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[一言]
半夏生懐かしい(作者様を責めてるわけじゃないです
今年、ちゃんとこの花を認識したんですけど、帯に使われるような花だったんですね。目立つ花ばかり見ていた気もしますが、色んな作家さんが物語の中に花を取り入れてくださるので、身の回りで探すようになりました。化生守も季節の植物がよく出てくる、興味を広げてくれる物語だと思います。
ヤンデレ、よくある乙女ゲームモノだと、そういうキャラが生息する世界なので突き抜けても「設定だから」っていう割り切りができますが、設定関係なしの世界だと困りますよね(実際困っている私
今回はヤンデレというより病み(闇?)の部分が出ていたように思います。日常を織ると、その分周りに紗がかけられていく。堅牢ではない檻だけれども、ゆっくりと囲ってきたイチシの心が見えてしまいました、え、気のせいですか?(笑)
お話終盤の為斗子ちゃんの置き土産からの件が素敵だったのに、一番最後の一文に絶句。
これだからヤンデレ怖いんだよ……。
我が家のヤンデレとは違う、しっとり系?ヤンデレ。今回も堪能させていただきました。ありがとうございました。
佐倉治加様:

いつも感想をお寄せ頂き、ありがとうございます。
「和の歳時記」を掲げた以上、可能な限りジャストな季節にお届けできれば良かったのですが……しばらくは季節後追いとなりますがよろしくお願いいたします。
ハンゲショウ(半夏生)は、それほど有名でもなくまた絵柄にはなりにくいのでしょうが、数年前の京友禅作家さんの作品に実際にあったので、それをモデルにしました。本物の帯では、本当にスッキリ艶やかに半夏生が描かれていて、画像をみた瞬間『今度はこれを着せよう!』と決めてました(^-^) 趣味の染め帯は季節感たっぷりなので、描かれた草花を眺めるだけでも楽しいです。

「病んでる」イチシさん。作者自身『なにがどうなって、こんな思考と結論に……orz』となるアヤカシ思考のため、上手く表現できない部分が難しいです。これから「結」に向けて『彼が、一体全体どんな過程を経て、こんな歪んだ幸せを求めるようになったのか』という部分をお伝えしていくのに骨が折れますが、少しでもふにおちていただけるよう、頑張りたいと思います。

そして、ヤンデレたるもの、二人だけの世界にそれとは知らせぬよう、分からぬように囲い込むのが王道、と信じて疑わない作者をお見捨てなく……(苦笑)

今話もありがとうございました。
[良い点]
 和歌の情趣とは全く別ですが、ホトトギスは鶯に托卵する鳥なんですよね。
 仕立ててもらったばかりの明石縮を手に、空蝉を嘆く光源氏のように、イチシはしばらくしおれていて欲しいです。
 為斗子ちゃん、譲られた品とはいえ、服持ちで羨ましい。興味のある展示ですと、いくら観ていても疲れませんから、ゆっくり楽しんでね、と声を掛けたくなります。
  • 投稿者: 惠美子
  • 40歳~49歳 女性
  • 2017年 09月22日 16時18分
惠美子様:

今回も感想をお寄せ頂き、ありがとうございます。
今話では、少しばかし『実は為斗子の一挙手一投足に翻弄されているイチシ』の側面もお伝えできたかと思います。
彼が凹んでいると、それはそれで不穏な気配ですが、光源氏ほどはウザったくない程度に……(?)
ホトトギスは夏鳥の象徴なので、詩歌では沢山でてくるのですが、そういえば托卵がらみの話は知らないです。今回も特にそれを意識するネタはないのですが、場合によっては不穏な鳥ですね(^-^;

為斗子は祖母が衣装持ち+自前で仕立て可、という設定なので、作者の煩悩(物欲?)が最大限に発揮された衣装持ちです。羨ましい……。

為斗子の娘らしい心の弾みと、歪んだ関係とも言える危うい幸せの上での生活を、今しばらくお見守り下さい。
ありがとうございました。
[一言]
春雨が降ると、猫に踊りを教えねば!
こんばんは、佐倉です。
感想欄にお邪魔しようしようと思いながらGW。実家に帰ってみれば茶摘みの時期になってました。

