エピソード195の感想一覧
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[良い点]
土方さんはイジカタに、ヨコアマ、アコダテですよねえ。
どんな発音で話しているのか想像できて笑ってしまいました。
(常陸宮様もイタチのみやさまと呼ばれていましたものね)
そうかー、イジカタさんは美形なのですねえ。
アングロサクソンから見ても、こんな平たい顔族でも美形は美形として映るんですね。
ブリュネさん、ちょっと興味出てきました。
土方さんはイジカタに、ヨコアマ、アコダテですよねえ。
どんな発音で話しているのか想像できて笑ってしまいました。
(常陸宮様もイタチのみやさまと呼ばれていましたものね)
そうかー、イジカタさんは美形なのですねえ。
アングロサクソンから見ても、こんな平たい顔族でも美形は美形として映るんですね。
ブリュネさん、ちょっと興味出てきました。
エピソード195
『燃えよ剣』の映画を観てたら、外国人士官さんが出てて、やっぱりイジカタ、アコダテと発音していたので、ああフランス人だ、なんてにやにやしちゃいました。常陸はイタチになっちゃうんですね。微妙。
土方歳三、女性にもてたと手紙が残っています。残っている写真のお陰もあって今でも人気。西洋人から見て、どうだか何とも言えませんが、小説の『ラ・ミッション 軍事顧問ブリュネ』でそう描かれて、髪の毛を脱色すればフランス人で通せるんじゃないかとブリュネは考えます。
ブリュネは映画『ラストサムライ』でトム・クルーズが演じたアメリカ人士官のモデルなんて出てきますけど、ホントかしら?
感想感謝でございます。
土方歳三、女性にもてたと手紙が残っています。残っている写真のお陰もあって今でも人気。西洋人から見て、どうだか何とも言えませんが、小説の『ラ・ミッション 軍事顧問ブリュネ』でそう描かれて、髪の毛を脱色すればフランス人で通せるんじゃないかとブリュネは考えます。
ブリュネは映画『ラストサムライ』でトム・クルーズが演じたアメリカ人士官のモデルなんて出てきますけど、ホントかしら?
感想感謝でございます。
- 惠美子
- 2021年 12月02日 21時43分
[良い点]
佐藤賢一さん、いいですよね。
高校のとき、中世ヨーロッパの歴史小説が読みたいと飢えたときに出会ったのが、「双頭の鷲」でした。
[気になる点]
世界史から幕末を見ると、ヨーロッパ列強は日本どころではなかったという気がします。
イギリスは既に獲得したインドと南アフリカを開発すべきと言っていて、フランスはメキシコ干渉で泥沼、ドイツはビスマルクが海外に興味なし、オーストリアも興味なし、ロシアは農奴解放に続く国内情勢で手一杯なのと中央アジア遠征で忙しく、アメリカは南北戦争とその戦後。
1880年代になると、また植民地獲得競争が激しくなるのでこう言っては何ですが、日本はラッキーな時期でした。
ただ一番は外国人が斬られたら、ちゃんと幕府が対応したことではないでしょうか。
たいていは自分の国の人間が殺されて、まともに対応しないことを大義名分に攻められます。
弱腰と言われても、これが一番国を守る方法でした。
[一言]
土方歳三の洋装写真はあれでケピ帽かぶれば、まんまフランス軍風ですよね。
戊辰戦争は軍事から見ると、武士全体の失敗に見えます。
当時の日本が3300万人の人口で、そのうち武士が200万人もいるのに、最大動員数が両陣営あわせて、たったの四万五千人。
アメリカが人口2900万人で南北戦争総動員数が320万人。
生まれながらの軍人階級が役に立っていません。
軍の西洋化とは軍服を西洋風にするよりも、最新の武器を使うよりも前に、庶民を訓練地獄にはめ込み、戦列歩兵マシーンにすることだったのですから、武士以外の人間を集めて、鉄の法度で締め上げ、三、四人単位で白兵戦を行えるようにした新撰組の考え方は実は幕末で最も西洋軍隊に近かった気がします。
佐藤賢一さん、いいですよね。
高校のとき、中世ヨーロッパの歴史小説が読みたいと飢えたときに出会ったのが、「双頭の鷲」でした。
[気になる点]
世界史から幕末を見ると、ヨーロッパ列強は日本どころではなかったという気がします。
イギリスは既に獲得したインドと南アフリカを開発すべきと言っていて、フランスはメキシコ干渉で泥沼、ドイツはビスマルクが海外に興味なし、オーストリアも興味なし、ロシアは農奴解放に続く国内情勢で手一杯なのと中央アジア遠征で忙しく、アメリカは南北戦争とその戦後。
