感想一覧

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[一言]
おみくじの真相は夢がなくリアル……と思わせてからの終盤の畳み掛ける展開が素晴らしかったです。
すこしせつなくもよかったね、と思える穏やかな読了感でした。
木村さんが迎えたラストシーンが目に浮かぶようで、まるでドラマを観ているかのような気分になれました。
keikatoさん、ありがとうございました。
未来屋 環 様へ

お読みいただき嬉しく思います。

「ドラマを観ているかのよう……」
とても嬉しいお言葉、励みになります。

ちなみに。
本編のおみくじの内容。
私自身が神社でいただいたおみくじに書かれていたことで、それをそのまま採用いたしました。

感想ありがとうございます。
  • keikato
  • 2024年 07月06日 07時57分
[良い点]
起承転結がはっきりしている小説でした。
なるほど、そういうラストになるのかと興味深く読ませていただきました。
[気になる点]
独居老人の主人公が会話慣れしていることです。
もし本当に物忘れがひどくなってきたなら、なおさら、スラスラ単語が出なさそうです。
でもトントンと進む会話のやり取りには心地良さもありました。
鰯田鰹節 様へ

「独居老人の主人公が会話慣れしている」「物忘れがひどくなってきたなら、なおさら、スラスラ単語が出なさそう」
⇒たしかにそうですね。
 うかつにもそこらはあまり考えていなかったですね。

ラスト。
最期は亡き母親と再会する話にしたいと、そこへ向かって書きました。

独居老人。
淋しいでしょうね。
自分がそうならないよう願うばかりです。

感想ありがとうございます。
 
  • keikato
  • 2024年 06月17日 10時03分
[良い点]
独居老人にとっての幸せとは?
そんな想像を、ひっそりと静まり返ったような非日常的な世界を味わいながらしてしまいました。

死ぬことは不幸なばかりではないんだな(•ᵕᴗᵕ•)⁾⁾

おみくじや占いは自分が弱っている時にしか手を出さないのですが、よく当たるおみくじには理由があるのだと思わされました。
しいな ここみ 様へ

独居老人。
年々、我が家の周囲で増えております。
それもなぜか、回覧板を回す班内では奥さんが先に亡くなり、旦那さんが独居老人となっています。(これは妻からの情報ですが、5家庭ほどそういう状態となっているそうで、あんたもそうなるかもと脅されています)
幸か不幸かと問われれば、やはり不幸な気がします。
独りは淋しいですもの。

おみくじ。
正直、信じておりませんが、読めばやはり気にしてしまいます。日本人ですね。

感想ありがとうございます。
  • keikato
  • 2024年 06月17日 09時55分
[良い点]
『純文学ってなんだ? 企画』 から参りました。
神社のおみくじが当たるというのは、噂だけだったかもしれませんが、木村さんにはきちんと当たりましたね。
探し物がでてきたり、会いたい人に会えたり、願っていた方向へ進むことができたり。
よかったと思えるラストで、優しいお話だと感じました。
石江京子 様へ

いらっしゃいませです。


木村さん。
最期、母親に会えて良かったです。
お母さんに会いたい。
それはいくら歳をとっても変わらぬ願いだと思います。
私も亡き母に無性に会いたくなるときがあります。

感想ありがとうございます。
  • keikato
  • 2024年 06月17日 09時37分
[良い点]
企画より拝読いたしました。

死という結末でしたが、良かったねと言える終わりだったと思います。
おみくじって本当に引く人の気持ちに左右されると思いますが、当たると聞くとやっぱり信じてみたくなりますよね。
私も、当たり障りのない内容が書かれてるなぁと思いつつ、良いことが起こることを期待します^^
  • 投稿者: 九傷
  • 2021年 04月08日 19時14分
九傷 様へ

 おひさしぶりです。

 おみくじ。
 当たるとは思っていませんが、神社には置いて帰らず、捨てるタイミングを失って、いつまで財布に入れていたりします。
 ほんと罰当たりなことをしています。

 最後、会いたかった母親に会えてよかったです。

 感想ありがとうございます。
  • keikato
  • 2021年 04月08日 19時31分
[良い点]
よかったですーーと言ってはいけないのかもしれませんが、よかったなと思ってしまう結末でした。

