感想一覧
▽感想を書く[良い点]
主人公の歩美と共感する部分が結構あり、引き込まれました。生きることや死の考え方が多くの人が通るであろう道だと思いましたし、それでいてどうしようもないほどの虚無感の描き方がとても上手だったと思います。
実際に死の間際を体験して怖くなって泣いてしまうのも上手く表現されていたと思いました。死にたいと思うのはある意味生きていることへの副作用だと思うので、その断片に触れると拒絶反応を起こすんでしょうね。
[気になる点]
もう一人の登場人物の女性にもう少し色付けを加えてもいいかもと思いました。ただ、歩美の物語であると考えたときに余りキャラを立たせてもいけないのかという思いもあります。これは好き嫌いがありそうなのですが、自分は加えた方がいいかなと思いました。
[一言]
「何かを愛せるほど自分を肯定することができない」と「生の空しさは心から消えてくれないようだ」の二つの表現が印象に残りました。
自己肯定が他人への愛になるという考え方は非常に共感しました。自分もその考え方は支持していて、自分をまず愛さないと他の何かを好きになるのってすごく難しい気がします。
また、生きることを止めはしないけど虚しさを覚えるというのも非常に上手い表現だったと思います。あえて、「空しさ」という言葉を選んだのも、センスを感じて大変好みでした。
主人公の歩美と共感する部分が結構あり、引き込まれました。生きることや死の考え方が多くの人が通るであろう道だと思いましたし、それでいてどうしようもないほどの虚無感の描き方がとても上手だったと思います。
実際に死の間際を体験して怖くなって泣いてしまうのも上手く表現されていたと思いました。死にたいと思うのはある意味生きていることへの副作用だと思うので、その断片に触れると拒絶反応を起こすんでしょうね。
[気になる点]
もう一人の登場人物の女性にもう少し色付けを加えてもいいかもと思いました。ただ、歩美の物語であると考えたときに余りキャラを立たせてもいけないのかという思いもあります。これは好き嫌いがありそうなのですが、自分は加えた方がいいかなと思いました。
[一言]
「何かを愛せるほど自分を肯定することができない」と「生の空しさは心から消えてくれないようだ」の二つの表現が印象に残りました。
自己肯定が他人への愛になるという考え方は非常に共感しました。自分もその考え方は支持していて、自分をまず愛さないと他の何かを好きになるのってすごく難しい気がします。
また、生きることを止めはしないけど虚しさを覚えるというのも非常に上手い表現だったと思います。あえて、「空しさ」という言葉を選んだのも、センスを感じて大変好みでした。
日光一さん、感想ありがとうございます!
返信が少し遅くなってしまってすみません。
死にたいと思うことが生きることの副作用、という考えは正に自分がこの小説を書いている時に思っていたことでした。死生観についてはやはりどんな人でも一度は考えたことがあるテーマですよね。それだけに扱いやすく、しかし面白くすることは難しいテーマでした。
ご指摘に関しては、自分が考えつかなかった方法でした。私の小説はいつもどうしても世界観が狭くなりがちなんです、、、笑
この小説を書いた時もなんとなく物足りなさみたいなものがあったので、日光さんのおっしゃるような色付けをしてみたらもっと良くなっていたかもしれませんね。今後の参考にさせていただきます。
自分を好きになれないと、何かを好きになった時に卑屈になってしまいますよね。私は日頃から自分を好きになれるようになんとか頑張っている日々です笑
ご感想ありがとうございました!
返信が少し遅くなってしまってすみません。
死にたいと思うことが生きることの副作用、という考えは正に自分がこの小説を書いている時に思っていたことでした。死生観についてはやはりどんな人でも一度は考えたことがあるテーマですよね。それだけに扱いやすく、しかし面白くすることは難しいテーマでした。
ご指摘に関しては、自分が考えつかなかった方法でした。私の小説はいつもどうしても世界観が狭くなりがちなんです、、、笑
この小説を書いた時もなんとなく物足りなさみたいなものがあったので、日光さんのおっしゃるような色付けをしてみたらもっと良くなっていたかもしれませんね。今後の参考にさせていただきます。
自分を好きになれないと、何かを好きになった時に卑屈になってしまいますよね。私は日頃から自分を好きになれるようになんとか頑張っている日々です笑
ご感想ありがとうございました!
