感想一覧

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[一言]
先ず「冒険者」ってナニモノよ?ってな所から。

起源として、実在の各地の神話や伝承のヒーロー達みたいな活躍、強力なモンスターを倒した、未知の遺跡からとてつもない財宝を得た人物がいて、自らの名乗り肩書き、二つ名を「冒険者」としていた。

彼が有名になるにつれ、「冒険」の仲間や部下手下徒党、「冒険」の道すがらに知り合って一時的に冒険に加わったり支援援助協力した者達も「冒険者」と名乗る様になった。


実在する肩書きとして、「探検家」はこんな感じでは無かったでしょうか?
「登山家」も近い感じではないか?と思います。


彼自身は明確な組織を作ったり国を興したり、また何れかの国の王公貴族になったり縁戚になる事なく死んだ。
つまり体制側に取り込まれたり、自分自身が体制となる事なく「冒険者」の伝説だけが残り、「冒険者」と言う肩書きを使う者達が増えていった。

彼の活躍が世に知られる様になって以降、かつての仲間や知人達の徒党だけでなく各地のモンスター退治や遺跡荒らしを生業をする者達が「冒険者」を名乗りや肩書きに用いる様になった。
「冒険者」達の中から幾人かの社会的経済的に成功した著名人も出る様になり、社会、世間に「冒険者」と言う肩書きが認知され定着する様に。

都市の無頼やヤクザ者達にも「冒険者」を名乗りに使う者達があらわれ、その中には都市の下働きを生業する者達を傘下に収める様になる者もいた。
モンスターが出現しないような「都市の冒険者」の出現は、こんな感じかな?と


ここまでは「ギルド」にまで至らない小さく私的な集団ですね。
こういった冒険者集団の中から自分達の利権の保護拡大や独占、社会的地位向上を考えて「ギルド」としての体裁を整え組織化を実現する者達がでるか?国王、貴族などの体制側から「ギルド」と言う組織にして取りまとめ、便利に使う事を考える者が出るか?

と言った「冒険者ギルド」の成立過程はどうでしょうか。



貴族や国王ですら迂闊に手出し出来ない「国際冒険者ギルド」はテンプル騎士団、その母体であるカトリック教会がモデルになるのではないでしょうか?

例えば……
魔王軍の大規模侵攻に抗する、逆に魔境への大規模侵攻の為に多国籍軍が編成され、その機会に各々の事情思惑から参加した各国各地の冒険者ギルドや冒険者集団が戦役を通じて交流関係を深め、最初は緩やかな協力関係としての「同盟」としてスタート。
目端の効く者、野心家などが各ギルド間の協力体制の整備や強化を推し進めて行き、一つの組織として再編成されて行く。また自前の兵力の損耗を惜しむ各国の王公貴族が個別に便宜を図ったり援助をしたりしている内に、一国では手出しし難い強固な国際組織が出来上がる。
と言った成立過程はどうでしょうか。

  • 投稿者: 漉緒
  • 2018年 07月19日 18時57分
感想……感想?
ともかく、コメントありがとうございます。

何から返事をすればいいのでしょうか、大変一生懸命考えて下さったことは、よく伝わって参りますが、何分、情報量が多いので、感想欄がチャット欄になる事を危惧し、申し訳ありませんが、返答を控えさせていただきます。
[一言]
ギルドって言葉自体がドイチェ語だからゲームや小説等で設定されるギルドの多くはヨーロッパの十二世紀辺りに台頭して来た一般市民の自治都市に寄るギルドが元ネタ。
但し、ギルドの様な相互扶助を元にした組織は古代ローマ時代から存在する。
因みにローマ帝国が滅びた後の中世初期の欧州地域では文明が廃退した為に過度食料自給率が低下して治安の悪化やアジア圏、此の場合はモンゴル帝国やオスマントルコ帝国の侵略など寄って欧州全域がガタガタに成った。
しかし中世中期で在る十世紀頃にキリスト教などに寄る農業改革の成功で食料の余剰化に寄って欧州市民の多くが農業意外の職業を求めた事に寄りギルドの在る自治都市が産まれた。
自治都市誕生の背景には食料自給率の上昇に寄る欧州の一般市民の生活が楽に成ったと言う事も在るが、余剰な食料を他の地域に売ると言った商業に寄る流通の復活も有った。
それに中世に於いて軍隊などの強い権力を持つ王政がキリスト教を中心にした一般市民達の団結に寄って弱まった事も原因で有り此の時代に「カノッサの屈辱」と言われるイタリアの皇帝がキリスト教の教皇へ謝罪をし許しを乞わせると言う絶対王政権力から宗教の教皇の方へと権力が移行し始めた事も関係して居る。
後にキリスト教内ではカトリックとプロテスタントの権力争いが発生する原因にも成るけどね。
此の様な事も有り王政と言う権力が宗教などに寄って分担された事に寄り一般市民に寄るギルドなどの自治都市も作り易く成った言う政治的背景も在る。
しかし、私個人的には西暦五世紀中世時代から十八世紀近世時代まで欧州の地中海辺りに存在したヴェネチア共和国の存在が異世界小説に於けるギルド設定に近いと考えて居る。
ヴェネチア共和国の成り立ちから運営の歴史を調べると分かるが、貴族や王などが存在せずに元は周辺の村々から発生した相互扶助組織からヴェネチア共和国が始まっており驚く事に滅亡する十八世紀辺りまで市民達に寄る共和制政治を行って居たり当時の世界各国に交易に寄る支店を出して成ろうの小説に在る様な国家間の権力を越えるギルドの様な事をして居た。
主に商業ギルドに近いが其の内容は銀行的な物だった。
興味の在る人はヴェネチア共和国を調べて見ると良い。
  • 投稿者: 吉人
  • 2018年 02月22日 07時59分
感想ありがとうございます。

