感想一覧

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[一言]
凄く心に来る話で、震災を経験された方の思いや大変さが、この話にぎゅっと詰まっており、猫視点で話が展開していくのがまた、心に来ます……。
私は震災を見たことがあるだけで、経験したことないのですが、この話を読んで、経験された方を思うと、感情移入します……。

とても心に残る作品でした。これからも頑張って下さい。
  • 投稿者: リルン
  • 2017年 12月29日 23時30分
リルンさま

この度は、拙作をご高覧いただきましてまことにありがとうございました。

温かなお言葉、いたみいります。
年が明け、神戸にはあと少しで、またあの日が巡ってまいります。
どちらの地方の災害であっても、命を奪われた人たちの無念の思い、遺された人たちの悲しみの念は薄らぐものではないのでしょう。

遺された側として、つたないながらも猫の言葉を借りての執筆でしたが、なにかお心に残るものがあったのでしたら望外の幸せでした。

どうぞこの一年が、リルン様にとってよきものでありますよう、心よりお祈り申し上げます。
ご感想、本当にありがとうございました^^
[良い点]
地震前の平和な時間が気に入りました。特に、それぞれのねこに個性があるのが良かったです。毛色や瞳の色だけではなく、首輪を外すねこまでいるところには笑いました。一方で、主人公以外はもらわれたり、つれていかれたりと、いなくなってしまった事実が寂しさを募らせました。
震災後の「お前はええなあ」という言葉には、励まされた気がします。実際にもこの物語のように、動物の餌だけは多く残されたことがあったのではないかと考えてしまいました。最後には主人公も死んでしまいますが、天寿を全うしたのだと思います。
今後の創作活動を応援しております。
ネット小説大賞さま

わざわざご感想を入れてくださり、まことにありがとうございました。
さまざまに悲しみや苦しみについて語ってゆくような内容の話ではありましたが、ほのぼのしたところに笑ってくださりほっとしております。

ご多忙の中、拙作に目を留めていただいて感謝です。
「小説家になろう」さまではずっとお世話になってきましたが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
[一言]
あの日を体験した方なのですね

私もそうです

幸い自宅は一部損壊だったので皆さんのような苦労はしませんでしたけど、いまだに揺れている夢を見て飛び起きます

あの日のことを猫さんの視点で改めて見て涙が出てきました
あの日、うちには2匹の犬がいました
あの子達はもう虹の橋に行ってしまったけど、このことおんなじようなことを考えてたのかななんて思いました

このお話を作ってくれてありがとう
ほしに綾香さま

お読みくださり、ご感想まで、まことにありがとうございました。

はい、そうなんです。
我が家も一部損壊に過ぎなかったので、「こんな自分が震災のことを書くだなんて……」と、ずっと逡巡もし、ためらいつづけて、二十年以上もたってしまったのです。

それでも、心の傷は傷として残っていて。
ほしに様も似たようなご経験をされつつ、ここまで来られたのではないかなとお察しいたします。

そちらはわんちゃんだったのですね。
我が家でも、すっかりつぶれてしまったお宅の被災犬を一匹、お預かりしていた時期がありました。

被災されたかたというのは、みんな大なり小なり、傷を抱えつつ生きておられることと思います。
ささやかな物語でしたが、みなさんのお心になにかが届けばいいなと思っております。

ほしに様のご感想の最後の一文に泣かされました。
こちらこそ、ほんとうにありがとうございました。
[良い点]
猫かわいい
[一言]
なんか液晶が曇ってるなあと思ったら、ただ涙がにじんでいただけでした。偶然読めてよかったです。
猫は意外と長生きなのですな……

あた様

偶然みつけてくださって、ご感想までありがとうございました。

猫好きな方なのでしょうか? お読みいただいて嬉しいです。

そうなんです、うちの猫は実は幸いにも、あんなことがあったにも関わらずほんと長生きしてくれました。

ご感想、わざわざありがとうございました^^
[一言]
読んでいて泣いてしまいました。
世界中の猫ちゃん達が皆幸せでありますように。
  • 投稿者: 退会済み
  • 2017年 02月10日 19時52分
管理
天汰御世さま