イチシにライバル登場か!とニヤニヤが止まらぬ私です。
垂井さんと違いますものね、彼。
白ハンカチをキーって噛みしめるイチシの姿が眼に浮かぶようです(背後注意)
恋愛的な意味じゃなくても、旭くんとの出会いが為斗子ちゃんにとって良いものになりますように。
佐倉治加様:

第六話への感想、ありがとうございます。
おお、小林一茶! ほのぼのしますね~『化生守』では縁遠く(汗)
季節は進んで八十八夜も過ぎてしまいましたが、きっとあの二人は新茶をすすることでしょう。

新しい登場人物、残念風味を目指しております。為斗子たちとこの先どのように関係してくるのか、しばしお待ち下さい。ご期待に添えるかどうかは分かりませんが……イチシさんがハンカチ噛んでいる風情を想像すると、思わず笑いが(^-^)
作者の中では、最近「乙女」なイチシさんなので、上記の“猫踊り”コメントと合わせて『手ぬぐいを頬被りして、端を噛みしめる、情念モード』しか浮かばない、残念な作者の思考です。

今回、思わぬ形でテーマ楽曲が変更になりましたが、結果として良い感じに感情(?)をイメージさせることができたので良かったです。

満を持して(?)の登場となった旭ですが、このまま初期構想通りに重要な役割を果たしてくれることを、作者が一番祈っております……イチシさんがコワイ。

いつも感想をありがとうございます。物語としては少しずつしか進まない本作ではありますが、どうぞ今後とも為斗子を愛でて下さいませ(^-^)
[良い点]
春の雨、絹糸のような音もなく降る雨。
大人になってから春に見なくなったような気がしていていました。物語の中に現れると、やはり、ああ日本の春を表す一つだと染々思います。
整っているけれど、華やぎに欠ける地味な印象を与え勝ちと、為斗子さんの容貌を勝手に想像していました。でもヒロインだし、晴れ着が似合っているのだから、そうでもないかと色々と軌道修正しています。
花なんて役に立たない物を欲しがるのはおかしいと言っている男性方に、旭君やイチシを見習って欲しいと思いました。

イチシ、だんだん怖くなってきました。
[一言]
トンペーの言葉を久々に目にしました。研究職で残るのって、話で聞いていますが、本当に大変そう……。
  • 投稿者: 惠美子
  • 40歳~49歳 女性
  • 2017年 04月25日 19時03分
惠美子様:

第六話への感想、ありがとうございます。
「春雨」というと食べ物ばかりが思い描かれてしまいますが、元はと言えば「本物の雨」(この表現も妙ですが)が先ですよね。最近は「シトシト」という描写が似合う降り方をしない雨も多くなり、気候の変化を耳でも感じる気分です。

為斗子の容貌は明確には定まっていないのですが、惠美子さまが最初にイメージされたとおり「パーツそのものは悪くないが、地味」という感じです。化粧映えするタイプです。彼女自身が華やいだ服装やお化粧をしないので、普段は大勢に埋没してしまうタイプじゃないかと思います。

「男性が花を贈る」というシーンは何かと特別なイメージですが、日本では平安の昔から「男性は女性に花を贈るもの」だと思うのですよね。いつ頃から廃れてしまったのでしょう……。そういえば確か川原泉さんのマンガだったと思いますが「花を貰って怒る人はいない」という台詞があった気がします。(その後で「花を貰って怒る機械もいない」とAIが言うシーンもあって、印象深いです)

トンペー呼び。失礼かと思いつつも、何となく好きなので(汗) 分かる方には分かってしまいますね。

そろそろ話をまとめないと……と思いながら物語構成を考えると、イチシの“危うさ”が表面化してくるので、不自然でないように描写するのが難しくもなってきました。それでも「怖い」と感じていただけるのは、物語の進み方としては予定通りなので嬉しい所もあります。
今後も下駄で殴りたくなるような行動に出るアヤカシさんかも知れませんが、どうぞよろしくお願いいたします(?)

