イチオシレビュー一覧

▽レビューを書く

ロボットと人間の境目とはなんだろうか

  • 投稿者: ひょろ   [2018年 07月 21日 20時 02分]
主人公は人間が住める惑星を探したり基地を作ったりする調査団の一員であり、調査の途中、事故で主人公だけが生き残ってしまい、宇宙船の修理などのため宇宙にある基地の一つに立ち寄ります。
しかし、そこの基地もとある事件で人間がおらず、人間に似たロボットしか生存していないという状況です!
そんな中で人とロボットの線引きとはなにかなどをテーマにしたりして物語は進んでいきます!

基本的には宇宙船を修理しながらロボットたちと過ごしていくのですが、ロボットというよりもほぼ人間という感じで、そこら辺の違いが問題を引き起こしたりして面白かったです!

私みたいにSF系が苦手だなあという人にも読みやすい作品となっているので是非読んでみてほしいです!

ちなみに終盤のヒロインの可愛さはイチオシなので是非 笑

やっぱり異世界(SF)チートで奴隷(ロボット)ハーレムな件?!

面白いです。
なろう歴5年過ぎて初めてのレビュー。
SF要素以外のテンプレ異世界奴隷ハーレムなチートものっぽいところをッ!

・とある事故でたった一人の人間として絶対の権限を持つも、ラノベ主人公らしくせっかくのハーレムが朴念仁な主人公
・主人公の命令に絶対服従の万能チートでロリババアなメインヒロインのリザちゃん
・天真爛漫で主人公のためだけに作られた末っ子、根はしっかりしてるのに万年メインヒロインになれない残念チョロインなシャーロット
・一見おとなしそうでだが代替品としての使命に葛藤しつつも、実はただの色ボケピンクな少女レイシー
・自らの神に全てを捧げる狂信者なトーマス

こう書くと、なんだかテンプレ異世界ものっぽい気がしてきませんか。
各キャラが立っててロボット(奴隷)だけど人間を感じる、人間ってなに?っていうところに引き込まれていきますよ!
余談:とりあえずフットボールチーム目指そうw

敗因:ガワが本格過ぎた

  • 投稿者: dz   [2018年 03月 04日 21時 15分]
「SFで奴隷ハーレム!」というテーマが掲げられた本作ですが、作者様が本気でそれを標榜していたなら、その試みは失敗に終わったと言わざるを得ません(※誉め言葉です)。
察するに、作者様のSFに関する造詣が深かったがために、お題目として組んだのであろう設定の数々が本来のテーマを食ってしまい、「奴隷ハーレムのSF的新解釈」とでも言うべき作品に化けた……というのが実情に思えます。
よって、本作にテンプレっぽさはありません。あると言えばあるんですが、カッチリした世界観に呑まれて、それらしさを全く感じさせないのです。
それでいて小難しい設定の羅列に終始するようなこともなく、むしろ平易でわかりやすい筆致に、常に緊張感を切らさないストーリー展開と、読み進めるのが単純に楽しい出来栄え。

あるいは作者様からすると不本意やもしれませんが、「上質で読みやすい本格SF」というのが、本作の総評となりましょう。

等身大の人間とロボット(クローン含む)たちの物語

  • 投稿者: piqpiqton   [2018年 01月 25日 10時 13分]
やさしくも厳しい世界観に、ぐいぐい引き込まれ
読むことを止めれれませんでした。

世代交代型の移民船、冷凍睡眠型の調査船、AI、クローン
ともに大きな悲劇に見舞われた二つの船の乗組員(AIやロボットを含む)の出会いが物語の紡いでいきます。

ロボット3原則の中に含まれる
相反する思いを、丁寧につづられています。

登場人物(ロボットやAI含む)は皆魅力的個性的で、単なるハーレム物や俺tueeを読むのが辛い私には、とても素敵な作品です。

数百年にわたる、危険に満ちた航海のなかでも続けられた交流と悲劇的なその結果が、新たな繋がりを形作っていく様子も、個人的にはとても好きです。

この方の作品、これからもぜひとも読んでいきたいと思いました。




絶望の宇宙船へようこそ

久々に読むSF作品、美少女きゃっほー!イチャイチャキター!…と、成らないのです…

収穫直前の小麦をお腹いっぱい食害してます(☼ (工)☼) クマッッ!でも ハンター来たらから逃げよう!

男性主人公一人(人間)と、美少女達(読んでからのお楽しみ)の未来の見えない物語です。

サイエンスフィクションなのですが、未来科学な宇宙船を舞台にちょっと展開を読むと陰鬱な気分になりつつ目が離せないのでヤバイかも

報われなかった努力は誰の為なのでしょう…
それでも待ち続けて出会えた主人公へ、彼女達はどんな感情を持つのでしょうか?

映画の予告編を想像しながら、この物語のラストを共に追いかけてみましょう。
↑ページトップへ