イチオシレビュー一覧

▽レビューを書く

異世界シミュレーション、あるいはバタフライエフェクトの観測

  • 投稿者: ツバキン   [2021年 04月 29日 19時 45分]
よくある「日本人が異世界に行って配下のためにダンジョン作る」で始まる本作ですが、単純な俺TUEEEとは少し違います。

本作は「ダンジョン勢力」の主人公が何かを行い、そのアクションに対して「市民」「亜人」「宗教組織」「国家(複数)」といった勢力が反応し、その反応の反応に対して各勢力が反応を起こす…。そういった連鎖反応を観測するシミュレーション的な面が強い作品です。

ダンジョン勢含め、各勢力が限られた情報の中で真面目に他勢力の動きを考察し対策します。ただ、情報のピースが足りず斜め上の解釈でかっ飛んでいく事があるのはご愛嬌。

単純に新聞感覚で異世界の動きを読んでも面白いですし、「この時、自分ならどうする?」とか考えながら読んでも面白いです。

読みにくいかも?

  • 投稿者: にゅん   [2019年 12月 07日 15時 09分]
ストーリー自体は面白いですが、視点が転々とし内容が入りづらい感じです。主人公視点を基盤とし、サイドストーリーとしてその時この人物達の状況!みたいに分けてくれると良いかもしれません。

読みにくく登場人物も多く疲れますがストーリー自体は面白いため長々と時間を掛けて都度、理解しながら読む人にはおすすめの作品です。

一言でいうなら異世界文化人類学

  • 投稿者: 春鳥円   [2018年 11月 25日 09時 59分]
 まだ300話ほどしか読んでいない上に初レビューですので拙い点にはご容赦ください。

 内容は一言でいうなら知識チート物です。
 一応現代知識で無双もしますが、基本的には「攻め」ではなく「守り」のスタンスですので、現代知識で異世界侵略みたいな無双ではないです。まあ、意図してではなく結果的にそうなってしまう事も結構あるようですが……。
 異世界の国家情勢から田舎の生活文化、異世界らしく戦闘、そしてタイトルにもあるダンジョン。
 ただ、ダンジョン要素は少なめで、よくあるダンジョンマスター物を期待していると残念な結果になるかもしれません。

 個人的な総評としては、レビュータイトルのように異世界と現代の文化などの対比が面白く感じます。
 漫遊記と言うほどほのぼのではなく、侵略物というほど殺伐とせず、一話あたりの量が少ないので気軽に読めるのは良い点だと思います。この辺は個人の好みでしょうが。

タイトルで損をしている

  • 投稿者: 感想男   [2017年 07月 21日 14時 08分]
そう思いました。
なんだか、よくわからないようになってきましたが。
冒頭からの話の展開が、ファンタジーなんだけど納得出来る感じでした。
その為にダンジョンを作って、守ってあげようとしたり、良いです。
感情の移入は容易でした。
ただ、惜しむべきは、キャ、いや、やめましょう。
なんだか最近の、主人公の行動には、納得が出来ないところもあります。
そう思いましたら。でも面白いかも。
↑ページトップへ