大変ありがたい注釈に感謝したい所ですが、これエッセイの感想じゃないですよね……。
申し訳ありませんが、そう言うのは、自分でエッセイに書いてもらえると、他の読者様と、私も有り難いです。
[一言]
うわぁー異世界ってすごくロアナプラみたいな街ってことになりますね。
そんなところに強制トリップ食らってなんとか生き延びている、日本人ってそれ自体がチートな気がする。
  • 投稿者: 黒胡椒侍
  • 18歳~22歳 男性
  • 2018年 02月21日 01時49分
感想ありがとうございます。

そうですね。
普通ならば生き延びるのは難しい事ですが、生き残るからこそ、主人公なのでしょう。
[良い点]
目の付け所が面白い。
[気になる点]
①②はほとんど意味が同じ
そういう場合は冒険者が軍閥化するでしょう。
賢い冒険者がいたら、結局『国みたいなもの』ができると思います。

③④についてはいくつかツッコミどころが……
決して批判ではないので、気を悪くしないで聞いていただければと思います。

>この世界では、数年前に大規模な戦争が終わったばかりなので、
>国土は焦土、経済は衰退、都市のすぐそばにまで、危険な肉食動物の縄張りが広がっている
>軍隊を編成するより先に、灰になった都市やら村落を復旧させなくてはならないので、
>軍に金を回す余裕のない国家は、冒険者制度を打ち立てる。

そういう場合、優れた為政者なら、たぶん逆のことをします。
まず軍を組織して害獣を追い払い、農地を開拓して飢饉に備えるのです。
民に武力なんて与えません。徹底的に統制し、「俺に従え!さもなくば飢えるぞ!」と国民を脅します。
金がない? そもそも金とは、『政府の借用証書』です。
国民から労働力を供出させるために政府が発行する数字の書かれた品物。
それが『貨幣』です。
貴金属がないなら非金属でも紙切れでもいいでしょう。
そして経済を復活させるため、長期的な戦略を練ります。
それができなければ、戦争に負けていた方がよかったかもしれません。

>冒険者制度とは、土地もねぇ、金もねぇ、頭もさほどは良くはねぇの
>三拍子を持つ次男坊や三男坊を、非常時の戦力として抱えておく制度である。

そんな連中が有事に政府の命令に従うという保証は?
軍人ならば、俸禄をもらっているので命令には従います。
しかし、自分の腕一本で食っている冒険者が政府の命令に大人しく従い
命懸けで戦ってくれる保証はどこにもありません。
国民国家以前の封建制・専制君主制時代では、おっしゃる通り、土地は王や諸侯の所有物。
ならば、愛国心なんて期待できませんよね?

>国家からの徴兵は絶対に断れない、断ったら指名手配の上、捕まったら死刑である。

そんな立派の警察組織があれば、そもそも冒険者なんて必要ないのでは(笑)

>鍛冶師ギルドなんかは、石炭木炭の独占を禁止し、
>鉄鉱石などの材料の流通を握って、相互に仕事が出来るように取り計らう組織だ。

それはちょっと、心得違いだと思います。
もちろん悪徳ギルドもあったでしょうけど、基本的に中世の職人ギルドとは
『技術の維持と継承のために必要な組織』です。
中世の封建時代は、土地のやせたヨーロッパで領主の下に団結し、
人々がようやく厳しい冬が越せるようになった時代です。
そんな中で、一人がハンパな仕事をしていたら、ギルドそのものが信用を失う。
町は寂れる。領主様にはお叱りを受ける。つーか飢える。
あの時代にホームセンターはありません。
鋸や釘が作れなきゃ家が建てられないし、農機具や鍋が作れなきゃ飯が食えません。
だから、仕事のできない奴らをシバキ倒し、技術を持っている仕事人や
将来それを継承してくれる弟子を他所と戦争してでも守っていたわけですよ。

>冒険者ギルド
まぁ、実際のヨーロッパ史に当てはめてしまえば一番近いのは
中世の『傭兵団』や大航海時代の『私掠』でしょうね。
もちろん彼らは敵対勢力から見れば、ただの山賊であり、海賊です。

