感想一覧

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[良い点]
わー……。
なにげなく読ませていただいたら。

切ない。
もう想い出の中にしか存在しない場所・物・建物、そして人。
それがすごくあらわれていました。

最初の食べ物のくだり、ちかげさんらしいなとクスッとしながら読みすすめると。

詩のようなスタイルをとってることでこの作品の良さがぐっと引き立っているなと感じました。

こういう経験ってどこかしらなにかしら誰しもがあると思うのです。
その経験を思い出して胸が苦しくなりました。

とっても素敵でした!
  • 投稿者: 二条 光
  • 女性
  • 2017年 01月22日 21時05分
[良い点]
まるで主人公と共に歩きながら思い出に浸っているようなそんな感覚になりました。大人になった主人公が若いころをし思い出している様はしっとりとしているようで、常に一歩間違えば……というギリギリのラインをいっているところが生々しく、読んでいて惹きつけられました。

[一言]
読み終えて「結婚相手と恋愛相手はちがう」という言葉がよぎりました。彼女も穏やかな結婚生活が送れているといいなぁなんて妄想しています。
丁寧な感想を頂き恐縮です(..)わたしの経験上も思春期に物凄く恋焦がれた人でも、今思うとやはり、一緒に居られなかったのは、それなりの理由があったからなんだろうなあと思います。そんな『僕』と一緒に思い出坂を歩いてくれてありがとうございます。
もしかしたら鴨さんの仰るように海外へ行った彼女も、今は昔のことは思い出で十年後、二十年後、お互い別の家庭を持っても、また幼馴染みとして二人でこの思い出道を歩いてみる、そんな出来事があってもいい気がしますね。
[良い点]
うわ~、さすがです。
トリにとっておいて良かった!
遅ればせながら拝読しました。と、書く前に心の声が出ちゃいました。

最初の食べ物の描写を追いかけるように
主人公の若い甘さ、苦さが絶妙に繋がっていて本当に見事だとうなりました。
彼女の心に振り回される若い「僕」が、それでも幸せで、
彼女がいなくなった今も、それでも幸せで、
時の流れがじっくりと料理して、主人公を味のある大人に
仕上げているところが、作品に一本通った筋のようで、
とてもしっくりとじっくりと感じられました。

ずっと沈んでいたい世界観。お見事なピュアキュンでした!
  • 投稿者: marron
  • 2016年 11月07日 21時12分
このように嬉しいご感想頂いて返信遅れまして本当に申し訳ありません( >Д<;)若さゆえのうかつさや甘さを、marronさんは汲み取ってくださいましたが、わたしなど思い出の恋のなかの自分って、未熟で、臆病で…。でもやはり、『今の自分』を構成するひとつであることは確かなのですよね。宇多田ヒカルさんの歌が最近好きなのですが苦い恋でも、忘れちゃったら今の自分が自分じゃなくなるですよね…この『僕』も同じように、『愛していた』人を慈しめば、と思い、失恋を描かせて頂きました。丁寧なご感想頂いておきながら、返信遅れまして重ね重ね申し訳ないです。いつも拙作、追いかけて頂きありがとうございます(..)
[良い点]
初めまして、お邪魔しています。
拝読させていただき、主人公の動きと一緒に、物語の中へゆっくり流れるように引き込まれていきました。
更地から切なさを感じる物語かなと思っていたのですが、最後の六行が切なさから光や温かさを感じました。
切ない過去を抱きながらも、
「すぐ帰るよ」の一言で主人公が幸せな生活を送っているのでは、と勝手に思っています(*^_^*)
短編というのは何度も読み込む物語だと勉強になりました。
  • 投稿者: サフト
  • 2016年 11月06日 23時19分
こちらこそ、初めまして。お目に留めて頂いた上、丁寧なご感想まで頂き、恐縮です。ちょっと身近な題材から、誰かの思い出をのぞいてみようと言う感じで書いた作品でございました。最後の六行に光と温かみを感じる、と仰って下さり、嬉しく思います。当時は痛みを伴ってもやはり今があるからこその思い出、時間の移ろいがあるからこそ思い出に味わいがあるのかなあと思いつつ、書いてみました。何度も読み込んで下さったご様子、感謝の言葉筆に尽くせません。ありがとうございます(..)
[良い点]
拝読しました!
大人だなあ……切ないなあ……。
あの時期、誰しもが心に抱く「友達以上恋人未満」的な複雑かつ繊細な感情が、見事にこちらにも伝わってまいりました。

定食屋さんのエピソードに、自宅の話、そして奥さんからのLINEと、時代の移り変わりもこの短い作品の中にきちんと感じられて、さすが、ちかげさんですね。

しっとり、大人のピュアキュン、ありがとうございました。
[一言]
やはり、私にとっては、ちかげさんはこういった純愛系の作品のイメージですね。楽しめました!
  • 投稿者: 鈴木りん
  • 男性
  • 2016年 11月06日 10時53分
いつも嬉しいご感想を頂き、ありがとうございます(..)ちょっと大人な味付けを致してみました。あの初恋も、柄にもなくどきっとしたことも、もはや昔のことであったりして。最近「自分がお話の脇役になって、随分経ったみたいに感じる」と言うようなことを宇多田ヒカルさんが歌っておりましたが、まだまだ。そう思って生きたいものです( >Д<;)
わたしと言えば純愛もの!…でしたっけ?最近、悪党といがみ合う斬り合い撃ちあいの小説ばかり書いていたので、これよりは鈴木さんの言われるようにもっとピュアキュンな心を取り戻して生きていきたいと思います。
[一言]
橋本ちかげ様(まともに呼ばせていただきます)、趣きのあるピュアキュン拝読致しました。
散文詩を選択してこの作品がより活きている感じがします。
細やかな描写は橋本様の大きな武器ですね。自然と情景が浮かびます。

