イチオシレビュー一覧

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清涼感がある作品

  • 投稿者: amiara   [2017年 12月 03日 12時 18分]
長い間連載お疲れ様でした。

非常に簡潔な文章で、読みやすい小説でした。
個人的には、ロードス島戦記を彷彿させる書き方だったように思えました。戦闘シーンや何を何して何ができると言った描写が長い小説が流行りの中で、無駄な描写がない本作は清涼感に溢れています。

内容は、戦国を舞台にした人間の悲哀や喜び、悲劇、喜劇を見れる作品です。人間の心模様が見れる作品です。
多少漢字は難しいですが、一見の価値ありです。

間違いなく歴史ジャンル屈指の名作

  • 投稿者: なお   [2017年 12月 02日 23時 32分 ()]
あまりにも面白くて寝不足になってしまいました。

魅力的な登場人物とストーリー展開で、続きが気になって一気に読めてしまうくらいに素敵な作品です。

何よりも作者様の歴史知識に舌を巻きます。時代背景や人物の立ち位置等々が分かりやすく描写されていて読んでるだけで少し賢くなれた気がします。

……って言うか、名前も聞いた事ないような武将のことまでなんでこんなに詳しいのでしょうか。

主人公視点でありながら敵となる人物の内面まで細かく描かれていて、その人の立場や矜持といった物に共感できたりして泣けてきてしまう場面も多々あり、物語に引き込まれてしまいました。


イケメン至極にて候

  • 投稿者: 西田啓佑   [2017年 12月 02日 02時 26分]
この作品で一番印象に残ったフレーズは「イケメン至極」でした。

なろう小説の様式美を無視する事なく、ボリューミーな地の文や物語を読ませる。その文章は見事だと思います

ともすれば、取材不足の戦国チーレムラノベや、へヴィー過ぎる架空戦記になりがちな、「歴史/文芸」で、バランスの取れたエンターテイメントを提供しているこの作品は、間違いなく小説家になろう作品群における名作のひとつだと言えると思います

まだ読んでいない方は、是非読んでみるべきです

あと、織田信雄をここまで魅力的に描けた作品には、初めて出会いました。彼が怒れる信長を踊りで鎮めたシーンは是非とも映像で見てみたいです

俺tueeeしそうでしない転生(?)小説

  • 投稿者: dancedice   [2017年 12月 01日 15時 22分]
主人公は織田信長の架空の庶子織田信正(途中で名前は変わりますが)。
現代知識チートが見え隠れするものの、転生については謎が残されたまま話は進んでいきます。
歴史のifを現代知識で乗り越えていく爽快感と推理小説を読むような謎解き感、このまま天下統一かと思われるときに訪れる落とし穴。
まぁこの後こうなるんだろうなぁという予想をいい意味で裏切られ続ける小説です。
歴史好きも、初めて歴史ジャンルを読む人も引き込まれることうけあい!ご一読あれ!!

こいつはすげえぜ!転生?歴史小説の決定版!

  • 投稿者: コリオリ   [2017年 11月 26日 00時 32分 ()]
とにかく賞賛するしかない圧倒的な歴史小説です。読みやすく、毎日更新され、主人公が信長がその家族、家臣が魅せてくれる物語の数々。本当に大河ドラマになって欲しいと心から思います。

主人公は信長の長男である帯刀という仮想の庶子。歴史の逸話を織り交ぜながら、或いは逸話をモチーフにして主人公の視点で物語は進みます。主人公は徹頭徹尾、信長の家族です。お兄ちゃんなんです。麒麟児が如き才覚を持ちますが、等身大の人間として英雄の道を歩んでいきます。なにせかっこいい。土台にしたのは大和宰相豊臣秀長かなぁと思ったり。

主人公の母もいい味出してます。秀吉や市、光秀等もなんとも親しみを持てるキャラを演じてくれます。

若干皆殺しの富野は言いすぎですが良く身近なキャラが死にます。戦国時代ですからそういうものかな。

果たして乱世は終わり太平の世が来るのだろうか。帯刀とその子孫はどうなるのか。目が離せません。

歴史を楽しもう!織田家をめぐる新しい歴史なろう小説

  • 投稿者: Wiz   [2017年 09月 06日 08時 43分]
織田家を舞台とした作品は数あるが、その中でも一際魅力的なのが、この作品である。

織田家と聞くと、反射的に「また信長に転生して、知識チートで天下無双かよ」と思ってしまう諸君は安心してほしい。主人公は信長の庶子であり、長男の織田信正である。ついでにいえば転生者でもない。

平成とは比べものにならないほど過酷な戦国時代。その中で庶子と言う立場は、微妙な政治的判断が必須であった。その中で、失敗を重ねながらも成長していく等身大の姿が描かれる。家族仲がうまくいかされているのも読んでいて楽しい。

かたい歴史物というわけではなく、なろう的な要素もある。その設定がこれまであまり主題となっていないもので、今後の展開がますます楽しみになってくる。

今まで歴史物を読んだことがない人、最近読んでないなというあなた、まずはこの作品から読んでみてはいかがだろうか。

歴史に小石が投げられて、波紋となって湖を震わせる。

  • 投稿者: ジャイル   [2017年 08月 23日 17時 41分]
有名な織田信長に史実では居なかった信正という子が出現する。
信正は幼くしてメキメキと智恵を働かせて周囲をあっと驚かせる。

主人公の信正の幼年期から逞しい男に成長する過程を描きつつ、
その周囲に取り巻く人々の温かさや厳しさが彩られている。

読んでいるとうんうんと頷けたり笑えたり。
馬鹿話ではにやにやしながら画面をスクロール。
信正が苦しんでいると気づけば私も苦しくなって応援していました。

この作品に感謝を!
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