感想一覧

▽感想を書く
感想絞り込み
全て表示
<< Back 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10  Next >> 
[一言]
第五節

 おとなしく知ってることをしゃ別田ほうがアンタのためなんだけどねぇ」

喋った

第六節

「ちっ、たしかにの女はウチにきたよ。

その女?

そこは粋の音すら聞こえてくるような沈黙の中にあった。

息の音?


猫たん!畜生!仕立て屋め万死に値する!


  • 投稿者:
  • 2017年 02月09日 22時21分
>雅 さん
 報告ありがとうございます。
 ちょっと今立て込んでいるので、校正が追いついてません。

 ちなみに、某宗教の教祖様は大の猫好きだったそうです。
 人間の食べ物は猫に有害な事が多いので、現実でも生ゴミの処理は気をつけませんとねぇ。
[一言]
第三節 悪夢からの招待

中から巨人が握りつぶしたような形で人の固まるが転がり出てきた。

固まり、塊、一緒ですが後者の方がグロさが出てよいかと。

ちょっと酷いかな……いや、でも育っても100%ろくな人物にはならないだろうし……
でもそれいじょうにこの怪人やばすぎる

「卑怯も何も、私はうなたに感謝こそすれ恨み言などありはしまセン。

あなたに



第四節 人形姫をたずねて

 さもなくば、ゲシュタルト崩壊を起こして使い物にならなくなりそうだったからである。

ゲシュタルト崩壊って字があれっ?てなるやつでは?


まさかこのタイトル、容疑者は高そうな人形を拾って持って帰っただけで誘拐はしてない、とか?
  • 投稿者:
  • 2017年 02月08日 23時25分
>雅さん
 誤字報告ありがとうございますー
 ちょっと今時間が無いので修正が後になるかも。

 ゲシュタルト崩壊は、一応自分でも事前に気になって調べておいたのですが、文字の意味だけじゃなくて他の感覚器などでも発生するようです。
 あんまりおかしかったら発狂するに変えてしまったほうがよいですかねぇ。
[一言]
ホントに知らんのか
しらを切ってるのか

続きを楽しみにしてます♪

どっちかな?
  • 投稿者: 社怪人
  • 2017年 02月08日 20時12分
>社怪人 さん
 さぁ、どちらでしょうかねぇ、ふふふ。
 いずれにせよ、次から物語りは大きく動いてゆきます!
 お楽しみに!!
[一言]
自分の行いには返りがある。
これを因果応報と申しまして……

続きを楽しみにしてます♪

ヒトを騙して得た金で贅沢三昧?
そのまま一生生きていけるとでも?
  • 投稿者: 社怪人
  • 2017年 02月08日 13時14分
>社怪人さん
 いつも感想ありがとうございます。
 まぁ、仏教ではないのでアレですが、いずこの世界でも悪い事はできないものですよね。
 ましてや、神は仏よりもはるかに厳しいのです。
[一言]
 昨日はいろいろと不躾な指摘にもかかわらずご丁寧なお返事をありがとうございました。大変楽しませていただいていますので、今後の展開についても引き続き期待しております。
 ガラン版の日本語訳がウェブ上で公開されているというのは存じませんでした。余裕があるときに読んでみたいですが、その前に積んだままのマルドリュス版を再開しなければ……。

 以下は最新48〜50話の誤字脱字報告です。

48
>そのたびに妻であるシェヘラザードに拳で殴られている{体たらくぶり}だ。
「体たらく」で「ありさま」という意味で、「ダメ人間」のような意味ではないので、「ぶり」をつけるのは誤用です。

>この世界でも指折りの大都市バクディー{ト}の
>大都会であるバグディー{ト}の街のバザールは、
 この話の冒頭と、以前の46話(第六夜第十節)では「ド」でした。

>そして多くの{物}が{分け}もわからず沈黙する中、ジンは商人に声をかけた。
 者、訳

>ジンは複雑{に}気持ちでそっとその場を後にするのだった。

49
>だが、それをあえて指摘しなかったのはこの男なり{}意図があったのだ。
 の/に?