そしてこの一つ年上の彼女もまた”直子”なんだよな、私の中では。
壊れやすい繊細な女性を書かせたら、もはや橋本様の右に出る者はいませんね。
  • 投稿者: 退会済み
  • 2016年 11月03日 09時59分
管理
おおっ、ご来訪ありがとうございます( *´艸`)ほのかりんです。(いや、今日は真面目に、ですな)
やはり。片想いの人の死んだ恋人、そして大学中退…書き上げたとき、これそう言えば『ノルウェイの森』の直子っぽいと思っておりましたら、さすがよんさんの慧眼は鋭かったですな。
に、しても眉月果恵さんに、冴島立夏、そしてこの散文詩の彼女…この『腫れ物』系ヤンデレ路線は一体わたしのどこから来るのでしょうか…どちらかと言うとわたし本人は、図太くてええ加減な人間なのですが( ´-ω-)
いつも丁寧なご感想頂き、本当にありがとうございます(..)
[良い点]
うわぁ、これはすごいわ。
描写もさることながら、ふたりの感情の機微がすごく繊細に書かれていて、静かな感動が押し寄せてくる感じで、今も自分の感情をうまく整理できないくらいですw
陽水の「恋の神楽坂」がモチーフとのことですが、私はシューベルツの「風」を思い浮かべました。
  • 投稿者: 唐瀬大
  • 2016年 11月02日 22時33分
冷酒でほろ酔いなイメージでまとめてみました。唐瀬さんのような酸いも甘いも噛み分けた方に、過分のご感想頂けるとは、わたしも幸福者です( *´艸`)わたしは陽水で冷酒のイメージでしたが、白ワインもありかも知れませんね☆嬉しいご感想をいつもありがとうございます(..)
[良い点]
全体にただよう大人な雰囲気が、落ち着いていてこれもまたピュアキュンの形なのだなと思いました。
僕が語る過去の思い出はせつなく、好きな人には他に想い人がいるというのがせつないですね。
しかし、主人公は優しくつきあってあげて、そういうのもせつないです。

そして時は過ぎ、思い出とともに歩んできた彼の人生を思わせるラストがまた良かったです。
  • 投稿者: 美汐
  • 2016年 11月02日 17時16分
ご来訪ありがとうございます(..)ピュアキュンと聞いて思い付いたのが居酒屋放浪記のごとき、こんな作品でございました。若いときは、物凄く大変なことに思えることも、時間が経ってしまえばただの思い出。時間の儚さを、ほんのりほろにがで描いてみました。嬉しいご感想頂き恐縮です(`ー´ゞ-☆
[一言]
読ませて頂きました。

ピュアキュン企画とはなんぞ?
散文詩とはなんぞや?

と思いながら手に取りました。
短めの文章が、それでいて活きてて、感情もぐっと来るものがあります。真に迫っているとでも言いましょうか。

悲しいこと、嫌なこと、嬉しいこと。それらを乗り越えてこその今なんだと思いました。
でも、時には我慢のならないこともあって、逃げ出したくなる。逃げる人だっている。

でも、心の傷は、哀しみは時間が軽くしてくれる。

──そんな大人な雰囲気をありがとうございました。
面白かったです!


  • 投稿者: 如月 恭二
  • 23歳~29歳 男性
  • 2016年 11月01日 20時02分
こんばんは~☆ご注目下さり恐縮であります(..)散文詩なるは小説のなり損ない、紅茶と烏龍茶、ゆで卵と温泉卵の関係と申しますか…
時間は誰にも平等でありますな。恥ずかしい黒歴史も本当に傷ついた出来事も、まーその後の過ごし方次第でだんだん、ただの『思い出』になっていくのでしょう。もちろん、それが出来ないほど深く傷ついてしまう人も中にはいますが、そんな人にもやはり時間は平等なのだと思います。
改めて嬉しいご感想をありがとうございます(..)
[良い点]
「僕」の現在と「彼女」との思い出の過去。
 ほろ酔いでプールに入るシーンにギョギョッとしましたが、違う展開が待っていました。
 忘れる必要なんてない、忘れられるかどうか、それまでどれくらい時間が掛かるかなんて、誰も決められない。「僕」が多くを語れる言葉ともっと強い恋心があれば、「彼女」を引き留められたかしら。

 何もかも忘却に似た過去の中。純粋だった頃の、苦く胸にうずく痛み。これもピュアでキュンなのですね。
  • 投稿者: 惠美子
  • 40歳~49歳 女性
  • 2016年 11月01日 19時53分
「忘れさせて」あげれば良かったのかも知れませんね。「僕」は「彼女」とのあり方を心に決めていながら、ちゃんと「彼女」を求めなかったのでしょうね。惠美子さんのご感想をうかがい、自分で書いた身ながらはっとしてしまいました( 。゜Д゜。)
もしかしたら、恋人に踏み切れるタイミングがあったのかもですね…若い頃って、どーでもいいことに拘ったり、変なこと恥ずかしがって、なんと言うかメンドクサイですな。でもそれこそ、器用に立ち回るよりピュアキュン☆なのでしょうね…
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