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ありふれた、尊き母の愛。

 幼い子供を想う、母の気持ち。それは子供自身が知ることは少なく、母はいつも見えないところから子供達を見守っている。
 それは人の営みとしては、ごくありふれたものであるかも知れない。だが、ありふれているということは、それだけ多くの人が抱いてきた想いである、ということを意味する。
 誰もが知り、触れてきた母の愛。その中に包まれて過ごした、幼い頃の日々。それは子供にとっては遠い日のことかも知れない。だが、母にとってはどれも色褪せることのない、大切な思い出なのだ。
 幼く儚く、弱い「命」だからこそ、目に見えるひとつひとつを、愛おしく想う。そんな母親の想いを記したこの詩はきっと、誰もが受け取ってきた愛情に通じている。
 誰もが通って、触れてきた母の愛。そこに振り返る機会をくれる、優しい詩です。ぜひ、ご一読ください。

気づいてほしいのかもしれない。あなたを見護るわたしの想いに……

  • 投稿者: 退会済み   [2017年 10月 07日 07時 01分]
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 子どもが小さい頃は、つねに不安がつき纏う。

 子どもの健康を。成長を。存在を。
 不安を拭いさるために、手をさしのべたくなる。

 子どもの寝顔を。鼓動を。そして愛しいそのすべてを……。
 触れて、見つめて、確かめたくなる。

 子育て中に感じる、いつもの日常と心情を唄った『詩』を見つけた。

 もどかしさとせつなさを胸に抱きながら、母親の優しさも溢れている、そんな世界に浸ってみませんか?
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