 また、これは釈迦に説法だと思うのですが……。この話以降で登場する「胡蝶(パルヴァネハ)」という名前ですが、پروانه ها(パルヴァーネハー、本当はスペースじゃないのですがなぜかくっついてしまうので……)は複数形で、女性の人名としても使われる単数形はپروانه(パルヴァーネ、Parvaneh)ではありませんか? 単数形も語末にه (h)がついてはいますが、eの後なので黙字になるはずです。『ニューエクスプレス ペルシア語』15ページや『基礎ペルシア語』17ページにそういう説明があります。

50
>その瞬間、アイディンの影からい{つく}もの生きた骸骨が這い出し、

>かわりにガチガチと恐怖で歯の打ち合わさる音が何かの演奏のよ{い}に響くだけである。

>中から巨人が握りつぶしたような形で人の固ま{る}が転がり出てきた。

>アイディンが陶酔するかのような声で聖典{}一部を諳んじると、

>もはや人の姿{わ}していない我が子と愛人たちの名を一人ずつ呼ぶ。

>「卑怯も何も、私は{う}なたに感謝こそすれ恨み言などありはしまセン。

>神ならぬ者に死を覆せるとでも思うの{でデ}スか?
  • 投稿者: 真白
  • 2017年 02月08日 13時04分
>真白みこと さん

 感想、ご指摘ありがとうございます。
 実を言うと、ペルシャ語やアラビア語に関してはこの話を書き始めてから調べ始めたのでまったく詳しくないのですよ。
 特にペルシャ語だと、発音ですらよく分からなくていつも苦労しております。
 厳密にはアラブでもペルシャでもないのだから違うといえばそれまでかもしれませんが、そこは自分もこだわりたいので、他の部分と一緒に修正ですね、これは。

 なお、ガラン版については、こちらのページで翻訳作業をされている方がいらっしゃいます。
http://p.booklog.jp/users/galland
[一言]
まぁ、ヒトの中には一天地六の鉄火場暮らしで命の有無の際際《キワキワ》を切り抜けるスリルを生の実感にしてるヒトもいるしね。

続きを楽しみにしてます♪

ん~と、よくテレビ特捜部なんかで高いビルの手擦りの無い屋上で自転車に乗ってるヒトなんかその類でしょ?

ま、そこまでの覚悟はこのスベタにはなさそうだけどね。
  • 投稿者: 社怪人
  • 2017年 02月07日 21時18分
>社怪人 さん
 感想ありがとうございます!
 カジノ依存症ってひどいらしいですねぇ。

 まぁ、この女の場合は最初から賭けじゃなくてイカサマをつかって相手から巻き上げるだけのつもりなので、そんな覚悟は欠片ほどもありませんともw
[一言]
ここで怪人に会うとは胡蝶もアウト?
  • 投稿者:
  • 2017年 02月07日 20時38分
>雅 さん
 いえいえ、この物語にはまだまだアウトな方々が出てきますからw
 とはいえ、今回は序盤の展開がややゆっくりしているので、元ネタの物語がどのように変化してゆくかをゆるりとお楽しみくださいませ。
[一言]
ジンは複雑に気持ちでそっとその場を後にするのだった。
 だが、その時だった。
「お兄さん、そいつが気になるかい?」
「あぁ、とてもいい品だな。 妻への贈り物を探していたが、これなら喜んでもらえるだろう」

複雑な気持ち

だが、その時だった。の前後が繋がってないような?



