イチオシレビュー一覧

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タイムトラベラーみその。37歳。

江戸⇔現代。
自由に行き来できるってんだから世話がねえ。

さてさてお立合い。
なろうにタイムスリップは数あれど、この作品はちょいと毛色が違う。

人間タイムマシン希美(37歳)は自由に江戸時代へ行き、みそのになる。
前作「ちょいと江戸まで」の続編にあたるが、今度の展開は捕り物帳だ。

さあさあ!
ドラえもんと鬼平犯科帳が、三度の飯より好きってアンタ。

こいつを読めばアンタも今日からSF通。
ネット小説渾身のジュブナイルだ、だまされたと思って読んでみねえ。

てやんでえ。

才色兼備なヒロインは、今日も世のため、人のため!

  • 投稿者: 成宮りん   [2017年 09月 19日 17時 53分]
江戸時代と現代を自由に行き来できるヒロインは、実に頭が良くて、とにかく『できる女』なのです。

それでいて、とても寛大な人。

デパ地下で買った老舗の佃煮とか、ちょっといいお酒とか、いいお米とか……そんな素敵な差し入れを現代から、江戸時代に持ち込んで、人々に振る舞えば、これをいったいどこで手に入れたのだろう?!……と不思議に思うに違いありません。

だけど、そこは才知溢れるヒロイン。上手くごまかしてます(笑)
すごいや!!
だけど……。

他人の恋路のために一生懸命になってあげたり、経営に困っているお店の商売が上手く行くよう、知恵を貸してあげたり、とにかく【利他的】な人なのです。

そんなみそのさんのように、素敵な女性がヒロインである作品が面白くないわけがない!!

最近、気持ちがホッとすることが少ない……そんな人はぜひ、これを読んで癒されてください。
人情とは、こういうことだ!!

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