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文章が童話風だというのに、どこか冷たい

名も語られない歴史翻弄された一市民の嘆きだと私は捉えました。いいえ、いま現在もどこかで起こっていることかもしれません。
作風が童話風だというのに、どこか冷たく、まるで血の通ってないように感じました。また、書き方と内容のギャップがストーリーをより際立たせているのだと私は思いました。願わくは、この小説のような光景が我が国に起こらないよう、私は祈ります。
とても素晴らしい作品でした。短編はこういった「主張」というものがあるから面白いのだと改めて思いました。
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