イチオシレビュー一覧

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ただ面白い、圧倒的に面白い。

  • 投稿者: 退会済み   [2017年 09月 03日 01時 31分]
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優れた作品を読むと、脳がばちばちと喜びます。

ドーパミンの類が出ているのでしょう。

心臓がぶるぶる震え、それからバクバク鳴り響き、最後に脳味噌の真ん中ら辺がかーっと熱くなります。

脳内麻薬がドバドバでます。気持ち良くなります。

でたらめに見える瑣末な点と点、それが線になり、自由自在に寄り集まって、物語を紡ぎ出していきます。

だからレビューを書きます。素晴らしかったです。

僕がこの作品を凄まじいと思い、レビューの文字数制限と戦いながら薦める3つの理由。

①描写力。

これはすごい。
小説を読んでいたのに映画を見てたような気になるんですよ。
「なに言ってんだ、そんなわけないだろ」って思うかも知れませんが、本当なんですよ。
あなたもきっと読めばわかる。
「あの時、アイツは嘘ついてなかったのか……」って。


②魅力的な主人公

この主人公の少年は、理不尽に孤独です。
世界から弾き出されつつも、彼は大切な人たちと出逢い、彼らを守るために戦います。
それはもう絶望的で、切実な戦いです。
そんな彼の姿に、ふと「俺も頑張らなきゃな」と心が動かされるんです。

読む人の心を動かす作品を、世間一般では名作と言うそうで。
そういう意味では、この作品は間違いなく名作でしょう。


③ヒロインがかわいい!

さっさと書籍化してイラストついてください。
以上。


こんなエネルギッシュな作品はありません。
読めばわかるので読もう。
絶対に後悔はしないから。

構想四年、壮大なオールジャンル小説。

断言しよう。これはなろう小説に類を見ない良作であると。

確かに文章は難解でゆっくり読まないと頭がパンクしてしまうかもしれない。しかしその緻密さが作者がこの小説にかける想いや、物語がどれだけ時間をかけて練られたかを示している。

この小説の主人公、ホシノは運命値0、つまり無能として蔑まれている。その少年が、運命値約11、つまり世界を動かす程の素質を持つ少女、アトリアと出会うことから物語は動き出す。自分達の運命値の意味。謎の全裸少女スピカ。巨大な卵ゼーベリオン。難解な謎や衝撃の展開が続々登場するが、心を乱さず向き合うことを勧める。全ての謎が解けたとき、「貴方はきっと泣くでしょう」。

この小説は今、一種のクライマックスを向かえる。しかし、全体構想としてはまだ序の口である。小説の全てのジャンルがどのように統合されるのか。期待して読み続けようじゃないか。
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