イチオシレビュー一覧

▽レビューを書く

そのトランシーバーの声は、果たして……

 幼稚園の頃からの大親友な海斗と祐樹は毎日のように一緒に遊んでいました。
 しかしそんな日々は長く続かず、小学六年の時祐樹が重い病に罹り、入院してしまいます。

 そんなある日祐樹に海斗が渡されたのは、トランシーバー。
 それで通信して遊ぶようになる二人ですが、ある夜、ノイズ混じりでトランシーバーから声が聞こえてきて……?


 ジャンルはホラーですが、少年二人の友情を感じるヒューマンドラマです。
 面白いのでぜひ読んでみてください。おすすめです。

二人の友情を結ぶもの

  • 投稿者: 退会済み   [2019年 05月 22日 11時 06分]
管理
これは二人の少年の友情を描いた物語です。
ある日、二人はトランシーバーを手に入れます。
それから二人はトランシーバーで通話をすることが日課となるのでした。
電波というものは不思議なものです。目に見えないのに相手と繋がっているのですから。
特にトランシーバーなどの無線機には、不思議の魅力があります。私も特小無線機を持っていますが、たまに夜に雑音が入ることがありました。特小無線機とはいえ、近くの工事現場などの電波が状況によっては入っていたのでしょうね。
そのような不思議な魅力にあふれたトランシーバーが生み出す。二人の友情を是非ご覧ください。

これは『世にも奇妙な物語』なんだ。そう、あの感動モノに似ている(T_T)

  • 投稿者: 退会済み   [2019年 01月 06日 14時 57分]
管理
俺には今でも忘れられない事件(こと)がある。
暗闇の中、赤く光るランプに微かな音が・・・

周りの人たちは『あるわけがない』と信じてはくれないが、
俺は今でも信じている。あれはきっと・・・

◇◇◇

寒空の下、ホラー作品はいかがかしら?
なんて触れ込まれても、季節外れだからと
見向きもしないひとがいるだろう? 
安心してください。これはそうしたモノとは違う、
感動の涙をくれるものだから。。。

摩訶不思議なことはどこにもあるのかもしれません。
奇妙な物語にも思われるかもしれませんが、
これは、その奇妙さに温かさがブレンドされています。
さあ、あなたも。このお話をぜひ♪

電波は目に見えないからこそ、たいせつな君に想いを運ぶことがある……

  • 投稿者: 退会済み   [2018年 05月 10日 11時 46分]
管理
 トランシーバーで夢中になって通信をしていたふたりの少年。

 懐かしい情緒と雰囲気を感じさせる、ステキな短編を見つけました。
 大多数の皆さまは、この物語をご存じないでしょうか? それともジャンルで敬遠されていましたか?

 仲良くなった同級生が、進級後、病に伏した。
 その病床で、この子たちを魅了して繋いだのが表題のトランシーバー。時間が経つのを忘れ夢中で通信をする。
 その楽しい時間は長く続いていくのだろうか……。

 目に見えない電波の世界。時には思いがけないほど遠くの声を届けてくれることもあるのだ。
 それが、無二の親友に向けた最後のたいせつな想いだったとしても、例外では……ない。

電波に乗るは、切なる想い。

  • 投稿者: caem   [2018年 01月 03日 02時 28分]
幼少期、皆それぞれに好奇心は募る。

そして、彼らの場合はトランシーバーであった。

某都市伝説では、公衆電話などで掛けてはいけないダイヤルナンバーなどがメジャーであろう。
振り返れば、後ろにナニかがいた! などという。

しかし、この作品はあくまでも、グッドエンディングなのである。
ホラーといっても一概にバッドエンディングばかりではない。

友情をテーマにされた作品ではないかと。
あまり怖れずに、手にしては如何?
辿り着いた先には、きっと。

大切な何かを取り戻せるやもしれません。

感動×ホラー!?

  • 投稿者: 四季   [2017年 09月 21日 18時 21分]
ジャンルはホラーになっていますが、とても感動的なお話です!

親友である海斗と祐樹。二人の友情が、タイトルにもあるトランシーバーを利用して、とても上手く描かれています。
最期の言葉が親友だけに届いたという奇跡が、不思議で美しいこの作品の魅力になっていました。

短編で、文章も読みやすいので、どんな方でも楽しめると思います。ぜひ読んでみて下さい!
↑ページトップへ