どうみても描写はペルシアですけどね、シルクロードの果てのよくわからない国、パラレルワールド的な意味合いで使われていたのか、それとも中国から伝わった話をアレンジしたのか。

そう言えば日本でも床屋のくるくるは自由平等博愛ではなく包帯血管神経だったとか?
  • 投稿者:
  • 2017年 02月07日 16時39分
>雅さん
 おっと、一文抜けてました。
 ご指摘ありがとうございます。

 Wikiなんかを見るとインドから入ってきた話が多いのではないかとも言われていますが、おそらくそんな話を中東の人間にもわかりやすくしようとした結果ではないでしょうかねぇ。
 なにせ写真もインターネットも無い時代の話ですから、原文をそのまま翻訳して語ったところで聴衆が理解できないのでしょう。

 逆に当時のペルシャの雰囲気がわかるので自分のような人間にとってはありがたい話ですがw
[一言]
まさかアボカドが『獅子の金○』と呼ばれるようになるとは(笑)

いや、金○ちゃうし(アボカド)

続きを楽しみにしてます♪
  • 投稿者: 社怪人
  • 2017年 02月07日 12時53分
>社怪人 さん

 アボカドもいい迷惑ですよねw
 まぁ、体には良いものですし、本人の性格がアレなので訂正もされぬまま広まって行くでしょう。
 女王陛下は微妙な顔をするとは思いますがw
[良い点]
 中東から西アジアというふだんなじみのない地域が舞台で、宗教や文化についてよく勉強されていると思いますし、なによりエキゾチックな料理の紹介への熱意を感じます。
 千夜一夜物語をベースにしてそこに含まれる数々の説話・訓話を上手にわかりやすく調理されていて、あらすじにおっしゃるようなヒューマンドラマとしても大変成功していると思います。
 マルドリュス版、全部読まれたんでしょうか? 私は以前岩波文庫(全十三巻)で一巻の中ほどというほんの冒頭まで読んでそのまま積んでしまっています……。
[気になる点]
 一部設定についてわからないまま進んでいるのが少し気になります。「悪い点」というとちょっと大げさですから、「一言」欄が長くなるので使い分けているくらいに受け取っていただけると幸いです。

 主人公の背景(前世の様子と死因もそうですが、なにより戦闘力と料理の能力)について謎が多いのはたぶん意図的なもので、マスーラ戦ではじめて「流派」という言葉が出てきたように徐々に明かされていくつもりだと思いますが、すでに15万字以上という文字数のわりには不明なことが多いような。
 とはいえ、千夜一夜物語に従う枠物語という性質上、一番外側のストーリーがなかなか進まないのはやむをえないことと理解しています。原作と違うのは、枠の内側の物語でも主人公やヒロインが活躍できるので、そのぶんはいろいろやりようがあると思いますが……。

 設定についてもうひとつ言うと、魔術がどれくらいのことをできる世界なのかもよくわかりません。
 アイディンが暴れる場面(第五夜第六節)で「火を撃ち出す者、精霊を放ってけしかける者と、様々な攻撃が頭上の鳥めがけて打ち出される」という一行があって、それまで基本的に私たちの現実と変わらない世界だと思っていたので驚きました。魔術に多様なことができるとすると、やはり日常生活や戦争などにも応用されているのでしょうか?

 最後に、作中の世界の一般的な料理のほうはどうなっているのでしょう? 冒頭で犠牲になる神戸牛(笑)とバザールのいくつかの屋台、それと鳩が名物の村くらいで、ジンが現地の食材を使うこともないのでこれも不明な部分が大きいと感じます。
 モデルとなっているこちらの世界のペルシャ料理(第二夜第三〜四節、第三夜第四節)やトルコ料理(第四夜第五節)などが珍しいのだとすると、地理・気候や宗教習俗などの条件の一致にもかかわらず異なる料理が発達しているのでしょうか。
 現地の料理について詳細な設定はあまり求められていないかもしれませんが(考えるのも大変ですし)、こちらの世界とぴったり対応する地域の料理がウケていることに不思議を感じたのでした。西洋や日本の料理で無双するなら違和感もなかったのですが。この地域の料理が出てくるのはこの作品の良いところだと思うので、それをなくすわけにもいかないし難しいですね……。
[一言]
 最新47話までの誤字脱字報告です。

