感想一覧

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[良い点]
 昔話は教訓話が多いですね。
 ですが、その教訓に疑問を持つ読者もいらっしゃるのではないでしょうか? 生き方にはもっと多様性や価値観があっていいのではとですね。
 本作はうまくそこを突いていると思います。
 二人のきこりの生き方。
 おそらく、どちらも良いのでしょう。それぞれ生まれ持っての性格、そして経験からくる考え方があるのですから。
「この仕事、無理して続けるものではないからな」
 良いきこりの言葉にそれが表れています。
 

 
 
[気になる点]
 二人のきこり、ともにそれぞれの生き方だと前提にするならば、その結論を出す前の時点で「よいきこり」と「悪いきこり」と人物を決めて書かれていることに違和感を感じました。たんに「二人のきこり」の話であれば、そうは感じなかったのですが……。
  • 投稿者: keikato
  • 2017年 12月14日 10時56分
私は、ずる賢い人が悪人だと思いません。

悪人の中にはずる賢い人がいるかもしれませんが。
[良い点]
(笑)これ、オールハッピーエンドということなのでしょうか・・・。でもどこか納得できないような気がします。(笑)
感想ありがとうございます。

戸惑いながらも楽しく読んでいる様子が、感想から感じられました。
[良い点]
これは凄い!
「ずる賢い木こり」と書いてありますが、この木こりは確かに「ずるい」面もありますが、それ以上に「賢い」木こりですね。
この木こりなら、金の斧や銀の斧を売ったお金を無駄にすることもなく、静かな余生を送れそうです。
[一言]
実は、私の書いた方の話を女房(中国人)に聞かせてみたところ、「ずる賢い木こり」の方をだいぶポジティブにとらえてたんで驚いたんですよ(笑)。
「別に悪いことはしてない」
「お金を手に入れるチャンスを無駄にしないのは賢い」
その上で
「商売で失敗したのは能力が無かったから」
「自分の能力を把握することが大事」
「チャンスを得たときに、それを無駄にしないために普段から能力を鍛えておくことが大事」
みたいなとらえ方をしてましたね。
うちの女房の視点からすると、こっちの「ずる賢い木こり」は別に「ずるい」わけではなく、「本当に賢い」木こりになるかなと思いました。
  • 投稿者: 結城藍人
  • 男性
  • 2016年 11月05日 00時59分
感想、ありがとうございます。

>この木こりは確かに「ずるい」面もありますが、それ以上に「賢い」木こりですね。

この「金と銀の斧を繰り返しもらう」という発想は、元々弟が思いついたものです。原作者もこの発想を思いつく人がいるとは思わなかったでしょう。

>うちの女房の視点からすると、こっちの「ずる賢い木こり」は別に「ずるい」わけではなく、「本当に賢い」木こりになるかなと思いました。

お国柄といったところでしょうか。

「二人の木こり」にでてくる「ずる賢い木こり」の行動で発生した利益は不労所得だと思ったので、「ずるい」と感じる人がいるだろうと。
[良い点]
ずる賢い木こりはずる賢いだけで、実は結構良い所があり最後もオチでほっこりしました。
[一言]
神様がこの結末を狙って動いていたとしたら神様スゲエ!ってなりますね。
ずる賢い木こりを試していた……とかだったら蜘蛛の糸みたいな話になりますね。
  • 投稿者: 退会済み
  • 2016年 11月04日 22時12分
管理
感想、ありがとうございます。


>神様がこの結末を狙って動いていたとしたら神様スゲエ!ってなりますね。
どうなんでしょうかね?
神の味噌汁といったところでしょうか。
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