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一夏の体験、それは過ちだったのか?

  • 投稿者: 退会済み   [2017年 09月 02日 10時 52分]
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主人公の女性は七年前、とある男性と一夜を共にする。
男性のとある言葉によって、主人公は何も言わず男性の前から立ち去る。それは過ちとも言っても良い一夏の体験として終わるはずだった。
そして七年が経ち、その男性と上司として再会してしまう。
主人公には許嫁がいた。
親同士が勝手に決めた許嫁であり、幼なじみだった。主人公はその男性の事も気にかけていた。彼と結婚すれば、それなりに幸せな生活ができるはずだからだ。それでも主人公は、七年前の出来事を忘れられずにいた。あの出来事を過ちにしたくない。あれは偶然の出会いであり、運命だったと信じたいのだ。
そして目の前には、あの七年前の彼がいる。
「私はどうするべきだろう?」
そんな二人の間で揺れ動く、主人公の心情を見事に描いている作品である。
主人公が選択した答えは、是非読んで確かめていただきたい。

ひと夏の体験から、素敵な結末へ

  • 投稿者: たこす   [2017年 09月 01日 20時 00分]
※R15です。

ひと夏の体験。
言葉にすると簡単ですが、それは人の人生を大きく変える出来事でもあります。
みなさんはひと夏の体験というと何をイメージしますか。

最悪な思い出?
消してしまいたい過去?

流れでそうなってしまう場合も多いと思います。
ひと夏の体験。
二度と出会うことのない男女が、ただ身体だけを求めて絡み合う。
ですが、この物語はそこで終わりません。

ひと夏の体験をした男女が7年越しに再会を果たします。
偶然とも必然とも言える再会に、恋は加速するのです。
そこで初めて知る男の気持ち。
当時、男は何を思っていたか。
当時、男はどうしたかったのか。
それはあなた自身の目で確かめてください。

ひと夏の体験も、いいものですね。
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