感想一覧

[良い点]
四人の問題人の登場する作品に興味を持ちました。覚せい剤常犯者、別荘帰り、殺人格闘家に、訳有りサラリーマン。私も似たようなものです。

ネクタイ絞殺事件の犯人は、この中にいないと何となく思いました。実は身近に真犯人は別にいて、陽一怪しいなと。

世間は偏見と差別に満ちている、ことに共感します。あの４人の男と、誰もが大差ないと思うから。明日は我が身、いえ、私は既にどっぷり浸かっていますので。救いようなく、しかし諦めるしかないと思いますの
┐('～`；)┌

一話あたりの分量がちょうど良く、サクサク進み、読みやすいです。

４人すべてに共感でき、特別に感情移入もできない代わりに、何となく親近感。狂人めいているのに、どこか無気力。殺伐とした彼らと、作品の雰囲気が嫌いではないです。裏社会に足を入れるのも悪くないと思いました。

[一言]
とある漫画の主人公が平和な日本で人を殺したいと言うのは“水泳大会にやって来て棒高跳びがしたいと主張するのと同じ事”と言ってましたね。
正直、翔大のやっている事は自分より弱くて痛め付けても心の痛まない奴に「俺ツエー」をやっているだけですな。
個人的に自覚が有ってやっているキャラクターは好きですが...

[良い点]
わかりやすい。
始めは登場人物が多くて名前とキャラが一致しなかったけど
だんだん一致してきた。
[一言]
救いがないけど面白かったです。
クスリをやってる人の心境ってこんな感じなのかなと
興味深く読みました。

救いがあればもっとよかったかも。

[良い点]
偏見と差別は、多種多様な人種がいる限り、なくなることはないでしょうね……。とても引き込まれる文でした。読んでいて、凄く面白かったです。

[一言]
レビューにひきつけられて来ました。
偏見は……消えないんですね。どんなに理不尽な目にあっても人は殺さないように、もし罪を償い、必死に努力して復帰している方を見かけたら私は差別せず優しく見守ろうと思いました。

[良い点]
面白かったです！
今作には赤井さんの得意とするもの（笑）
ポン中、前科者、格闘技、闇の世界の代行者。あとは猫。
全てが盛り込まれ、それぞれが過不足なく描き込まれているように感じました。
特にポン中の塚本の描写は真に迫るものがあり、読んでいる私の心拍数までが不安定になってきました。
[一言]
主要登場人物四人すべてが罪人で全員が罰を受ける。
ひどい話と思いきや、どこか救われた気もします。
佐藤には新しい道が開け、塚本は疑心暗鬼から解放されました。桜田は本人の望んでいたものになったのでしょう。
そして絵図を描いていた張本人の緒形だけは罰を免れるのかと思いきや、ある意味最も残酷な罰を受けているのがなんとも皮肉。

毎回更新楽しみにしていました。

[良い点]
まおにゃんが大人だなぁ。(*´ω｀*)

[一言]
　しょうたくんはこのままでは低い山にしか登れん子になりそう。

[良い点]
作品を読んでいて、佐藤隆司という人物に興味が沸きました。赤井先生の作品はどれも登場する人間の心理描写が鮮烈でスリル感やある種のリアリティのようなものを感じます。どうかこれからも頑張って下さい。