ありがとうございました。
[良い点]
日本語と和の歳時記の深さ、美しさを堪能させていただいております。
[一言]
第五話まで拝読。
お雛様、振袖、いいですね〜。お支度の様子も仕草から音まで聞こえそうでした。
それにしても守屋のお家、 恋愛小説によくあるセレブな彼の現実味のない豪邸なんかよりよほどリアリティありまくりな分限者ですね。雛の御膳に九谷も素敵でした。でも、蛤の値段が気になっちゃう為斗子ちゃんが可愛い^ ^

為斗子ちゃん、相変わらず揺れ揺れだわと思っていたのですけど、まだ若かった事実をすっかり忘れてました。そう思えば、生まれた時からこれだけ囲われてまだ迷いの状態でいられるというのは、さすが佐保子おばあさまの孫というところでしょうか。イチシもあえて揺らしているのかな、とか思わなくもないですけど(と、勝手に萌え萌えスミマセン)

そんなわけですので嫁姑のお話を是非に読みたいです、とそっとリクエスト(笑)
今話もたのしませていただきました。ありがとうございます。
小鳩子鈴様:

第五話への感想、ありがとうございます。
今話は作者が完全に趣味と欲望に走った内容でした……理想の雛祭りですね(^-^) 分限者の守屋家さまさまです(?)
為斗子は“普通”だと思っていますが、傍から見るとかなり浮き世離れしている守屋家の日常生活。そんな所も、あの箱庭生活のリアリティになればいいなと考えています。
……行事の際だけとはいえ、当たり前のように塗りの蝶脚膳でご飯を食べる一家。今時あるのでしょうか……?
蛤のお値段は、作者自身の代言です(笑)

予想以上に佐保子おばーさまが好評で、作者としても嬉しい限りです。あの「ご挨拶」(というなの宣戦布告(笑))シーンは、今話で登場する予定では無かったのですが、活動報告での振袖相談において佐保子さんの振袖が好評だったこともあり、話がビビッと降りてきました(^-^) その節は、ご意見ありがとうございました。
小姑イチシさんとの謎のバトル、肩すかし程度かも知れませんが、そのうち作品内で盛り込んでみたいです。

ありがとうございました。
[良い点]
『人ぞささやく、汝が心ゆめ』最終話まで読了。

今回は『長い袖が畳を滑り、描かれた桜花が散り落ちた。』という一文を何度も堪能致しました。これだから日本建築はいいんだよ!(力説)
乱れが非常に美しく、且つ、たとえ恣意的だったとしても自然に見せられるという。洋式だとこうはいきませんね。
更に、和式は地面と動きが近く世界を狭くするのに有効で、そのくせ外界との分断が非常に緩やかで広くも見せられる。そういう範囲を定義するのに苦労する舞台設定の中、きらびやかな雛人形と朱色の毛氈の前でのこの展開。若菜色の振袖とイチシの着物の色の対比は佐保子お祖母様が為斗子ちゃんを守っているかのようで好きです。そして部屋の四隅にじっとしている闇が二人を見ていると思うと、非常に滾るところです(落ち着くんだ、私)和風建築っていくら明るく照らしても、なぜか闇が存在している気がして。天井裏とか床の間の闇のせいかな?

因みに押し倒しても畳があるから洋式より……そろそろ自重。
[気になる点]
嫁姑バトルが削られたらしいというところ。
いつか浮上することに期待して、ここに記しておこうと思います(笑)
[一言]
守屋のお家に産まれた為斗子ちゃんが、ヤンデレイチシにくっつかれて大変だ、という構図のお話だと思うんですけど、ずっと引っかかってたことがあって、今回一生懸命何度も読み直して引っ掛かりを探していました。
で、その引っかかりらしきものを解明したので、感想欄に参上したんですけど、うまく説明できないかもしれません。おかしかったらごめんなさい、という前置きをしまして。

