感想一覧

[良い点]
・アルトとレイの、「相棒」に対する気持ちに擦れ違いがあって、それが二人の間に微妙な隙間をつくっているという関係が、あまり他に類を見ないもので、この作品の素敵なオリジナリティになっていると思います。本作の主人公であるアルトとレイは、どちらも相手のことを相棒で、大切な存在だと思っているという点では一緒だけど、アルトはレイを危険な目にあわせないよう、守りたい。レイは自分が危険な目にあってもいいから、もっとアルトに頼ってほしい。そんな思いの違いがあって、二人の間柄を単純な信頼関係ではない、より奥深いものにしていると思います。ラストで、レイのアルトに対するわだかまりが解けて、二人が本当の相棒になるシーンは、胸にぐっとくるものがありました。「仲間、または相棒との絆」というのは、少年漫画ではよく扱われまし、自分も作品の中で上手く描けるようになりたいと思っているテーマなのですが、東風様はそれに捻りを加えて、読者に「対等の相棒って、どんなものだろう？　本当の相棒との絆って何？」と考えさせる作品に仕上げておられると思います。

・レイが女性であることはなんとなく察しがついていたのですが、まさかクライマックスのシーンで明かされることになるとは。「ここで明かすのか！」と（良い意味で）びっくりしました。

・ゴーレムとの戦闘シーンは、緊張感があって、ハラハラしました。特に、アルトがゴーレムの拳に下半身を押しつぶされるシーンは「やばい、アルト死んじゃう！」と本気で思いました（その後、アルトが助かってほっとしました！）。


[一言]
・タイトルにも冠されている「マンドラゴラ」がどんな植物なのか知らない読者のために、もう少し詳しい描写をした方がいいと思うのですが、いかがでしょうか。ちなみに自分は映画『ハリー・ポッター』シリーズは見ているのですが、マンドラゴラというとゲーム『オーディンスフィア』に登場する同名の愛くるしい野菜型モンスター（？）たちの印象が強く、どうしてもそちらの方をイメージしてしまいます。(;^_^A

・ファンタジー好きの方にもっと注目されるべき作品ではないか……と思うので、キーワードに「ファンタジー」と入れたらいいと思います。

　はじめまして、東風様。諸葛亮と申します。『マンドラゴラの憂鬱』、拝読させていただきました。とても面白かったです。アルト＆レイのお話、シリーズ化されないかな……などと思ってしまいました。(^ー^* )

　それでは、失礼いたします。
　自分も創作、がんばります！

[一言]
初めまして。王道ファンタジーの世界、楽しませていただきました。まず装備品の描写がとても丁寧でそこに痺れました。そしてマジックアイテムとか、アーティファクトとか、そんな言葉が出るたび胸が躍りました。
初めはレイって男なの？　と、疑問が湧き、旅している間も男っぽかったので、ああ、男なんだと思ったら見事騙されましたよ。
とても面白かったです。それでは。

[良い点]
安心して読めました。
最後も爽やかで良いです。
[一言]
はじめまして。とても面白く読ませていただきました。
個人的にはレオンの立ち位置がずるいかんじで好きです。
初めてだったのですが、他のも読んでみます。

[一言]
アルトとレイ、大ピンチですね。
次回が待ち遠しい！

[一言]
ゴーレム登場。
まだまだピンチは続くのですね。

次話を楽しみにしています。

[一言]
こんにちは、東風さま。

マンドラゴラの金切声。ハリー・ポッターの中でも「きちんと耳当てをすること」という注意事項がありましたね。
聴覚を奪い、声を奪い、おそらく恐怖を植え付けて奇種の採集に当たらされていたのでしょうか。

明るい話ではありませんが、金で買った子供を使役すると云うことは、長い歴史の中で実際にあったことです。
かなり過酷な労働を強いられたことも事実です。

今も子供の労働は、無くなったわけではありません。

全ての子供たちに、明るい明日が来るといいですね。
って、なんだかズレた感想になっちゃった。

次回、ちゃんとお待ちしていますからねーーー！

[一言]
あらすじの

かつての自分の大ケガ以来、自分を対応に扱ってくれなくなったアルトに、レイはとある決意を持って同行していた。

対応ではなく、対等では？

[一言]
こんにちは、東風さま。

今度は、ファンタジーですね。
レイとアルトの冒険を楽しみにしています。
あ、ラブのほうも。
ちょこっと出てきたレオンも気になりますね。
執筆、頑張ってくださいね。