感想一覧

▽感想を書く
[一言]
見てますよ〜

タイトルだけ考えて見ました。「前世、天才音楽家だった俺だけど、転生してドラッグクイーンになった件」

難しいですね。一つには、音楽というのが聴覚の数式なのに対して、文学というのが視覚に頼った描写になってしまうことがあるからです。
二つには、ライトノベルにありがちなことですが、文化を背景を切り取ったものとして描くことには無理があるからです。たとえば、ショパンがああいった作品を残したのには当時の社会情勢もありますよね? ポーランドが帝国として君臨していたら生まれなかったと思う作品もあるのです。異世界だったりすると、楽器の問題もありますし。
三つには、才能を持つということとそれを生きる道として選択することは別だからです。案外、音楽家ではない人生を今度は生きたいかもしれません。

これが挫折した、あるいは夭逝した天才なら違うのかな? 天才芸術家の視点というのは、話としておもしろそうなので、読んでみたいで気がしますけれど。
読んでいただきありがとうございます。
連載小説も人気小説もない私の書いたものなので、誰も読んでくれないと思いきや、読んでもらうだけでなく、感想もらえるなんて驚きました笑

やはり文章では音楽は伝わりにくいですよね…。時代背景のことも考えていませんでした。たしかにショパンはポーランドが分割されてなかったら、違う人生を歩んでいたかもしれません。ベートーベンも、ナポレオンがいなかったら「英雄」という名曲を作らなかったし、市民革命の中を生きていなければ、違う音楽家になっていたかもしれません。
世で大成した音楽家よりも、サリエリとかの方が意地でも音楽やりそうですし…
考えれば考えるほど、小説にすることの難しさがわかりました。
感想ありがとうございました!
[一言]
 現実問題、難しいかなぁ、と。

 最近のメジャータイトルだと、「響け! ユーフォニアム」のように、音楽を主題にした小説もあります。
 が。エピソードの中心になるのは人間ドラマなんですよね。音楽が占めるファクターなんて、実は小さなもの。
 音楽家という看板が、名目だけに終わる可能性が高まってしまいます。

 更に言うと。
 文学を芸術だと考えた場合、他の芸術と比べて優れている点は、言語をそのままを操り、見る人に的確な情報を、時間移動しながら与えられること。音楽だと曖昧なイメージしか与えられず、海外や写真だとその瞬間のみ、前後の状況は語れない。
 だから音楽を小説で語ることは不可能じゃないどころか、「音楽を奏でる以上に的確な情報提供」が可能です。
 ただし、要するに楽譜を説明するようなものなんですよね。その意味では曖昧なイメージを伝えるファジーさが音楽の良さであり、文章で音楽を伝えるのは、無粋になってしまいます。
 加えて、歌詞をつけて音楽を言語化すれば、小説のアドバンテージがなくなってしまいます。

 過去の音楽家の一生を、伝記として書く以上のことができないんですよね。
 更に異世界で冒険なんてさせていたら、作者当人がなにしたいのかわからなくなり、エタる可能性が高いかと。
  • 投稿者: 風待月
  • 2016年 09月18日 22時38分
なるほど、たしかに言われてみればとても難しいですね…。

たしかに音楽は全くわからない人でも多少のイメージができるのが特徴で、いいところだと思います。
そのことを考えると、文章にしない方がいいのかもしれません…。
正直歌詞を載せた小説はポエムみたいで読んでてはづかしくなるので読みたくないし…。

適切なアドバイス、ありがとうございました。
[良い点]
こんにちは、拝見させていただきました。
とっても素敵な話ですね!そうか、音楽家か……。
私も文才ないのですが、書いてみたくなりました。
……もし、よろしければ……。
読んでいただきありがとうございます!
素敵なお話とか言われると嬉しいです///

ぜひぜひ、書いてください!
最近私は「音楽」で検索して小説読んでいるので、きっと見つけて評価します!
↑ページトップへ