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[良い点]
作品のテーマは「クリスマス・イヴの奇跡」でしょうか。
読み終えての感想は、杏奈ちゃん健気で可愛いなぁ、です。
文章は難しい言葉や漢字もなく読みやすかったです。
また描写が細かく情景を容易に想像することができました。
"『』"を使用することで、読者にポイントを分かりやすく明示しており、ミスリードをさせない工夫もされていました。
[気になる点]
作品のロジックは理解できましたが、「この部分の描写が欲しい」と思う場面が多くあり、惜しかったように思います。

[一言]
以下ネタバレありの感想と考察を。





第一話について
この部分、実際は杏奈ちゃんとの思い出ですが、由紀ちゃんとの思い出であると海斗くんは記憶違いを起こしている場面です。
記憶違いを起こしている理由は作中にもあるように、杏奈ちゃんがアンとして転生したからなのですが、この場面で「彼女」は"物語にしか出てこないような完璧超人"として描写されており、海斗くんのことを「かーくん」と呼んでいるのです。
この時、海斗くんの中には違和感があったのではないでしょうか。
何かモヤモヤしたような、大切な何かを忘れてしまっているような、そんな海斗くんの感情の描写があってもいいかと感じました。

第四話について
デートの際に「アン」がブーツではなくスニーカーを選択したという描写についてですが、これは出掛ける段階で、ある程度の計画が杏奈ちゃん中にあったということでしょうか。
それとも移動手段を考慮してのことでしょうか。
ここは作者様の意図が判断できないと感じた部分です。

第五話について
ここの冒頭部分は作品全体で一番好きな箇所です。
「あー、私ね? 海斗を朝見送ってる時、確かに半日くらい帰ってこないのもあっていつも寂しいと思ってた。でも、海斗がいつも元気に学校行ったりしてるのを見て、安心もしてた。――これで、よかったんだって」
2周目でこの部分を読んだ時は震えました。
感想ありがとうございます。

そうですね、ミスリードを避けるというよりかは、紛らわしくならないように強調したという感じですが、まあご指摘どおりミスリードを避ける結果にも繋がっていますね。

描写が欲しいという点については、自分の実力不足と12/24に無理矢理間に合わせた結果となってしまい、時間が不足してたことに尽きます。それは今後の反省材料とさせていただきます。

一話について。
海斗の記憶に対する認識の変化をつけるためにも、あんまり違和感を入れないようにと思い、そのような描写を入れなかったという事情があったりします。
というのも、記憶の改竄によって『杏奈と過ごした記憶』が『由紀と過ごした記憶』としてすり替えられてしまっており、本人はその時点ではあまり気に留めていないんです。確かに杏奈と由紀はかなり異なる人物像なので違和感を覚えるような描写は必要だったかもと、その点では感じましたが。

四話について。
モデルにしている場所が某県のあんまり遊べるところがない場所なので、『アン』として長年付き添ってきたこともあって、海斗がどこへ連れて行ってくれるのか推測できていたということですね。
主人公は最後まで普通に歩き回ってますが、この日かなりの距離歩いてますから……

五話について。
ありがとうございます!
  • 大友神流
  • 2016年 12月25日 21時05分
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