お読みくださり、ご感想までいただいて、まことにありがとうございました。

本当ですね。
なんの悪意もなく生きている生き物は、幸せであってほしいなと思います。
おやさしいコメント、まことにありがとうございました^^
[一言]
見ていて泣けちゃったな。
たしかにあれは忘れられないかな…

あれ、涙でスクリーンが見えない…
すてきな物語をありがとう作者様!!!!!
  • 投稿者: 退会済み
  • 30歳~39歳 女性
  • 2017年 02月02日 17時50分
管理
みぃ♩世界に祝福を‼︎ 様

ご感想、わざわざありがとうございました。

「あれは」とおっしゃっているということは、震災のご経験をなさった方なのでしょうか。

こちらこそ、素敵なご感想をありがとうございました。
ほっこりさせていただきました^^
[良い点]
初めまして。森大と申します。

すっかり泣かされてしまいました。

うちにも三匹の猫がいました。いまは二匹で、最後に飼った三匹目が、5才もならずに死んでしまいました。
幸せだったのかな。うちに来なかったらもっと長生きしてたのかなと考えることもままあって、ねこくんの最後の「しあわせだったよ」の言葉に、それを思い出してまた泣けました。

自分も、猫を飼っている中で、水害と震災を経験しました。
ライフラインもそうですが、ペットのことでも苦労しました。
大きな災害が起こるたび、ペットと避難されている方を見て、一層、心配になります。

二十四才とは大往生でしたね。
うちの猫たちも老齢になり、病気やアレルギーで薬の欠かせない日々となっていますが、一日でも長くそばにいてほしいです。


私事の多い感想で失礼いたしました。
他の作品も拝読させて頂きます。
まだ寒い日が続きますのでご自愛くださり、執筆活動もがんばってください。
  • 投稿者: 退会済み
  • 2017年 01月26日 14時41分
管理
森大さま

お読みいただき、丁寧なご感想までくださって、まことにありがとうございました。

そうですか、猫さんを亡くされたのですね。
たとえ五年だとしても、その後、飼い主さまにこのように思ってもらえる猫さんは、間違いなく愛されて幸せな猫さんだったのだと思いますよ。

生き物を飼う、ということは、その命に責任を持つということでもありますよね。
でも、我が身やわが子のことだけでも必死にならざるを得ない災害という現場では、ともすればペットのことまでは手が回らないことも多いものだと思います。

森大さまはそのような中でも、猫さんたちと共にいてくださった、そんな素敵な飼い主さんであられたのだなと思いました。

わたしたち人間も、猫たちほど短くはないのですがやっぱり限りある命です。
お互いの命がせっかく重なり合って共にいられる時間を、大切にしたいものだと思いますね。

まことに、ありがとうございました。
[一言]
遅ればせながら感想を遅らせて頂きます。あの震災の実体験をもとに書かれた作品を前にすると、ひとつひとつの描写の背景、含まれた意味の重さに言葉を失います。こちらの童話にこもった熱量に比べれば非常に拙い感想になってしまうかと思いますが、ご笑覧いただけると幸いです。

語り手として猫を選んだのは秀逸だと感じました。人間の感情に踏み込みすぎずに描けており、直接的に泣いたり喪失感を覚えたりしないぶん、想像力が掻き立てられました。
当時の『ねえさん』後に『かあさん』が作者様ご自身なのでしょうか。以前のエッセイや活動報告などを拝見するに、未だ整理のつかない気持ちもおありのようですが、こうやって少し離れた視点で体験を綴ることでご自身のセラピーにもなるのではないかと、僭越ながら思えました。

いちばん強く感じたのは、人間の悲劇も救いも半径3メートルの内にあるのだなあ……ということでした。
私は当時四国で生活していましたが被害はなく、ただテレビのニュース映像を見て呆然としたことを覚えています。倒壊した高速道路や、明け方の街から立ち上る火災の煙に、これはとんでもないことが起きていると体が震えました。でもそういった俯瞰的な被害状況だけでは『あの日』は語れないのですね。震災から22年が過ぎて記憶が記録として保存されていく中で、どうしてもデータで総括されてしまいがちなのですが、あそこで生きていた人間の数だけ想いがあって、経過があって、現在があるのだと痛感しました。だからこそ、身近にいて寄り添ってくれる存在が尊いのだと思います。長命の末に天寿を全うされた猫さん、どれほどご家族の心の支えになったことでしょうか。
被災された方々の平穏を祈るとともに、今自分の近くにいる人たちを大事にしようと改めて感じました。

