感想一覧

[良い点]
はじめまして。当方ドラマの脚本のセオリーというものは全く分かりませぬ故、素朴に感じた通り書くことに致します。

登場人物1人1人の生い立ちや背負っているものが詳細に練られていますね。バックボーンがしっかりしているキャラほどその行動により説得力が伴うと感じますので、この点は大きな強みであると思います。

また、特に歴史や宗教プロパーの事項に関し、よく資料を精査されていますね。
[気になる点]
作品自体の質を下げる要因ではないのですが、ドラマの脚本として評価されなかったのは、単に亡霊や魑魅魍魎がいっぱい出て来るとなるとVFXの技術が必要となり、映像化が難しいからではないでしょうか？　映像作品としてはアニメか映画のほうがやり易そうな気が致します。
[一言]
作品とは関係ないのですが、実はですね。当方もこの作品と重なる小説をここに投稿しております。霊感のある主人公らが国の機関に勤めていて、時には亡霊の助けを借りて警察の捜査に協力したり、時には魑魅魍魎と直接戦ったり。アイヌのシャーマン（当方のではトゥスクルと呼んでおります）も登場したり。あまりに共通点が多くて驚きました。

妙法幢様の作品を検索で見つけて興味を持ったのもその影響です。それを考えますと、この手の物語ってけっこう容易に思い付く部類に入るのかも知れませんね。