小さい頃、私は犬と猫を飼っていたんですけど、母に「犬は人につき、猫は家につく」と言われました。それを思い出して、ああ、イチシって猫みたいだな、ずっと守屋の家についてて。と思ったのが始まり。
でも、猫と人間は寿命も生活も全然違うので、一緒に暮らしていてもお互い一線を引いているというか、うちでは飼い猫との付き合い方はそういう感じでした。猫は死ぬときは自分たちの前から姿を消すので、猫又になりに行ったんだよ、とも言われ、どっかで猫又になった彼らが自分たちを見ているような気がしていたのです。

イチシはアヤカシだけど、もともとどういう経緯で産まれたのかとか守屋さんちに執着しちゃったのかとか、今のところ全然わかりませんが、自分とは違う人の作る「家」に執着してしまった、というのはなんとなく哀しいなと感じました。執着されてしまった方は、まだ何とか逃げ道があるけど、執着をしている方には逃げ道はなくて、しかも話の中に他のアヤカシさんの気配はない。つまり、自分の同族からの助けも得られないし、自分がやってることが間違ってたとしても道を正してもらうことすらできない。為斗子ちゃんはいるけど、それは彼?にとって対等な立場ではないので。
イチシが、私は幸せだよという度、なんか哀しいなと思うのは、彼が欺くのは人間だけでなく自分自身もそうしているのではないかと思わせられるから。
せめて化生守に定めた人間が彼に線引きをして付き合っていければいいのかもしれないけど、今の二人の関係はそういうものではないな、と最終話の柏原さんの事件の反応を見て感じました。
あれはイチシがやってるかどうかはどうでもよくて、為斗子ちゃんが彼がやってないと強く信じていればいいだけなんじゃないかなって。もし、それでイチシの仕業だとしても、むしろ強く信じていれば彼にダメージを与えられる気がして(笑)
多分、引っかかっていたのは、彼の纏う哀しさや変質した情が、ただ為斗子ちゃんを含む守屋さんに向いているだけではなく、彼も縛ってるんじゃないかなというところだと思ったんです。

やっぱり書いてみて、上手くまとまってない気がするのですが、アヤカシさんの非常に年季が入って変質も変質を重ねまくった執着をどうこうするのは、絶対困難というか、無理だと思うので、あとは為斗子ちゃんの心次第だ……。
彼と一緒に生きる選択をするにしろ、しないにしろ、どっちも強くならねばできないと思うので、今後の彼女の成長を見守り、もう、アヤカシさんに関しては諦める方向でいこうと思います。

長々書いてしまいましたが、お読みいただきありがとうございました。
佐倉治加様:

最新話読了感想、本当にありがとうございます。
日本建築、和室空間は、やはり趣がありますよね。紙一枚(障子戸や襖)に過ぎないのに、あの「曖昧に閉ざされた感」は格別だと思います。
そして『部屋の四隅にじっとしている闇』という表現に、こちらも「うんうん」と肯いてしまいました。洋風の石造りに対し、畳にせよ建具にせよ「生物」から構成されているのが余計にそう感じさせるのかも知れませんね。(そして「生物」で出来ているので、押し倒されて寝っ転がっても温かみが……以下、自重)

ヤンデレ化生のイチシさん、猫説。尻尾は二股どころか九尾以上ありそうです(汗)……そして何故か真っ赤な手拭いを被って『猫じゃ猫じゃ』を踊るイチシさんが脳裏を走りすぎてゆきました……orzアヤカシニ、コロサレル

それはさておき。
深い洞察、ありがとうございます。大変光栄です!! そして感じ取っていただけた内容に、作者としても意識を新たにしたり感慨深く思うことが多く、何度もじっくりと読み返しております。

現在までには、本文中で特に描写も説明もしてきておりませんが、『あの化生はなぜ守屋の血族に憑く(?)のか』は、結構重要なテーマでもあります。
「彼」が[化生守]を求める理由、その執着の理由を知ることが為斗子に出来るのか否か。そこが一つの分岐点なのかも知れません。

