感想一覧

▽感想を書く
感想絞り込み
全て表示
[一言]
すみません、遅くなりました!
TOM-Fさんの初架空世界ものということで、楽しく読ませていただきました。(あ、でも妹背の桜もちょっと架空?)
架空世界になっても、実際にそこに行ってきたかのような緻密な描写は相変わらずでしたね!
この情報収集能力と描写力、いつも驚いています。
ハンザ同盟など現実の中世ヨーロッパを思わせる単語も散りばめられていてわくわくしたので、リアルなヨーロッパの時代ものもいつか見てみたいな、と思いました。

話は、短いながらも「自由」というテーマで上手くまとまっていて面白かったです!
そしてもちろん、あの女性の登場ですね~~~。ミステリアスな雰囲気にドキドキしました。
歴史のあらゆる場面に、実は彼女が絡んでいると思うと面白いですね。そして、その中には、数え切れないほどの出会いと別れがあったんだなあ。
外側は同じっぽく見えるけど、名前はちょっと違うんですね。フォン・フランクはフランク王国だとして……? うーん、どういうシステムなんだろ。
新たな剣も登場してかっこよかったです。

TOM-Fさんの新境地が見れて新鮮でした♪
三話で終わらせるのがもったいないくらいでした。
またいろんな時代・場所での彼女の活躍を見せてくださいね!
>つるけいこさん

拙作をお読みいただき、また感想をお寄せいただき、ありがとうございました。
いえいえ、感想はいついただいても嬉しいものですよ。

自分の中では、架空世界ものは初めてと思っていますが、言われてみれば「妹背の桜」もそんな感じでしたね。いずれにせよ、楽しんでいただけて良かったです。

行ったことないくせに、いかにも行ってきたかのように書く。なんか詐欺みたいですけど、まあそこが創作の醍醐味ってやつでして。
ネットでググればたいていの情報にはアクセスできるし、写真や画像なんかの資料も豊富にありますよね。便利な世の中になったものです(遠い目)

架空世界とはいえ、今回コラボさせていただいた作品は、しっかりとした資料や調査によって、極めてリアルな中世ヨーロッパ世界を描き出しているものでしたので、こちらも相応に同時代の事物を書き込みました。そのあたりが、ヨーロッパがお好きなつるけいこさんに楽しんでいただけたのかな、と思っています。

今回のテーマはおっしゃる通り「自由」なんですが、登場させた人物や話を詰め込むのに苦労しましたので、まとまっていると言っていただけて安心しました。

ええ~っと、名前は違いますけど、同一人物……でもないし、別人……でもない。ややこしいな(爆) 「ツヴァイ」という名のとおり、第二形態あるいはアプリのバージョン2という感じです。
剣は、あれがオリジナルなんですよ。あの剣、伝承のとおりならマトモな剣じゃなさそうだし、しかも柄が本体みたいな感じですからね(謎)

つるけいこさん、なかなか鋭いですね。あの人物、歴史のいろんな場面に立ち会わせようと目論んでいます。荒唐無稽な作品群になりそうですが、これからも生暖かく見守ってやってくださいね。
[一言]
タイトルに違わず、ヴェーザーマルシュ市のリアリティが素晴らしかったです。歴史的に文化的に政治的に地理的に、架空の交易都市が存在感をもって描かれ、人間に例えるならキャラ設定がしっかりしていました。もちろんオルランドや謎の巡礼者も印象的なのですが、本当の主人公は都市そのものだったのではないかと思えるほどです。
企画作品とのことで舞台はシェアされていると伺いましたが、箇条書きの設定に血肉を与えるのは作者様の技量ですよ。とんでもない筆力があるからこそ、これほど生き生きと描かれているのだと確信しています。
ヴェーザーマルシュの観光ツアーがあったらぜひ行ってみたいです!