1(プロローグ)
>屠殺したときに神の名によって清められたもの{意}外は

2(第一夜第一節)
>市{制}の民もそれはよく分かっているので、
 市井

4(第三節)
>彼女は自らの中になにか狂{い惜}しい熱のようなものを感じ、
 狂おしい(「狂う」の形容詞形で、「惜しい」とは関係がありません。「いとおしい」などと同じですね)

5(第四節)
>器用に片目をつむって追{求}をかわすと、
 追及

>そんな彼女たちを視界に{治}めつつ、
 収め

8(第二夜第一節、以下省略)
>ここは宗教的に地位の高い王族が過ごすべく五代前の王が{立}てた場所である。
 建てた?

>その行為がこの世界の秩序を乱さないという保{障}は無い。
 保証

>そんな話がバザール中に知れ渡{}まで、なんと半時もかからなかったらしい。

9
>額が地面にこすれ{で}ジャリジャリと音を立て、

10
>騒がせてしまったから、その{侘}びだと思ってくれればいい」
 詫び

>その背中に一筋の冷や汗が流れたことを{い}る者は、おそらく神か天使ぐらいだろう。
 知る?

12
>すると、「スリと泥棒、より見事な腕前を示した男の妻になる」と{い}言い出したのだから始末が悪い。

13
>先日は屋台の料理を調べたのだから{も}今度は農家の料理を知りたくなったというわけだ。
 ?

>「俺はな、居候も同然の身で贅沢をするほど恥さらし{は}ないし、
 では/じゃ?

14
>周囲で様子を見守っていた群衆か{}も王子たちを非難する声が響き始めた。
 からも

>ハラム王子は自分自身へと問いかける{。。}

15
>ふくよかな体つき{を}老人と共に宿屋を出るとそのまま村長の家へと足を伸ばした。
 の?

>わが財務省の誇る財務監査官が目を光らせて{降}りますゆえ、ご安心を。

16
>まだ見ぬ料理{にを}想像し、シェヘラザードの目に好奇心の光が点る。

>ただ、それ{}つかの間のこと。
 も/は?

18
>唯一気が回らないところ{}あるとすれば、

20
>シャフ{ル}アール王国から{貴}国した後に性格が豹変し、
>シャフ{ル}アール王国での悪事が露見し、
 これまでの話と、この同じ回でもサイードの説明では「シャフリアール」になっているので、「リ」のほうが正しいのだと思います。
 おそらくカタカナ表記に迷いがあったのだと想像しますが、ペルシア語のカナ表記として「シャフリアール」「シャフリヤール」「シャフルヤール」の三つはありえても、「シャフルアール」では ی (y) の音が消えてしまうので不可能だと思います。

21
>しかし妾はすぐに男の子を生み、商人は大いに喜んだ{のだのである}。

>程なくして兄の二人は一文無しになって{返}ってきたのである。
>再び一文無しになって{返}ってきたのである。

>二人の兄は弟と妻を殺そうとする{}だが、

22
>「{気}様は弟と違って出来た男のようだな。

23
>誇りと喜び{}感じながら人生を生きているのだろう。

24
>いつかあなた方がお越しになる日を{頃}からお待ちしております。

>俺の着ている近習{}示す服を不思議そうな顔で見つめる彼女に、

25
>しかも私は二度と子供を{埋}めない体になりました。

>「近い将来に……貧民{外}に孤児院を作る予定があるんだ。
>「では、私はジン様にもらった食べ物を貧民{外}の子供に

26
>ジン{}まるで子供をあやすように

>ミールザが{鎮}痛な声で独り言を呟く。
 沈痛な

>と{れ}あえずこの頼もしい女王が横にいれば、

>あらかじめ{て}すべての生き物の番を乗せて救済せよと、
 ?