本作で「彼」は『アヤカシ』と表現していますが、本質は『化生(けしょう)』です。作者としては化生の語源につながる仏教用語の「四生(ししょう)」を土台としていて、『よりどころなしに、自らの過去の業の力によって、忽然と生まれるもの』と位置づけています。いわゆる「ばけもの(ナニカが化けたもの)」としての「化生」ではないのです。
その意味において、生じた時から何の拠り所も持たない「彼」の孤独は、本質的なものと言えるのでしょう。

「恋愛」ジャンルにおいてある話のくせに、妙に抹香臭い作品なのは、この土台があるからなのかも知れません……(^-^;

為斗子がこの先、どのような関係を彼との間に望み、そして目を逸らしまくっている自分の「未来」について何を考えるのか。
それを、生暖かい目で見守ってやって下さいませ(汗)

佐保子おばーさまとイチシの「嫁・小姑」バトル。意外と需要があったようで、思わず変な笑いが。
その内、どこかに差し込んでお披露目いたしますね(笑)
窓の桟を、ツツツッと指でチェックするイチシさんが、再び脳裏を走り過ぎてゆきま……(ここで手記は終わっている)

[良い点]
ごめんなさい、イチシを下駄で殴りたいです。後が怖いからできませんけど。
柏原さんのトコでは紙だろうがデジタルメモリだろうが、証拠書類やら顧客情報やら職業柄命よりも大切な物が沢山あるから、社会的に抹殺とはいかなくてもかなりのダメージ。
結果的に為斗子さんが現代社会で生きていくのに困ったら、イチシのせいだから!
座敷牢のような環境で、着飾って、楽を奏でて生きていくなら、イチシの力だけでいいのかしら?
春の情緒や和服の彩りについての感想を書けなくてごめんなさい。
桃は花より実、の方です。
  • 投稿者: 惠美子
  • 40歳~49歳 女性
  • 2017年 03月07日 21時34分
惠美子様:

素直なイチシさんへのお怒り感想、ありがとうございます(?)
作者としても、二枚歯大角の駒下駄でガツンとやっていただきたいところですが、そのうち佐保子おばーさまに何とかして貰うことにしたいと思いますので、お許しを。

柏原さんへのご心配、まことありがとうございます。彼に代わって御礼を。
作中ではニュースの読み上げを飛び飛びにしたため、はっきりと描写しておりませんが、全焼したのが住宅、事務所は「一部」なのです。一応、イチシなりに「税理士としての大切なもの」には配慮したということなのでしょう。守屋家の確定申告などは終わった時期ですし。
……いえ、イチシは何もしてませんよ? ええ、何もしておりませぬ(汗)

為斗子がいつまで「今の、選ばない幸せ」を手にしていられるのか。籠の鳥を望む訳ではないくせに、籠から逃げない小鳥を、いつまでも飼い主は愛で続ける訳ですが、その歪んだ執着を可能な限り美しく描けるよう、頑張りたいと思います。

為斗子の桃に実が成りますように……。
ありがとうございました。
[一言]
 わーん。やっぱりイチシは怖いよー(泣)
 柏原さんご無事だったけどケドケド←エコー

 為斗子ちゃんの行く先に、本当に幸福はあるのか不安。
 幸福の形は、ひとそれぞれなんですけどね。
 しあわせになってほしいです。
  • 投稿者: 秋月 忍
  • 女性
  • 2017年 03月07日 17時42分
秋月忍様:

感想、ありがとうございます。
本編第五話、何とか無事に「其ノ伍」で終えることができました。

ここしばらく「甘いモード」だったので、初心に戻ったイチシさんですが、作者自身安心すると共に「なんか落ち着かない……」となってしまって困惑しております。
本来、秋月様のように(神視点の読者からは)常に怖がって貰わなくてはいけないキャラのはずなので……(^-^;

柏原さん。とりあえず三月半ばで確定申告の時期を終えてから……だったのが僅かな光明だったりします。全くもって嬉しくないでしょうが。

為斗子の「幸せ」は、最終的には「誰かが必ず哀しい」姿にしかならない風情ですね。メリーバッドエンドになるか、純粋にバッドエンドになるか……いわゆる「大団円のハッピーエンド」は難しい。でもそこが本作の土台でもあるので、「あの二人の、幸せ」を考えて物語を紡いでゆきたいと思います。

