イチオシレビュー一覧
▽レビューを書く黒井さんの優しさ、
気遣いが伝わってくる文章でした。
あと、どんな人生を送ればこんな文章を
書けるんだろうとも……
あと他の読者様も書かれていますが
ボクの勝手な妄想でしかないかも知れませんが
メッセージ性の高い文章にも感じられました。
タイトルからボクの大好物な
俺TUEEEE作品かと思いきや
某魔法少女アニメの様な、いい意味での
裏切りに会い辛いです(笑)
描写も凄く丁寧で作者として敗北感まで
味わいながら拝読させて頂いております。
リアルも御多忙の様ですが
ファンの1人として更新頑張って頂きたいです!
何卒、何卒……
気遣いが伝わってくる文章でした。
あと、どんな人生を送ればこんな文章を
書けるんだろうとも……
あと他の読者様も書かれていますが
ボクの勝手な妄想でしかないかも知れませんが
メッセージ性の高い文章にも感じられました。
タイトルからボクの大好物な
俺TUEEEE作品かと思いきや
某魔法少女アニメの様な、いい意味での
裏切りに会い辛いです(笑)
描写も凄く丁寧で作者として敗北感まで
味わいながら拝読させて頂いております。
リアルも御多忙の様ですが
ファンの1人として更新頑張って頂きたいです!
何卒、何卒……
英雄の決意を支えるのは
- 投稿者: 退会済み [2017年 10月 23日 20時 51分]
管理
異世界転移により、突然背負わされた「稀人」の宿命。
大切な人たちを守りたいなら、迷うな。戦う決意を持て。
一見よくある勇者召喚モノと似て非なる部分は、まずその「世界観の厚み」、そして主人公シュウゴさんの「決意の重み」でしょうか。
この物語は、なまじな決意では世界を救うことなど出来はしない、と『分かっていて挑むことの難しさ』を、軽く流して冒険譚として楽しませる、という不誠実をしません。もちろん主人公のシュウゴさんも、それまでの人生できちんと培って来た誠実さで、何かを守れる「大人」であろうとします。それゆえに苦悩も大きいのですが……
守る事は容易くない、それを知る守られる側もまた守りたいと願う。だからこそ、彼を慕い支える人々がいることに深く納得出来、救われて欲しいと願わずにはいられません。そう、願い。もしこの物語を読んだ貴方の願いが彼らを、祈りが世界を救うとしたら貴方は……どうしますか?
大切な人たちを守りたいなら、迷うな。戦う決意を持て。
一見よくある勇者召喚モノと似て非なる部分は、まずその「世界観の厚み」、そして主人公シュウゴさんの「決意の重み」でしょうか。
この物語は、なまじな決意では世界を救うことなど出来はしない、と『分かっていて挑むことの難しさ』を、軽く流して冒険譚として楽しませる、という不誠実をしません。もちろん主人公のシュウゴさんも、それまでの人生できちんと培って来た誠実さで、何かを守れる「大人」であろうとします。それゆえに苦悩も大きいのですが……
守る事は容易くない、それを知る守られる側もまた守りたいと願う。だからこそ、彼を慕い支える人々がいることに深く納得出来、救われて欲しいと願わずにはいられません。そう、願い。もしこの物語を読んだ貴方の願いが彼らを、祈りが世界を救うとしたら貴方は……どうしますか?
チートは呪い、勇者は厄災、俺tueeeeは狂気。異世界からの転生者は、世界の理をも書き換え、滅びへの呪いを笑いながらまき散らしていきます。
異世界転移のセオリーを別の視点から見たという本作は、あまりにも過酷な運命を主人公のシュウゴに背負わせます。彼とて、たまたまこの世界に迷い込んだ異分子のおっさんに過ぎないというのに。
世界の破壊者は、シュウゴの大切なものも、その努力の結果も、容易に消し去ってしまいます。それでも、世界の破壊者に立ち向かう力を持ち、世界に希望を与えられるのはシュウゴしかいないのです。
シュウゴを愛したある女性の思いに応えるように、希望の灯火は燃えています。シュウゴの戦いは始まったばかりであり、その道は絶望にしか続かないのかもしれません。しかし、まだ希望もあります。その希望が、絶望への誘蛾灯でないことを切に祈ります。
異世界転移のセオリーを別の視点から見たという本作は、あまりにも過酷な運命を主人公のシュウゴに背負わせます。彼とて、たまたまこの世界に迷い込んだ異分子のおっさんに過ぎないというのに。
世界の破壊者は、シュウゴの大切なものも、その努力の結果も、容易に消し去ってしまいます。それでも、世界の破壊者に立ち向かう力を持ち、世界に希望を与えられるのはシュウゴしかいないのです。
シュウゴを愛したある女性の思いに応えるように、希望の灯火は燃えています。シュウゴの戦いは始まったばかりであり、その道は絶望にしか続かないのかもしれません。しかし、まだ希望もあります。その希望が、絶望への誘蛾灯でないことを切に祈ります。
この物語は、多くのなろう作品に対して疑問を投げかける。
人間の感情がゲームのように処理されないことを
シュウゴの視点を通して表現されている。
読んだ人は、愛する者への優しい眼差しと、強さを伝える為の言葉に、
大切なものの為に自らが正しく在ろうとする彼女の勇気に涙するだろう。
一方で、愛するものを失った悲しみに、彼の慟哭にまた涙するだろう。
黒井さんは酷い人だ。
こんなにも美しい世界を、優しく正しい人々をこれでもかと傷つけ、
蹂躙するのだから。
でも。
それ以上にあなたの書く物語に心を動かされた。
またシュウゴたちと一緒に喜んだり悲しんだりしたい。
私は、あなたの作品を待っている一人である。
続きはまだなのかと黒井さんを恨まずにはいられない。
人間の感情がゲームのように処理されないことを
シュウゴの視点を通して表現されている。
読んだ人は、愛する者への優しい眼差しと、強さを伝える為の言葉に、
大切なものの為に自らが正しく在ろうとする彼女の勇気に涙するだろう。
一方で、愛するものを失った悲しみに、彼の慟哭にまた涙するだろう。
黒井さんは酷い人だ。
こんなにも美しい世界を、優しく正しい人々をこれでもかと傷つけ、
蹂躙するのだから。
でも。
それ以上にあなたの書く物語に心を動かされた。
またシュウゴたちと一緒に喜んだり悲しんだりしたい。
私は、あなたの作品を待っている一人である。
続きはまだなのかと黒井さんを恨まずにはいられない。
イチオシレビューを書く場合はログインしてください。