エピソード34の感想一覧

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[気になる点]
これゲームとしてどうなの?本来プレイヤーが倒すべき敵をNPCに狩られてるじゃん。クソゲーやな
  • 投稿者: 100%
  • 2023年 11月01日 18時33分
 


 感想ありがとうございます。


 異世界物なので良くある話ですね。


 
[気になる点]
VRモノで気になったので読み始めたのですが、ご都合主義が過ぎる
主人公ほとんど何もしていないのに戦闘が終わっていいところ総取り
主人公の対人の強さも今のところ説得力が一つもない
章をまたいで何か説明があると思ったけどそれもない
主人公以外に解読を試まないプレイヤーたち
というか主人公の異質さを際立たせるために他のプレイヤーが露骨にアホにされているように見える
それら全てを水に流せる面白さもなく淡々としているだけ
なんというか悶々としたものがここまで読んで大量に湧いています
チート(というかズル)タグが欲しいと思いました
[一言]
これは人を選ぶ作品だなぁ
テキトーにスラスラ読み流した方がいいのだろうか
どうしても気になってしまったので感想失礼しました
 


 感想ありがとうございます。


 先ず、『VRモノで〜』についてですが、あらすじやキーワードにVRゲーム、VRMMOとある為誤解があると思われます。ジャンルはハイファンタジーでありキーワードには異世界転移があります。
 VRゲームやVRMMOのキーワードがある理由としましては、システムが平等に作用している点と、それを踏まえて大半のプレイヤーが超リアルなVRゲームだと誤認しているからです。

 ご都合主義が過ぎる点が『主人公ほとんど〜総取り』である場合、システム上その他のプレイヤーにも平等に同じ事が起きています。
 強敵と遭遇している事に関してであればその発端は賢者に出会った事であり、行動に対して報酬が発生している異世界転移物だと思って頂ければ違和感が少ないと思われます。

 また、フィールド制限に関わるボスを尽く倒している事であれば、ボスの進化個体と言う表記がある通り、一部の例外を除いてボスはレベルを上げて進化しています。
 つまり、その他のプレイヤーはボスに遭遇していますが敗北し、逆にボスに利する形となっていました。


 『主人公の対人〜一つもない』に関しては、一人称視点で描かれている為分かる通り、思考速度が後の先を取れる程に隔絶しています。
 その理由と賢者が猫を使ってまで誘導した事等は無関係ではありません。


 『〜解読を試まない〜』に関しては、これに関係する報酬描写等によって分かると思いますが、街中に殆ど文字がありません。
 文字を解読しようと思うには情報を得る必要に迫られる、若しくは解読したいと言う確固たる思いが必要で、実際に解読して理解するには十分な量の文字と解読に繋がる足掛かりが必要です。

 勿論単語であれば会話が翻訳される為理解出来たでしょうが、ここは何と聞く人がいてもこの文字は何と書いてある? と聞く人は少ないでしょう。

 また、あくまでもこのゲームは戦ってレベルを上げて行く物であり、大半のプレイヤーはスタートダッシュを決める為レベル上げに向かう物と考えられます。

 これらの事から、敢えてゲーム開始当日にゲームの本分とは全く異なる行動を取る人は一定数いるでしょうが、それが実際に解読に繋がる情報量の獲得と根気の維持に繋がるとは考え辛いと結論しました。

 これが日を跨いでいたら、97〜8%くらいになっていたかもしれません。


 以上の事から、『〜主人公の異質さを〜露骨に〜』が上記の件を指すのだとしたら、そこまでアホにはなっていないと考えます。

 その他、解体スキルの件である場合は、実際に生き物を解体した事がある人は解体を試みていますが、それは少数派でしょう。

 壊れた武器の放棄である場合は、1〜2日目時点で素材の売却先等が不明であった事、道具は初期配布の革袋に入れるか手で持つしかなかった事等もあり、取り敢えず手を開ける為に捨てていたのが定着してしまった為です。
 3〜5日目程で素材の売却先が判明した時点では、破損武器を捨てているプレイヤーは減少しています。


 システムが平等に作用している点、敵との遭遇に原因がある点などから、チートに該当する不正や欺瞞、ズルに当たる行為はありません。
 また、その特異な生まれに関する詳細は物語の根幹に関わる為序盤では語られません。

 ただし、チート(みたいに強い)。と言う意味であるならば紛う事なきチート(みたいに強い)です。


 『〜面白さもなく淡々としている〜』に関してですが、その最たる原因は、一人称視点であるが故に生じる情報の偏りを是正する役割を担うその他の人物の視点。即ち閑話や幕間、または三人称視点が無い為であると言う結論に至りました。
 中盤からはその辺り多少改善されていますが、蛇に足と翼を付ける癖がある為序盤の改善には今暫く時間を要します。


 最後に。VRゲームモノを期待して読み始めてくださったかと思われますが、実はVRゲームの皮を被った異世界転移モノである為、ご期待には応えられない可能性が高いです。
 それでも読んで頂けるならば、ごゆっくりお楽しみ頂ければ幸いです。


 
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