秋から始めてようやく半年。季節を一巡させた後、この二人がどうなっているか、楽しみにしていただけるよう頑張りたいと思います。
ありがとうございました。
[一言]
更新ありがとうございます!
今日中日ですね(ぇ

ちょうどうちも数日前にクロッカスが咲きました。黄色もあるんですけど、最後の解説を読んで、作者様のふっふっふっに私も笑いを合わせたくなりました。

最初強気の為斗子ちゃん。そして後半の一人で考え事をしているところの揺れ加減が最高です。晩御飯前にお腹いっぱいでございます。

愛する人に私の仙境だという言葉言いたい。イチシと代わりたい(相変わらずですみません)
あとで漢詩の本引っ張り出してこよう。

萌えを噛み締めつつ、今日の残り時間頑張れそうです。
佐倉治加様:

最新話、まだ全話投稿できておらず、申し訳ないです。
……ええ【中日】でございます(苦笑) やはり全五話になりました。というか全六話になりそうなところを、頑張って削っております(苦笑)

クロッカス、早咲きと遅咲きだと一ヶ月以上開花時期が違うので、どうやって表現しようか悩んだところです。「黄花のクロッカス」を使うことだけは決めていたので、タイミングがなんとか自然に収まって良かったです。
ええ、イチシさん。作者自身が書いていて彼に逆襲されそうなほどに、妙に乙女思考になってしまいました……おっかしいな~。

王維の『桃源行』は、全体を紹介したくらい好きなものでもあるのですが、いかんせん長いので最後の一節だけです。でも素敵な漢詩ですので、もしよろしければ目にしてみてください。そしてイチシの乙女思考を堪能して下さい(笑)

今話では為斗子の“揺れ”をなるだけ表現したいと思っています。
後残り二話(のはず)、ご期待に添えれば幸いです。

ありがとうございました。
[良い点]
隊長さんたちとは異なる、また閉じられた世界とどうしようもない執着でお互いに囚われた関係性。鼻血が出そうです(すみません)
[一言]
最新話「ゆかし懐かし、やるせなや」まで拝読いたしました。最新話は、あとがきで記されているように余話という位置付けで、少しばかりいつもの二人とは異なるのが良かったです。鏡の向こうのイチシと言いましょうか、この余話そのものが夢や幻であったとしても不思議ではないような気がします。甘い甘い、真綿のように為斗子を包み甘やかすイチシ。99%カカオでしめるところさえも甘い!

とはいえ、いつもの甘さよりも苦味や切なさが前に来る本筋も大好きです。いっそイチシの望み通り転んで仕舞えばいいものを選ぶことも拒否することもできずにいる為斗子。相手の気持ちを知りながら、甘く優しく時に残酷にいたぶるイチシ。花言葉を知らせずに髪に飾ったイチシを見た時には、獲物をいたぶる猫がうっすら透けて見えてドキドキいたしました。

この二人だけの世界を、私も『化生守 見守り隊』の一員として覗かせていただきます。
石川翠様:

感想をお寄せいただき、ありがとうございます。
他の作品とは全くもって趣の異なる作品へ、ようこそおいで下さいました……本作は、作者の趣味と煩悩が炸裂している『読者おいてけぼり、上等!』作品なので、申し訳なさがあります。

元々「箱庭カップル」が好きだったということもあり、和の世界の「ちょっと奥の見えない闇」っぽいところを取り混ぜた結果が、こんな二人の執着関係になりました。
『余話』は、本編の二人とはちょっと違う雰囲気なので「ちょっと別物」「夢かも?」くらいでお楽しみいただければ幸いです。

イチシさんは『どこまでいってもアヤカシ、化生』であって『純粋かつ利己的に、自分の幸せを追い求める』存在なので、その“危うさ”を上手く表現できればいいな、と誠意努力中です。ヤンデレ……?

化生守見守り隊、被害が及ばないようによろしくご愛顧くださいませ!(汗)

ありがとうございました。二人の行く末と共に、頑張って季節の風情を伝えてゆきたいと思います!
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