イチオシレビュー一覧

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ときめきたい方、いませんか?

  • 投稿者: KAYA   [2018年 03月 01日 20時 36分 ()]
肌が触れ合うのって、とても相手への気持ちが伝わる行為だと思います。
その始まりって、やっぱり手ですよね。

そして普通は、握手から。

この物語では、別の理由でそのひとの手に触れる機会があります。
カフェのオーナーと、盲目のサラリーマンさんの物語と言えば、
だいたいの方には想像がつくでしょうか。

きっとそれは、お母さんが子どもの手をとって歩くのと、変わらない気がします。
気をつけてねっていうやさしい気持ちなんですよね。

あたたかくておいしい料理と、それに合うワインと、心づくし。
サラリーマンさんは、自分も料理をたしなむ方なので、
それをもたらすひとに興味を抱くまで、そんなに時間はかかりませんでした。

ぜひ、一度、読み進めてみて下さい。
第一章だけでも、あっという間に物語に引き込まれてしまうでしょう。

だって、そこには「好き」が詰まっているんですから。

深夜閲覧禁止作品

  • 投稿者: 春槻航真   [2018年 01月 05日 00時 08分]
とある隠れ家的カフェを切り盛りする女性と、盲目の主人公との交流を繊細なタッチで描くハートフルな物語です!

人間関係の描写や優しい雰囲気を作る筆運びなど、多くの見所がある本作ですが、何よりも料理に関する描写が秀逸です!

それは一章でのビーフシチューに留まらず、ワインの風味や香りにとことんこだわった細かい描写、焼き鳥の甘辛い香りの演出など、枚挙にいとまがございません!

読んでるだけで何か食べたくなってしまう。お酒を引っ張り出して来てしまいそうになる。

そんな『グルメ漫画』ならぬ『グルメ小説』です!

飯テロ画像と呼ばれるご飯の画像よりもよっぽど食欲をそそる本作を、皆さんは出来れば夜遅くを避けて読みましょう!

また、最初の10話を除くと1話完結となっていますので、気軽にサクサク読んでいけます!

是非是非ご一読下さい!

盲目の彼が惹かれた物は

1話から10話までで描かれる恋の物語。

そこから始まる日常的な物語。

盲目の主人公はかつて食べた事が無い程に美味なビーフシチューと、それを出してくれるcafeに通い始める。

だが盲目の主人公はその中で、そのcafeを切り盛りする一人の女性との対話も段々と生活の楽しみに組み込まれていく。

段々と段々と、見えないその眼で一歩一歩、近付いて行く結末は料理のレシピかそれとも…。

まずは1話から10話を読んで貰いたい、気が付けば最新話、お酒を御供に読みたくなる作品です。
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