表向き平和で繁栄していても、中世らしく複雑な利権と勢力が絡み合う世界観がとても魅力的でした。他国への報復に武力ではなく経済力を行使するあたり、現代の資本主義国家にも似ていて面白い。オルランドの立ち位置が都市を象徴するようで上手いなあと思いました。政治家でも武人でもなく、商人。彼の求める『自由』は個人としての自由の他に商業的な自由という意味もあったのでしょうね。

巡礼者の正体は、途中で「もしかして……」と勘繰っちゃったのですが(笑)、期待通りで嬉しかったです。歴史を旅する女だなあ……これからメー●ルと呼ばせてもらおう。
歴史ありファンタジーあり恋物語ありバトルありの、贅沢な一品でした。まさにTOM-F様の真骨頂!
たいへん楽しかったです!
  • 投稿者: 橘 塔子
  • 女性
  • 2017年 03月01日 21時16分
>橘塔子さん

拙作をお読みいただき、そして感想をお寄せいただき、ありがとうございました。

今回は都市をひとつでっち上げましたので、どうやってリアリティを持たせるかに苦労しました。基本的な設定やベースになることは、コラボ先の作品に書いてあったので、それをどう折り込むかが課題でした。いささか、そちらに注力しすぎたきらいもありますが、雰囲気が伝わったようで嬉しいです。
橘塔子さんのように、ストーリーを進めていくなかで自然に描いていくようにできればいいのですが……これから精進させていただきます。

あ、観光ツアーですか?
羽田からなら、ミュンヘンかフランクフルト乗り継ぎで、14時間くらいで……ゲフン(自粛)

中世の封建制度って結構ガチガチなんですけど、じつは王や諸侯や宗教勢力などがグズグズに絡まりあっていて面白いですね。実際にも、あんなことがあったんじゃないかって思います。
それに兵農分離が進んでいないと戦争するのも大変ですから、金で……なんてこともあるんじゃないかなと思いまして。

このお話は、封建国家のなかから自由都市が発展していくエピソードを扱っているので、主人公はその渦中にいる人物がいいなと思いました。
どんな時代でも、商人は世界を股にかけていましたから、そういう「自由」は彼の寄って立つところなんですよね。なんか、ロマンを感じちゃうんですよね、そういうことに。
ちなみに、あれをきっかけにして、あの子は商売に興味を持ち、やがて金融に手を染めていきます。……どうでもいい話ですが(笑)

巡礼者の正体、途中で気づかれましたか。さすがです。
あのシーンで「え、なんで?」って驚かせようと仕組んだのですが……うん、こちらもまだまだ修行が足りないようですな(笑)
おお、メ●テル! それは光栄です。せっかくなので、●年女王の称号もいただきます。ああでも、ウチの子は性悪だからなぁ。人類を導くとか、絶対しないだろうな、アイツ(爆)

楽しんでいただけて、なによりです。
これからもよろしくお願いします。
[良い点]
良く練られた作品背景に驚きと共に称賛を送ります。

国と国との争い、その中の個人としての葛藤上手く描かれていると思いました。
「自由」という言葉とそれを持つツヴァイという美女が魅力的です。ツヴァイはラストも謎めいていて、いったい何のために旅をしているのだろうかと考えてしまいました。それが余韻となっていると思います。
オルランド、メイスにやられて無事だったのか。良かった~。タフで強い男は魅力的です。
[一言]
読ませていただきありがとうございました。
魅力的な異国でした。
  • 投稿者: 古都ノ葉
  • 女性
  • 2017年 02月25日 20時48分
>古都ノ葉さん

この度は、拙作をお読みいただき、また感想をお寄せいただき、ありがとうございます。
いつも励みになっております。

この作品の基本的な世界観は、コラボ先の作品のものを拝借しています。ですので、称賛されるべきは、その作者さまではありますが、都市や人物はオリジナルですので、素直に喜んでいます。

歴史秘話というか、大きな事件の影には、こういうちょっとしたドラマってあるんですよね。国家とか個人とか、それぞれに葛藤もあると思うし。そのあたりを感じていただけて、よかったです。

ツヴァイについては、じつは別の拙作に出ているキャラなんです。彼女の外伝というか、本伝の一部と言うか、まあそんな位置づけです。彼女がなぜ旅をしているのか、そのあたりも機会があれば書いてみたいです。うう、また書く書く詐欺が……。
オルランドは、主人公補正ということで(笑)
でも家に帰ってから、泣いていたと思いますよ。フラれるし、突かれるし。傷はないでしょうけど、いろいろと痛かったはずですからね(笑)
↑ページトップへ