないのはお見事です。
[気になる点]
完全に重箱つつきになりますが……。

・金銭の単位であるルードの価値がちょっとわかりにくかった部分がありました。相談料10万ルードが高いという理解はできたのですが、実感を得ることができなかったというか。具体的にどれぐらい高いんだろー？　という感じでしょうか。

・メインヒロインであるシャノンさんの描写が少しさみしい感じが……ウィルフレッド先生に関して、ガッツリ書き込んであり外見を想像することができたのですが、シャノンさんがどんな外見なのか、もう少し情報が欲しかったかなーと。ただ、昨今のなろうの小説を読んでいると、主人公の描写がないものも多いので、自分の見当違いな指摘かもしれませぬ―。

[一言]
総評としましては、伏線の張り方から、文章の書き方、設定まで全体的に丁寧に作りこまれた作品だなーと感じました。作品に対する筆者さんの熱意が伝わってきますね。
自分としましてもとても勉強させていただきました、ありがとうございましたー。

[良い点]
半分まで読了させていただいたのでザクッと雑感をば。

・文章がとても丁寧に綴られている。恐らく、作者様の頭の中には確固としたイメージがあるんだろうなぁ、と思わせるような細かな描写がとても印象的。文章自体もすっと入り込んできて、場の状況をとても想像しやすかったです。

・舞台は中世がモチーフでしょうか。世界観の構築がしっかりしてあり、違和感を覚えない。お風呂の話や、衣服の話、識字率の件等々、きちんと調べてあるなぁと感じました。

・ウィルフレッド先生がとても魅力的なキャラクターですね。なるほど、知的な男性キャラってこんな感じで書けばいいのかぁと読みながら納得してしまいました。
[気になる点]
・これは悪い点になるのか微妙ですが……ウィルフレッド先生のキャラが強すぎてシャノンさんのキャラが若干喰われ気味のような気も。ただ、感性の問題ですからあまりお気になさらないでください。
[一言]
まだ半分ですが、とりあえず読んでみて感じたことをザクッと書かせていただきました。読了した後は、また感想を書かせていただきますね。

[良い点]
とても暖かくほっこりしました。
お話もテンポ良くサクサクと読めて気持ち良く、
等身大の人間らしいキャラクターも好感が持てました。

素敵なお話ありがとうございました。

[一言]
とても素敵な物語をありがとうございます。
面白くて、一気読みしました。

シャノンもレイ先生も、それぞれ闇を持ちながらも、優しくて、ちょっと弱くてでも強くて、かわいくて、大好きです。
ドミニクも、将軍様も、幼馴染みの魔術師さんも、大好きです。

物語が終わるのがとても残念でした。
気が向かれましたら、二人の幸せでラブラブな続編をお願いいたします！