1880年代になると、また植民地獲得競争が激しくなるのでこう言っては何ですが、日本はラッキーな時期でした。
ただ一番は外国人が斬られたら、ちゃんと幕府が対応したことではないでしょうか。
たいていは自分の国の人間が殺されて、まともに対応しないことを大義名分に攻められます。
弱腰と言われても、これが一番国を守る方法でした。
[一言]
土方歳三の洋装写真はあれでケピ帽かぶれば、まんまフランス軍風ですよね。
戊辰戦争は軍事から見ると、武士全体の失敗に見えます。
当時の日本が3300万人の人口で、そのうち武士が200万人もいるのに、最大動員数が両陣営あわせて、たったの四万五千人。
アメリカが人口2900万人で南北戦争総動員数が320万人。
生まれながらの軍人階級が役に立っていません。
軍の西洋化とは軍服を西洋風にするよりも、最新の武器を使うよりも前に、庶民を訓練地獄にはめ込み、戦列歩兵マシーンにすることだったのですから、武士以外の人間を集めて、鉄の法度で締め上げ、三、四人単位で白兵戦を行えるようにした新撰組の考え方は実は幕末で最も西洋軍隊に近かった気がします。
エピソード195
ヨーロッパ、特にフランスの歴史物、選ぶのを迷うくらい、佐藤賢一の作品は豊富で、これからも読むのが楽しみです。
会津と庄内で、ビスマルクに北海道の開発地と引き換えに協力してと依頼したけれど、結果的にビスやんは何もしなかったですし、オーストリアはそんな余裕なさそうだしってことがありますねえ。アメリカはペリーを寄越したものの、仰言るとおり南北戦争でそれどころではない。日本の土地は傾斜地と湿地ばかりで広い平原がない、少し前の安政年間は大地震の頻発、プランテーションを開発できそうもない、魅力を感じず、貿易をした方が労力が掛からないだろうと、列強は考えたんでしょうねえ。
幕府、実は弱腰ではなかったとも。(詳しくないのでごめんなさい)
ただ薩摩とイギリス、幕府とフランスと、変な軸になっちゃっている印象があります。イギリスとフランス、歴史的にこの二つの国は妙に対抗しているというか何というか、イギリスが外交上とんでもない二枚舌でフランスに文句付けて! と作中で言わせてます。
ブリュネはアルザス出身の軍人で、少尉時代にメキシコ出兵、そして日本に来ています。アロー戦争での清の被害、クリミア戦争のセヴァストポル要塞の戦いでのフランス軍の陸戦で勇戦など、作中ブリュネなりの経験や見識があって、日本とサムライたちに味方します。
新撰組や土方歳三はラストサムライではなく、ファーストアーミーと評した小説家がいたけど、名前を覚えていません。上意下達の組織、体面にこだわっていては何もできませんものね。「拙速を尊ぶ」と土方のが改めるところは改めて、自ら素早く行動し、従わせもした力量と熱は周囲に伝わったでしょう。
感想感謝でございます。
会津と庄内で、ビスマルクに北海道の開発地と引き換えに協力してと依頼したけれど、結果的にビスやんは何もしなかったですし、オーストリアはそんな余裕なさそうだしってことがありますねえ。アメリカはペリーを寄越したものの、仰言るとおり南北戦争でそれどころではない。日本の土地は傾斜地と湿地ばかりで広い平原がない、少し前の安政年間は大地震の頻発、プランテーションを開発できそうもない、魅力を感じず、貿易をした方が労力が掛からないだろうと、列強は考えたんでしょうねえ。
幕府、実は弱腰ではなかったとも。(詳しくないのでごめんなさい)
ただ薩摩とイギリス、幕府とフランスと、変な軸になっちゃっている印象があります。イギリスとフランス、歴史的にこの二つの国は妙に対抗しているというか何というか、イギリスが外交上とんでもない二枚舌でフランスに文句付けて! と作中で言わせてます。
ブリュネはアルザス出身の軍人で、少尉時代にメキシコ出兵、そして日本に来ています。アロー戦争での清の被害、クリミア戦争のセヴァストポル要塞の戦いでのフランス軍の陸戦で勇戦など、作中ブリュネなりの経験や見識があって、日本とサムライたちに味方します。
新撰組や土方歳三はラストサムライではなく、ファーストアーミーと評した小説家がいたけど、名前を覚えていません。上意下達の組織、体面にこだわっていては何もできませんものね。「拙速を尊ぶ」と土方のが改めるところは改めて、自ら素早く行動し、従わせもした力量と熱は周囲に伝わったでしょう。
感想感謝でございます。
- 惠美子
- 2021年 12月02日 21時34分
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