感想一覧

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[一言]
子供の頃学校の図書館で借りた本に挟まっていた手紙のことなど思い出しました。

リアルとフィクションの間のような。
フィクションがリアルに侵食してくるような。

古本屋で見つけた日記帳に書かれていたのは本当の記録なのか、フィクションなのか、どのようにして様々な人の手を経てきたのか……。

主人公がペンをとる時現実が揺らぐような感じがしました。

……私はあの時の手紙を挟んだまま本棚に戻したように思います。
再び誰かがそれを開き見ることを思いながら。
そんなことを思い出しました。

ありがとうございました。
私もそんな遊びをした経験があります!(あちこちにメモを隠して宝探しにするとか)

子どもの頃、まだ夢と現実の区別が曖昧な時期は、夢で見たような話もそのまま受け入れてしまいますよね。

大人になるとそういうことはなくなってしまいますが、日記を手にした人たちは一時的にも子どもにかえってしまったのだと思います。
[良い点]
 およそ、七千字の文章で、あれだけの内容が散りばめられ、さらにそれを綺麗に纏められている所が凄い。

 確りと落ちがあるところも好感が持てます。まさに灯台もと暗しでしたね。

 そして、最後に綴られた一文の為は、終わりにふさわしいものだったと思います。そこにたどり着くまでのすべてがその一文につまっている。そう、感じました。
 

 

 
[一言]
 心の底から楽しく読ませていただいた!

 そうだ、僕はこういう小説が読みたかったんだ!

 なんて、おもっちゃたりした作品です。
 
 
  • 投稿者: 鳳桜
  • 2017年 02月28日 06時05分
感想、どうもありがとうございます。
少々詰め込みすぎてしまったかな?なんて思ったりもしたのですが、楽しんでいただけて良かったです。
短編だとどこを書いてどこを削るか悩み所が多いですが、それはそれで長編とは違った楽しみがあります。
ではでは、重ね重ねありがとうございました!
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