感想一覧

▽感想を書く
[一言]
このテーマは凄く難しいですね。答えがありませんから。
この作品では神は全知全能の完璧な存在という前提で書いてありますが、
それが正しいかも分からない。
神が世界を作ったのかそれとも神自体が自然なのか、神は人と同時に生まれたのかどれが正解なのか分からない。

以下俺の考え。
神は完璧な生物を生み出せなかったんじゃないかと思う。
我々人間の考える本当に完全な生物は皆同じ考えを持ち、争いをせず平等。
しかしそれは別の視点から見れば、
完全な生物は、生きている限りその役目を全うする。そして死んだら別の人間が代わりをする。
そういう事と同じだと思う。
それでは競争しないし進歩もしない。
だとすれば、全ての生物は動くだけの人形と同じ。
電池で動くロボットと同じになってしまう。
だから完全な生物等有り得ない事なのかもしれない。
俺はそう考えています。
  • 投稿者: Hikari
  • 男性
  • 2012年 04月15日 20時31分
 こんにちは。
 そうですね。所詮この小説も、悠自身の価値観に依って書いているものでしかありません。父親に魅せた時など全否定でした。そもそも神が全知全能という考えが浅い、と言われましたよ。ある意味では、神とは人が作りだしたもの、と考えることも出来ますから、神は人より後に生まれた、という考え方すら出来るのが、このテーマの面白いところでもあります。
 完璧な人間、というのは色んな小説やゲーム、アニメ等でよくラスボスが口にする言葉です。そして毎回、主人公たちはラスボスの言う、争わず、意思を同じくし、ただ無感情に生きる人間を否定します。個人的には、システマチックに、無感情に作るよりも、一人一人個性を持たせて感情を持たせて人間を作る方が難しい。だからこそ今の人間は、神の意図するところに依って不完全に作られたのではないか? というのがこの小説になります。
 この小説は掲載以降、色んな方々の宗教思想を見ることが出来て非常に面白い。参考になります。それだけでもこの小説は掲載した価値があると言えるでしょうね。感想、ありがとうございました。
 それでは、悠でした!
  • 2012年 04月16日 10時42分
[一言]
はじめまして。JCと申します。

どなたかのページで悠さんの不完全の完全性の名前を見つけて、面白そうだと思い読ませていただいたのですが、自分的には正直ちょっとビックリしました。
何故かというと、自分も最近、「神の命と寿命」に関して書いたばかりだったからです。
そして同時に、他にも同じ様な事を考える方がいる事を嬉しく思いました。
悠さんの考えは、自分の考えとはまた違った形だったので、読んでいて、ほぉ~と納得させられました。

もしよかったら自分のも読んでみて下さい。
そして、これからも執筆活動頑張って下さい!
  • 投稿者: JC
  • 18歳~22歳 男性
  • 2010年 05月26日 20時15分
 こんにちは。はじめまして。
 掲載してからいくらか経っているにもかかわらず、時々こうして感想が来るのは驚きと共にやっぱり望外の喜びがありますね。
 JCさんの小説も読ませていただきました。なるほど。確かに少し似ています。不完全の完全性については、僕としてはまだまだ未熟で、見解が浅いと言わざるを得ない部分もありました。なので、また同じように書いてみるのも良いかもしれません。
 それでは、悠でした!
  • 2010年 05月26日 22時14分
[一言]
よい点又は悪い点に、考察が良くなされていると書こうと思ったが、どちらに書いて善いか分らなかったので、ここに。

 私はいろいろ自己について考察したものを書きましたが、神については未だ書いていませんでした。何となく、カミュやニーチェ、ドスとエフスキー、キルケゴール、ロマン・ロラン・・・達に似ていると感じました。
実は、わたしも同感です。
元々価値というものは存在しない。欲望に従うこと、ルールに従うこと、学業や仕事に勤しむこと、どれに価値があるかなど、言えるはずもない。あるのは自我。この種類の人間はもはや、価値観の正しいか間違っているかを考えることを終え、どれかに服従するか、全ての価値観の破壊のために生きていかないといけないのだろうと思います。

 P.S.

コレに触発されたので私も今度かいてみようと思います。



  • 投稿者: 退会済み
  • 15歳~17歳 男性
  • 2010年 03月09日 18時35分
管理
 はじめまして。
 あのお話は極論してしまえば「進んだ先が破滅だったとしても、神が全知全能ならばそれが訪れるべき未来だったのだ」ということ。即ちは今世界中で起こっている幸も不幸もひっくるめて全肯定する、底の知れない愛に満ちた思想……という辺りを裏のテーマとした考察です。僕は昔から神という存在を完全な眉唾と決めつけ、宗教関係には端からそっぽ向いていたのですが、ふとしたきっかけで強く神というものを強く意識するようになり、あのような「神」を考察しました。
 そうなんです。そもそも「価値」というものを作り出し、定めたのは他ならぬ僕たち人間自身です。なら、そこにはさしたる意味はなく、結局重要になってくるのは「価値」を定めた人間の「自我」ということになると思います。自分を誰かの世界(自我)に適合させ、服従するのか。何物にも染まらず、すべての世界(自我)を破壊するのか。といったところでしょうか。


 拙作に触発されて下さったのなら光栄の極みです。その時は僕も読ませていただきますね。
 それでは、レーネスでした!
  • 2010年 03月09日 22時57分
[一言]
大変興味深く拝読させていただきました。
後書きで仰られているように、こういったものの答えは個人が各々のうちに見出すもので、合ってる間違っているという次元にないものですので、内容に関してのコメントは差し控えさせていただきますが、「真理」や「神」と言ったものを他の方がどのように考えているのか。それが判っただけでも非常に良い刺激をいただけました。
  • 投稿者: 武倉悠樹
  • 23歳~29歳 男性
  • 2010年 02月09日 02時06分
感想、大変ありがとうございました。はい。こういった内容だと読む人を選ぶ、というのは重々承知の上でしたので、その上で刺激になった、ということであれば光栄です。「真理」や「神」そして僕たち「人間」……世界には謎が満ちていて、いくらでも興味を引く対象がありますね。正直にいえば、こういった考察さえも、本来は無価値なもののはずです。でもそれをなぜかやめられない。それを必要とする人がいる。人間とは本当に不思議な存在です。では、またご意見ご感想をお待ちしております。
  • 2010年 02月09日 10時31分
↑ページトップへ