- 昼夜
- 2017年 03月14日 00時49分
[良い点]
いい作品でした。自暴自棄だった彼女を救ったのは、他人でしかなく、名前を知らないからこそ彼女は救われたのだと俺は考えてます。
それでも、生の空しさは心から消えてくれないようだ。
この言葉に、彼女は空しさを言葉にしたという1歩に感じました。
[一言]
彼女の考案した自殺ゲームというものは、俺たちにとって考えつくものでも行動に起こせないものだ。しかし、今作の主人公はそれをやってのけた。他人の反応を楽しむという快楽を得ていたのだ。
それがどんなにはた迷惑なのかは知らない。俺達は歩美になれない。そして、彼女が本当に抱いていた『寂しさ』を見抜く彼女にもなれないのだ。俺は歩美を引き止めた彼女には、誰しもがなりたくてなれないものだ。
次の列車が来て、人々が彼女を過ぎ去る時、俺たちはやっと日常に戻る、戻ってしまう。
いい作品でした。自暴自棄だった彼女を救ったのは、他人でしかなく、名前を知らないからこそ彼女は救われたのだと俺は考えてます。
それでも、生の空しさは心から消えてくれないようだ。
この言葉に、彼女は空しさを言葉にしたという1歩に感じました。
[一言]
彼女の考案した自殺ゲームというものは、俺たちにとって考えつくものでも行動に起こせないものだ。しかし、今作の主人公はそれをやってのけた。他人の反応を楽しむという快楽を得ていたのだ。
それがどんなにはた迷惑なのかは知らない。俺達は歩美になれない。そして、彼女が本当に抱いていた『寂しさ』を見抜く彼女にもなれないのだ。俺は歩美を引き止めた彼女には、誰しもがなりたくてなれないものだ。
次の列車が来て、人々が彼女を過ぎ去る時、俺たちはやっと日常に戻る、戻ってしまう。
- 投稿者: 退会済み
- 2016年 10月01日 14時11分
管理
淀川さん、感想ありがとうございます。
自殺するふりなんて、想像はできても実行できませんよね。周りの人を不安にするだけなのに。ただそれだけを目的にするなんて。でも、どんなことをしても他人に気にかけて欲しい時が僕にもたまにあって、そんな時のことを思いながら書きました。
淀川さんのおっしゃる通り、仮に駅のホームで立ち尽くしている人を見ても、その人の寂しさに気づくことはできない。同じような空しさを抱きながら電車に乗っている人は少なくないだろうに、共有することができないなんてもどかしい世の中ですね。。
自殺するふりなんて、想像はできても実行できませんよね。周りの人を不安にするだけなのに。ただそれだけを目的にするなんて。でも、どんなことをしても他人に気にかけて欲しい時が僕にもたまにあって、そんな時のことを思いながら書きました。
淀川さんのおっしゃる通り、仮に駅のホームで立ち尽くしている人を見ても、その人の寂しさに気づくことはできない。同じような空しさを抱きながら電車に乗っている人は少なくないだろうに、共有することができないなんてもどかしい世の中ですね。。
- 昼夜
- 2016年 10月07日 02時26分
[良い点]
テーマがちゃんとあり、文章もストーリーもよくまとまっていて、読み終わった時に読後感が自然と出てきて深く味わうことができました。また文章が整っていて読み易く、とても丁寧な作風だと感じました。
[一言]
こんばんは。『自作ゲーム』、楽しく読ませていただきました。
主人公の心情がラストに向けて移り変わっていく様子がすごく伝わってきて、ストーリーの展開も死についてのテーマをよく考えさせるものになっており、とにかく読み易かったです。
これからも頑張って下さい!
テーマがちゃんとあり、文章もストーリーもよくまとまっていて、読み終わった時に読後感が自然と出てきて深く味わうことができました。また文章が整っていて読み易く、とても丁寧な作風だと感じました。
[一言]
こんばんは。『自作ゲーム』、楽しく読ませていただきました。
主人公の心情がラストに向けて移り変わっていく様子がすごく伝わってきて、ストーリーの展開も死についてのテーマをよく考えさせるものになっており、とにかく読み易かったです。
これからも頑張って下さい!
彼方さん、ありがとうございます。
死というテーマを扱ったため、少し重い小説になってしまいました。全て読んでいただけて嬉しいです。
もっともっと面白いものが書けるように、これからも頑張ります。
彼方さんも頑張ってください!
死というテーマを扱ったため、少し重い小説になってしまいました。全て読んでいただけて嬉しいです。
もっともっと面白いものが書けるように、これからも頑張ります。
彼方さんも頑張ってください!
- 昼夜
- 2016年 09月22日 01時11分
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