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母親の手料理にエッセンスを加えて、思いもよらぬ味わいに

投稿者: Taranome [2017年 07月 14日 22時 41分]
「母親の手料理」という誰もが感情移入しやすい題材で、ただ安直に懐かしさを語るのではなく、
そこにほんの少しのSF要素を加えることで、過ぎゆく時間の無常さや、
相手を思いやるが故のすれ違いから生まれる切なさなどの、複雑な味付けがなされている作品。

短い文章で簡潔にまとまった本作に、後日談を求めるのは蛇足なのでしょうが、
登場人物達のその後が、お互いに幸せだったと思えるものになってほしいと思わされた作品でもありました。

新社会人や、家族と離れて暮らしている方などには、とくに読んで何か感じていただきたいと思います。
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