イチオシレビュー一覧

▽レビューを書く

診察に同席して欲しいと願った、友人の心の内を感じて欲しい……

  • 投稿者: 退会済み   [2017年 10月 29日 12時 31分]
管理
 この作品の主人公は、看護師を目指して勉強中なのです。
 その主人公の許に、ある日友人から連絡がはいります。話を聞いて欲しい……と。

 その友人の家系は、女性特有の病気に罹る人が多く、この友人も若いうちから検診を受ける習慣があったようでした。
 その結果が、20歳の友人の心にのしかかる。
 告知を受けて、辛かっことでしょう。境遇を呪ったかもしれません。そして、手術。

 手術後、お見舞いに行った主人公に対して、自分のことよりも主人公の経験値のために診察に同席を願いでる。
 自分の病気に向き合い、前向きに生きていこうという友人の優しさと根性に感動することでしょう。
 その言葉に、主人公もまた、自分の夢を支えてくれる友人の存在に改めて頑張ることを誓うのです。

 この作品を読まれた読者さまは、きっと、ふたりを応援したくなると思います……。

あなたは毎年ガン検診を受けている?

  • 投稿者: 長岡更紗   [2017年 10月 11日 10時 42分]
この作者の友人は、癌だった。
癌になってしまった友人は身を切るような決断を迫られて、辛かっただろう。苦しかっただろう。悲しかっただろう。

でも彼女は、決して不幸ではない。
生存が危ぶまれる程の末期ではなかったのだから。
彼女はちゃんと癌検診を受けていた。
だからこそ光差す未来を残せたのだ。
彼女の未来が明るいものであって欲しいと願うばかりである。

あなたは今年、癌検診を受けただろうか。
毎年、受けているだろうか。

病気というのは、なんでも早期発見が大事である。
この作品は、それを啓発してくれている気がしてならない。
↑ページトップへ