イチオシレビュー一覧

主人公の名は、冴島　夜十（さえじま　やと）。
八十の両親は、物心がつく頃にはもう亡くなっていて、八年間、姉の美夏が親代わりとなって、二人暮らしをしていました。そんな姉の仕事は、『世界を守る仕事』でした。詳細は不明ですが、それが危険な仕事である事は、理解出来ました。

この世界の人間には、生まれた時から魔法を使うことが出来る力が備わっています。しかし、魔法の使用回数上限は決まっています。

ある日、巨大な黒龍アビスが三体に襲われ、八十を守るために美夏は、最後の一回の魔法を使って、命を落としてしまいます。
それから夜十は、『目の前で人を失わないように、強くなろう。』と、固く決意しました。

夜十が魔法師を志し、KMC国際魔法科学園に入学し、沢山の人に支えられながらも、奮闘する物語です。

素晴らしいクオリティのストーリー展開に、きっとあなたもご納得頂けるローファンタジーです。

大切な家族を失い、その痛みを糧に成長する主人公・夜十。
多くの危機に直面する中で、やがてトラウマを乗り越えていく彼の熱量が、活き活きと描かれている作品です。
『回数制限』と『アビス』の存在が、人の『消滅』の危うさを身近なものとしており、葛藤と緊張感を生み出しています。

このレビュー時、まだストーリー半ばですが、まだまだ彼には伸びしろが残っており、今後の展開が楽しみです。

この作品は、使える魔法に上限回数が存在します。
それを踏まえて拝見ください！
主人公はアビスに襲われた自分を助ける為に命を代償として魔法を使用しこの世から消滅した姉を、目の前で失ったことによるショックでとある決意をします！
それは、"二度と目の前で人を失わない"という堅い信念！
この信念は、作中の様々な部分でこの主人公の良い部分、駄目な部分が理解出来る重要な言葉です！
姉を失い、決意をした主人公は八年の月日を経て、様々な技術や知識を得ることになります。そして、姉が消える原因になったアビスに復讐心を抱き、アビスをこの世から消し去る為に必要な資格、魔法師免許取得にとある学園へ通うことに！
この学園では様々な出会いと、未知の敵との遭遇があります！
迷わず、折れない夜十君の信念をとくとご覧あれ！
毎日更新なので読みやすいです！読んでください！