私見ですが、『かっこいい冒険者』のギルドをつくるアイデアには、
前述した『鍛冶師ギルド』の中にヒントがあると思います。
つまり、中世の職人のように、冒険者のスキルが必要不可欠であり、常に一定の需要がある社会であることです。
となれば、その技術を継承・伝播させていくための健全な互助組織があがるのではないでしょうか?
それをどうやってファンタジーにしていくかは作家さん次第なのではないかと…
[一言]
長文失礼しました。
  • 投稿者: 嵐 焚
  • 2017年 11月13日 18時56分
感想ありがとうございます。

はぁー、成程、そう言う考えもあるのか!
が、簡単に表した心情でしょうか。

他にも細々とした設定があるのですが、成程、確かにそう考える事も出来る。
私は冒険者=屯田兵の変種と定義した為、歪な設定になったのだと思います。

普段は採取狩猟生活→戦争になれば徴募される士気の低い兵士、と言った存在が定義でございました。
戦争に勝ったのは主人公が所属する連合国ですが、敵の同盟国はまとめ上げていた首魁が死に、空中分解しただけで、戦力が健在という妙な終戦を迎えたのも理由かもしれません。

嵐さんのおっしゃった通り、ギルドは本来そっちが主な業務です。
それは当然、私も理解しています。
でも、組織はグズグズに腐ってた方が面白いから、そう表記致しました(趣味)

とても楽しい感想をありがとうございます。
大変参考になりました。
こう言った毒にも薬にもならぬエッセイをよく書くので、気になったのならば、また書いて下さるとうれしいです。

では。
[一言]
ふむふむ、理路整然とした素晴らしい考察です
これでテンプレートだからと何も考えずにそれを設定する作者さんが減ってくれることを願います
  • 投稿者: カエデ
  • 18歳~22歳 男性
  • 2017年 02月15日 10時52分
感想ありがとうございます。

設定と言うのは、料理で言うと下拵え、隠し味にあたります。
これいらないだろうと思っても、設定しておくと物語にグッと深みが出ますし、想いもよらぬ広がりを見せる事がありますしね。
[一言]
評論家気取りの感想に草生えるw
  • 投稿者: イムコ
  • 2016年 10月07日 10時56分
感想ありがとうございます。

ですが、他の読者を煽るのはお止め下さい。
[一言]
考察としては少々しょぼめ。
冒険者ギルドについては別の人が考察しているのを読んだ記憶がありますが、そちらの方がよっぽど内容が充実していた印象。

犯罪者予備軍に仕事を与えて行動をコントロールする意味だとか、魔物が多すぎる世界で国の戦力だけでは討伐が追い付かないから予備戦力として必要とするだとか、そのあたりまでは比較的誰でも思い至るはず。
とはいえ、そんなことすら全く考えていないなろう作者も多いのだろうけども。
  • 投稿者: レガ先
  • 30歳~39歳 男性
  • 2016年 10月06日 04時40分
感想ありがとうございます。

私の考察は私の考察。
その人の考察はその人の考察。

視点が違えば得る印象は違います、比べるのはナンセンスですよ。
私はその人ではないのだから。
[一言]
 冒険者ギルドの設立経緯なんて、リアルに考えたら、社会的な地位やら組織運営費やらが上がるか下がるか、二つにひとつしかないですしね。
 戦争が終わって解雇された落ち武者(?)救済か。
 自警団から発展したマフィアやヤクザか。

 やはり国家を跨ぎ、世界どこでもギルド会館(?)があるのが、不自然になってしまうのかと思いました。
  • 投稿者: 風待月
  • 2016年 10月05日 07時27分
感想ありがとうございます。

営利団体としての側面はまず無いので、やはりそこらが妥当なところでしょう。
ギルド支部とかではなく、TRPGのシナリオ屋とかならば、頷けるんですけどね。
[一言]
冒険者が犯罪者予備軍という考えはおもしろくて笑いました。
確かに……ジャングルとかに冒険者がいてもまあ、わかるけど、
日本に冒険者がいたら、何か怪しい!
どこを冒険するつもりだ。美代子ちゃんの家を冒険してパンティ盗むつもりか。完全に変態。完全に犯罪者。美代子ちゃんて誰やねん。



  • 投稿者: 退会済み
  • 2016年 10月04日 21時43分
管理
感想ありがとうございます。

戦場にいるのならば、兵士と思うかも知れませんが、フル装備で酒飲んでたりしますからね、冒険者。
[良い点]
読みやすい
冒険者ギルドを安易に使うなって事ですねw
[一言]
ギルドを出す場合、ゲームの様に説明が楽というのもありますが、それ以上に作者側の勉強不足が目立つからでしょうね。
ソードワールド2辺りぐらいの設定が私は好きですね。
裏側で国家とズブズブ状態、知らぬは市民と若手冒険者って感じのwww
  • 投稿者: heavygear
  • 2016年 10月04日 19時44分
感想ありがとうございます。

やはり、どうしても不自然になってしまいますからね、ソードワールド2.0は少しやりすぎだと思います。
こう「そりゃそうよ」と言う嫌なリアリティがまた……
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