きっと新聞やニュースにしたら老人が心臓発作で孤独死という数行や数十秒で終わってしまう出来事なのでしょうけれど、その中にあるひとりの人間としての物語は違うのだなと思うことができました。
気にしていた眼鏡をきちんと見つけたあと、会いたいと思っていた母親に会うことができた……きっと出来事の見出しだけではわからない本人にとってはしあわせな最期を迎えることができたのだと思うとほっこりとは違いますが、心の奥が小さくほわりと温かくなることが出来ました。
そして、この内面を描くことこそが小説の素晴らしいところなのかなと再認識させていただけたような気持ちです。
[一言]
すてきな物語を読ませていただき、ありがとうございました。
  • 投稿者: 楠結衣
  • 2020年 11月05日 20時24分
楠木結衣 様へ

 読んでいただきありがとうございます。

 楠木さんのコメントそのままで、私の思いのすべてを語ってくれていると思いました。
 木村さん。
 どこにでもいるご老人です。
 最期、心満たされてあの世に向かって欲しいものです。

 ほめていただき嬉しく思います。
 感想ありがとうございます。
  • keikato
  • 2020年 11月05日 20時40分
[一言]
私も時々、おみくじのお世話になります。一緒に書かれている短歌も、その時の心境になぜかぴったりだったりします。

男性の言うとおり、解釈はおみくじをひく人の気持ち次第かもしれませんが、何かを求めている心には神様のお告げなのだと思います。

木村さんの孤独は他人事ではありませんが、おみくじの運勢を思い出し、待ち人と共に訪れた小さな幸せに温かな気持ちが残りました。

素敵な作品を読ませて頂き、ありがとうございます。
高石すず音 様へ

読んでいただきありがとうございます。

「解釈はおみくじをひく人の気持ち次第かもしれませんが、何かを求めている心には神様のお告げなのだと思います。」

 私もそう思います。
 信じるものこそ救われる、ですかね。
 人はたいてい何かを求めているような気もしますが、神様はよこしまな心には振り向いてくれませんね。
 木村さんは正直に生きてきました。
 よかったです。

 感想ありがとうございます。
 
  • keikato
  • 2020年 11月03日 06時50分
[良い点]
はわわ、にゃんとも、切なくも面白い話でした。
面白かったです!
  • 投稿者: 黒猫虎
  • 2020年 11月02日 23時15分
黒猫虎 様へ

お読みいただきありがとうございます。

孤独死。
そうですね、せつない話でした。
それでも最後、主人公にはほんの少しですが光が当たるように書きました。

感想ありがとうございます。
  • keikato
  • 2020年 11月03日 06時40分
[一言]
こんばんは。

適切な言葉かどうか分かりませんが、読後感は「良かったな」でした。
恐らくは孤独死なのでしょうけど、ある意味ではとても幸せな死に方なのだと思います。

不思議で優しい物語だなって思いました。

  • 投稿者: 退会済み
  • 男性
  • 2020年 11月02日 01時04分
管理
猫屋敷たまる 様へ

 読んでいただきありがとうございます。

 読後感は「良かったな」でした。

 そうなんです。
 孤独死は悲しいことだと思います。
 木村さん。
 長い人生を正直に生きてきました。
 せめても最期を迎えるときぐらいは、一番会いたかった人に会わせてあげたい、満たされた気持ちでいてほしい、そんな風な気持ちで書きました。
 
 感想ありがとうございます。
  • keikato
  • 2020年 11月02日 06時55分
[一言]
 拝読させて頂きました。


 流れるような、気がつけば運ばれているような、そんな、自然でしっかりとした文章だと思いました。

 いざ感想を書こうとしてハッとして、読み返したんですが、神社のところぐらいまでは、語っているのは状況であって情景ではないんですよね?
 なぜでしょう。
 語られていたのが状況なのに、不思議と景色が見えてました。

 題材の身近さ(訪問業時代に、ボクは主人公のような方を何人か知っています)もあるでしょうが、やはり文章センスなのかなぁと思います。
 それを具体的に説明するだけの教養が、ボクにはありませんが。

 優しい物語でした。
 優しい方が書かれたのだろう、と感じさせる。
 味わいました。

 ありがとうございます。
  • 投稿者: 託望
  • 2020年 11月02日 00時08分
弥宗 志乃助 様へ

 読んでいただきありがとうございます。

 小説は読者の手に渡ったときから読者のものになる。
 そんな言葉を聞いたことがあります。
 受け取り方は読者次第、読者の生きてきたサマが大きく影響されるのかなと思います。
「優しい物語でした。
優しい方が書かれたのだろう、と感じさせる。」
 嬉しいお言葉でした。
 これもまた弥宗さんが優しい方だからと思います。

 感想ありがとうございます。
  • keikato
  • 2020年 11月02日 06時50分
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