イチオシレビュー一覧

ストーリー、登場人物がしっかりしていて違和感なく、頭の中で絵も浮かんできてエリスの聖杯の世界に浸りました。
読み終わって、あぁ、面白かったと心から思いました。
ただ、この後も何か起こりそうな内容だったので、てっきり、まだ続くのかと思ったので続編が見たいです。
愛嬌ある登場人物ばかりで小説なのに想像しやすく書かれいて、外伝とかも読みたいなぁと思いました。

初めてレビューを書かせてもらいます。

婚約破棄されてから婚約者を取りもどす位の軽い物語を、と思って読み始めました。

最初は確かにざまぁな展開。
でも、まさか助けてもらったお礼に付き合った復讐がこんなに壮絶なストーリーになっていくとは・・・

正直、思っていたものと違ったので読むのをやめようかなと思っていました。そんな私でも読み進めるにつれて思わず引き込まれてしまうほどのキャラクターの魅力と伏線回収の丁寧さ。

また、壮大なストーリーの中で進むジレジレした恋もとてもかわいらしいです。

今まで何百ものなろう作品を読んできた私が勧めるこの物語、是非皆さんも読んでみて下さい。

今までレビューを書いたことはありません。

でも、先ほど読み終わったこの作品には書かずにいられませんでした。

キャラクターの個性、じれじれとした恋愛、絡まっていく謎の伏線、終盤に向かっての高揚感等々…

パーフェクトです。

最初のあのドタバタした婚約破棄シーンからこんなストーリーになるなんて想像つくわけないです。

本当に素晴らしいです。

こんな素晴らしい作品を読ませていただき感謝しかありません。

気分転換に「ざまぁ系」の小説を探していた所にこの小説に出会った。

最初の方は確かにざまぁだった、しかしそれだけでは終わらなかった。読み進んでいくにつれ、あれ？只のざまぁじゃないな、と実感しつつも、先の展開が気になって読む手を止めることが出来なかった。薄々気付いていたけど、これは非常に良く出来たミステリーものだった。個人的にミステリーは殆ど読まなかったのだが、これは読み手を深く物語に夢中にさせてくれる程の作品だ。
ミステリーと聞いて敬遠する人も居ると思うが、一度手に取ってほしい。とても素晴らしい作品だ。

更に言うと綺麗に完結している事で、読み終わった後のスッキリ感と言うか、後味と言うのか（語彙力がなくて申し訳ない）心に残った。

この素晴らしい作品をありがとう、最高のひと時を過ごす事が出来た。ありがとう。

三銃士やモンテクリスト伯などを思わせる良質の冒険小説です。

悪役令嬢モノのつもりで読み始めると、良い意味で期待を裏切られます。
幽霊の悪役令嬢とお人好しの主人公という異色のコンビの活躍は　小気味良いテンポで綴られ、ずっと読んでいたい物語です。
中だるみもいっさいなく筆に迷いがないところが、きっちりストーリーが練られていると思いました。

ラストも爽やかで秀逸です。

秀逸な作品です。あらすじからここまでの展開は予想できない！！スカーレットが10年前なぜ処刑されなければならなかったのか！エリスの聖杯とはなにか！！
そして過去から現在に繋がる物語。

謎は中盤に明らかになりますが、そこから更に広がる物語。それぞれの人物が丁寧に描かれており、また時折みせる不合理な動きが人間くさい葛藤のようでむしろ面白い。
ただし復讐劇ではありません。えぇ、けっして復讐劇ではありません。

物語の冒頭は、稀代の美貌を持つ悪役令嬢の処刑シーンから始まる。
時は流れて十年後、復讐の為、現世へ舞い戻った彼女に、ひょんな事から協力するはめになった主人公。
処刑の真相を探るうち、二人は国家規模の陰謀に巻き込まれていく。

始めはおどおどしていた主人公が、逞しく強かに成長していく姿は圧巻の一言。終盤、主人公に助けられた人々が、彼女の窮地を救おうと動く展開も熱い。
勿論恋愛要素もあり、堅物なメインヒーローと主人公が惹かれ合う過程は焦ったく、固唾を飲んで見守ってしまう。
また、敵や脇役に至るまで丁寧に綴られた情感は心に響き、緻密に張り巡らされた伏線の回収も秀逸。
引き込まれる展開に、気づけば時間を忘れ次のページをめくってしまう。

もっと早くに出会いたかった、読了後もう一度読み返したくなる良作。
読めばきっと、魅力的な登場人物達と胸を打つ物語が貴方を素晴らしい世界へ誘ってくれるだろう。

僕がこれを読んだ時、真っ先に思い浮かんだ言葉が、このレビューのタイトルにもなっているこれです。ゆっくり、静かに、しかし確実に。じっくりと読者を追い詰める。しかしそれに気付いてもこの作品を読むことをやめられない、そんな魔力に満ち溢れた作品です。コニーが誠実という盾を捨てた時、僕はコニーを賞賛すると同時に、途轍も無い自己嫌悪に陥りました。コニーという人間の生き方を見た時、読者達の大半は、たとえそうだと気づかなくても、確実にどこか追い詰められているんだと思います。
まぁそんな厨二的レビューはここら辺で終えるとして…読まないと損ですよ！マジで！

タイトルから悪役令嬢ものね、と軽い気持ちで読み始めたら中盤からのスリルとサスペンスに惹き付けられて、一気に最後まで読み終えてしまいました。
登場人物は多いのですが、一人一人しっかりとした考えをもっていて単純な善悪じゃなく行動しているためどの人も非常に魅力的です。敵ですら。
美しく性格の悪い悪役令嬢がとても愛しく思える傑作です。

面白いです。
登場人物達が魅力的です。
謎が謎を呼ぶ展開から、終盤の真相にたどり着く流れが爽快です。

でも、なにより女の子達が格好いい！

剣で戦ったりはしません（約１名を除いて）
魔法で無双もしません（約１名？ を除いて）

でも格好いいんです彼女達。

台詞が、潔さが、その生きざまが格好いいんです。

１０年の時を超え、みんなの未来のために、格好いい女の子達とちょっとヘタレな男達が結末まで駆け抜ける！ ロマンチック(笑) サスペンス ミステリーです。

ちなみに、私のイチオシは健気で可愛くて格好いい小さなルチアちゃんです。