長文失礼いたしました。この童話が少しでも多くの方に『あの日』を伝えますように。

  • 投稿者: 橘 塔子
  • 女性
  • 2017年 01月23日 20時39分
橘さま

このたびは、拙作をお読みくださり、またこんな丁寧なご感想をいただいて、まことに有難うございました。

過分のお言葉、ただただ感謝の気持ちです。
「自分自身のセラピーに」とのお言葉に、「なるほどなあ」と頷くことしきりでした。
こうしてやっと、少しずつ、乾いたかさぶたをはがして傷を治していくしかない…そんな気持ちになりました。

できることは本当にわずかで、それに歯がゆい思いをすることも多いのですが、「まあなんもせんよりはマシか」と思いながら、淡々と、一日一日、大事に生きていくしかないですよね。

「人間の悲劇も救いも半径3メートルの内にある」これも、まさにその通りだと思いました。
災害は、その3メートル内どころか、それより遥かに多くのものを一瞬で叩き潰してしまいます。
あの時に失われた人たちの、声なき声の一端でも、ここに記録できていましたら幸いです。

どうもありがとうございました。
[一言]
私は当時小学生でしたが、船に乗るまでは今までで一番の揺れだったことを覚えています。
ニュースから流れる映像が同じ関西で起こったことだと信じられませんでしたね。
何年か前に、母が自身の同窓会に行って帰宅したあと、四分の一の同級生をあの震災で亡くなってしまった、と告げたのが印象的でした。
  • 投稿者: 青瓢箪
  • 2017年 01月20日 23時43分
青瓢箪さま

お読みくださり、ご感想まで、ありがとうございました。
当時は小学生でいらっしゃったのですね。
お母様のお知り合いは、そんなにもお亡くなりになったのですか…。
地域によってはそういう方が大勢いらっしゃるということなのですね。

本当はそうした方こそこういうものをお書きくださったり、語ってくださることこそ皆さんの役に立つのかなとは思うのですが、ささやかな文章でも、なにかお役に立っていましたら幸いです。

どうもありがとうございました。
[良い点]
童話のためか、語り口調はのんびりと優しいけれど、内容は生々しい現実が書かれていますね。

私は阪神淡路大震災を経験はしてませんが、中学生の時に東日本大震災を経験しました。私が住む町は内陸部のため津波の被害がありませんでしたが、やはり電気と水道が何日も止まり、物資が不足していました。

この話を読んで、そう言った大変だったことを思い出しました。
私たちのなかで、震災は完全に終わったわけではないけど、世間の人は日に日に震災を忘れていくそんな、悲しさも実感しますね。

長文失礼しました。
考えさせてくれるような深いお話しをありがとうございました。
  • 投稿者: 霧島花代
  • 18歳~22歳 女性
  • 2017年 01月18日 23時18分
霧島さま

ご感想、わざわざ残してくださって有難うございました。

霧島さまは、東日本大震災の経験者でいらっしゃるのですね。
津波の来なかった地域だからと、そのときつらかったことを口に出すのを躊躇われてしまうお立場だったのではないかと想像しております。

それでも、物資がなく、不安に苛まれたことは事実でいらっしゃることでしょう。
大きな声で「これがつらいんだ」と叫ぶことは、私たち日本人にはなかなか出来ないことのように思います。
周りに自分よりももっとつらい思いをしている人がいることがわかっていればなおさらです。

でも、それでも傷ついた、つらい思いをしたこと、どなたか聞いてくださる方がいらっしゃればいいなと思います。
また、そういう思いをした人間として、同じような思いを抱いている人のお気持ちを聞くことだけでもできたらな…と思いながら今ここにおります。

それでもやっぱり、身の丈以上の大したことはできないのですが、この小さな文章が、どなたかのお心に届いたのでしたら幸いです。

どうもありがとうございました。
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