27
>元夫が育てている子供が本当に実{施}であるかは定かではない。

>言葉を{解}さずして互いの意識や記憶をある程度共有するという、
 介さず

>時おり{よそう}もしない行動をとる。

29
>サンドイッチ{}ようなものだけである。

>やんごとなき方々というのは、とかく{対}面というものを気にするもので、
 体面

>このジン{}いう男をはめるのはそう難しくない。

30
>不思議の国に迷い込ん{で}少女の話の一{説}{}思い出しながら、
 一節を

31
>そんな様子を苦笑{}ながら、

32
>貧民{外}に入って飲み食いした人間の中にも症状を訴える{物}がおり、これが原因で貧民{外}への嫌悪を強くする市民も最近では珍しくはない。

33
>このような事態を想定したジンはこの老人に{一人}の頼みごとをしていたのだ。
 ?

>鉛糖が有害であることを証明できる保{障}は無いと考えていた。

34
>巨大な鳥のカラクリから真っ赤な炎の塊{がが}降ってきた。

>その地獄絵図に、ジンはわずか{ら}眉をひそめる。

35
>「お前が一人でそのような冒険をしていた間、{私}が何をしていたと思っている」
 シェヘラザードの一人称は「我」では?

>{助けを求めて}女王の近習に{助けを求める}ジンだが、

>先ほどからアイディンとシェヘラザー{ト}の目は釘づけである。

36(第六夜・道化語り)
 28(第五夜・道化語り)と全編まったく同文ですが、意図的なものでしょうか? 内容から見ると第五夜のほうがあまり本編と関係がないように感じましたが。

37
>ジンの危機を見て取り、ラーメン屋の兄弟{}うち兄のベフザードが

>そしてジンが倒れたベフザード{}支えようとしたその瞬間……

>見れば、その左手は小指の{間接}が外れてあらぬ方向にへし折れている。

38
>とは言うものの、最近は時間になるとジンと連れ立って女王自{信}がこの店にやってくるのが常だった。

>卓越した体{裁}きで相手の攻撃を緩和したものの、
 捌き

>どこか{ケ}ッソリとしたような声と共に入ってきたのは、

>「まぁ、百聞は一{}に如かずだ。 まずは食え」

39
>【3つの門の話】を聞かせ{てて}ほしいとな」

39あとがき
>……というのも、イスラム圏{の}には固定の苗字を持たない民族がおり

40
>門番は泣きながら地面{を}頭{に}こすり付けて嘆願しはじめた。
 たぶん逆のほうが通りがよいと思います。

>むしろ感覚としては恐竜の子孫と言ったほうがしっ{}りとくるだろう。

>捕食者としての{埃}を傷つけられて、

>さらにそのまま相手の力を利用して投げの体{制}に入ると、
 体勢

>間髪をいれずジンの踵が容赦なく襲い{掛かか}る。

>体{制}を立て直す暇もなく、

>「あのマスーラを殺っ{}まっただと!?

