イチオシレビュー一覧

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即興であるが故の、荒ぶる叫び

「愛してほしいの」とナくだけのカラス。

そう変わってしまった私を誰も見やしない。私が今まで男達にしてきた酷い仕打ちの様に、カラスに変化してしまった私を皆が蔑む。

韻律詩の様に
散文詩の様に

音で奏でると見せて、自由気ままに暴れる様は、空を舞うカラスの様に

彼女は今日もナく。
ただ一言「愛してほしいの」と。

それだけしかナけないから
鳴けないから
泣けないから

啼きながら
彼女の心は哭く。

この味わいを是非、あなたにも。
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