感想一覧

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[良い点]
最初に前作の短編の続編とのことですが、この作品のみの感想となります点ご了承下さい。
祝福の神子と呼ばれるカナシュタとテルミナ、2人の皇族のお話ですが、非常にディープな世界観を構築しています。
同じ祝福の神子であるとのことですが、『誓約と代償』の力を振るうカナシュタがとても恐ろしい人物として描かれる一方でテルミナはその力を使いません。ゆえにテルミナが聖女然とした清廉な人物のように写ります。
愛と狂気、従兄妹という血の濃さと祝福の神子の力と伝承。これらが混ざり合い極上のエッセンスとなり物語の神秘性を高めていると言っていいでしょう。
今後の活動を応援しております。

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