41
>翌日、ジンは大后ハトゥの屋敷の前に屋台{}運びこんだ。

>そう呟きながら、ジンが遠い目をして大后の屋敷の方を見た瞬間{だである}。

>彼らの横では、せっかくの料理がどんどん冷めてその真価を失い{つ}あった。

42
>「まぁ、一人{出}来たのは俺が貴族でもなんでもないからだ。

43
>並外れた体格をもつジンと並んでも見劣りしないその屈強な体は、{同}考えても見間違いようがない。

>「俺の部下を通じて、村人たちには隣村を救った獅子の{精霊(アサド・ジン)}という男が
 ルビの範囲ミスです。

>その顔に浮かぶのは、狂{い}おしいほどの強者への敬愛であり、

>感情を殺しきった顔で、ジンがふとそんな疑問を口に{すす}る。

>「災厄の母{アズーラ}か。
 アレーゾでは? マスーラと混ざったのでしょうか。

44
>シェヘラザードは隣で食い入るようにして宝石を見ている{アズーラ}夫人に目をやり、

>「まぁ、この中から一つを選べと? {殿}下はむごいことをおっしゃいますのね」
 すでに女王なので「殿下」は違うのではないかと。

>そのたびに{アズーラ}夫人が蜘蛛の糸のようにくっついてくる。

>シェヘラザードは三つの門の何たる{カ}を知ることも出来ぬまま、

>「さて、女王{閣}下。
「閣下」もたんに身分の高い人や要職にある人の敬称なので、皇帝や王ほどになるとやはり「陛下」が適切だと思います。

>この国の大后ハトゥ{閣}下が
 これは上の二つよりは微妙ですが、皇后や皇太后も「陛下」もしくは「殿下」が普通だと思います。日本では江戸時代までは「殿下」で、現在では「陛下」と定められていますが、「天皇・皇后両陛下」とは言っても美智子さま単独で「陛下」と呼ぶことはやや少なく「さま」のほうが多い気がしますね。

>そこで皆様に法を語るにふさわし{いい}方をお連れしました。

>王が怒りの目を向けると、男はさらにこう言った。
>けれど通りすがりの者が{閣}下の犬に食べ物を差し出さないようにもご注意なさいませ。
>なぜなら、犬は{閣}下の傍を離れて通りすがりの者の後を追いかけるでしょう。

>「つまり{外}の上に立つ{も}者……王とは
 前者は何のミスか不明、「人の上」?

>その名も異国の言葉にて{石塊の王}を意味する菓子、ガレット・デ・ロワでございます」
 英語にすればcake of (the) kingsですから逆(王の〜)では?

>大人が腕を伸ばしても{一}抱え切れないほどの

>だが、視線ごとき{出}この男が毛ほども傷つくはずもなく、

>「はい。 偉大なる女王陛下の智こ{と}が、もっとも清らかであると信じておりましたから」
 こそ?

45
>その豪華で美しい形に、居合わせたもの{性質}からもため息がもれた。
 たち(達)

>{た}が彼女の行動はそこで終わらない。

46
>このきわめて難解な門をいつか潜る者が現れた時{}ために、

>二つの時{にに}おいてそれは成しえることである。

>淡い色使いで統一はされているもの{}、白や桃色、淡い緑や灰色と、これまた多様な配色である。
 ものの?

>1つの村を憂いから{開}放しました。
 解放

>女王は嫌そうに顔をしかめ{。}逆にジンは掌を拳で叩きながら楽しそうに笑った。
 、?

47
>このキリスト教徒の仲買人{}わめき声を聞きつけて駆けつけた。

>イスラム教の国の王に{使}える道化師だった事がわかったのです。

>「我{がの}道化師、つまりはそのせむし男をめぐる話よりも不思議な話を知っている者はおるか?」
  • 投稿者: 真白
  • 2017年 02月07日 11時16分
>真白みこと さん
 とても丁寧な感想ありがとうございます!

 マルドリュス版ですが、実は地元の図書館を全て回ってもバートン版しかなくて、ネットの通販などでぼちぼち買い集めている状態です。
 今手元に無いのは、1、4、5、6、11ですね。
 あとはウェブ上に公開されているガラン版なども参考にしています。

 主人公の過去についてはいろいろとネタの仕込があるので、小分けにして出して行くつもりですので、演出の一環のようなものだとご理解いただければ幸いです。

 魔術に関しては、実はかなり最初の頃から存在はほのめかしているのですが、わざと目立たないようにしていたのであの話が出たときにびっくりした方が多いかもしれませんね。
 ちなみに、石榴のシャーベットを出したときに、高位の魔術師ならば氷を作ることも出来るとほのめかしたあたりです。

 地元の料理については、そのうちいろいろと出したいなぁと思っていますが、どうしても描写が後回しになってしまってますね。
 とりあえず設定として「焼く」「蒸す」「ゆでる」はありますが、「揚げる」は無いことにしています。

 そして誤字と誤用が多くてすいません。
 出来るだけはやく時間を作って対処させていただきたいと思います。
 ご報告ありがとうございました!
<< Back 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10  Next >> 
↑ページトップへ