感想一覧

[一言]
はじめまして、ですよね。
スノーポーと申します。

奇遇にも、私もカラスウリさん経由で（といっても本人はこのことを知らないですが笑）拝見しました。

出版されていてもおかしくない完成度に震えました！
まさか、がたたみかける展開。
平和に、幸せになってくれと祈りながら読み進めました。

ユウの名前の由来の半分は、三話目ぐらいで分かったので少しうれしいです(^^)

[一言]
ひ、ひやぁー( ；´Д｀) こわい……シュール……、だけども引き込まれてしまった……！！

はじめまして、カラスウリさんのご紹介で拝読しておりました。まとめて読むのが勿体なくて、ぽつりぽつりと読み進めいた次第です。時間別アクセス数で、数日にわたりチョロっとずつアクセスしていたのは私です。(すいませんっ汗)

双子コーデなんてよう分からん事するなあと、現実に思っていたら。本作はそのさらに上をいっておりましたね。心にキズを負い、互いに依存してしまった鈴と梨緒。どこで道を間違えてしまったんだろう。爽やかだと思った女子大生の恋愛物語が、少しずつ、狂気と盲信と残酷に染まっていく様が見事でした。各話冒頭の過去のものと思われる日記もいいですね。最終話の対比に、少しだけ悲しさを感じつつ、ラストに「ふわぁーこえー( ；∀；)」。

おもしろかったです！

[一言]
はじまりが愛らしい「ピンク」なら、最終章は絶望の「ブラック」だった。
けど最初も全てが愛らしいピンク色ではない。各章の日記が物語全体に影を投げかけている。かけ違ってしまったボタンのように、鈴。梨緒。紗友里の運命は歪んでいく。
最終章の日記の結び「梨緒と二人　強く生きていけるように」この言葉からの、物語の行き着く先の絶望感は底知れない。
これから罪を背負って鈴はどういきていくのだろう？桜の樹を見上げた鈴の胸にあるのは、失った恋だったのだろうか。友情だったのだろうか。
ユウ君はいるけれど、これはおんなの子たちの物語であった。おんなの子は可愛い。そして恋に狂うおんなの子はこわい。