イチオシレビュー一覧

「レット・サムバディ・ファッキン・ハンドル・イット！」(誰か他の奴らに押し付けろ！)

海外ドラマや洋画さながらのセリフ回し！

コードネーム『赤ずきん』や『狼』達、童話の登場人物に扮した殺戮の天使達！

現代背景で世界を股に駆ける物語！

アクション、スプラッタの表現にも著者の文章が光る作品！

世界に散る、凶悪な殺人を犯し人々を喰らう悪魔達に、殺戮の天使達が天誅を下す！

ダークヒーローの様なギャップにも、そして彼女達が使う武器にも、ユニークさと意外性が味をより濃く出されてます。

兎に角ご一読頂きたい！

但し！
読まれる際には、冒頭から世界観に突き落とされますのでご注意を！

童話から抜け出してきた登場人物達。
人を喰い荒らす悪魔をあの手のこの手で打ち滅ぼしていく。
ダークな世界とは裏腹な軽妙な掛け合い。
読んでいてもスルリと情景が頭に入ってくる感覚で、読んでいてもとにかく飽きがきません。
子飼いにされてしまった主人公の行く末も気になりますが、先ずは、多彩で巧妙な悪魔にその身を委ねてみませんか？

ついに来た！　ついに来た！　ついに来た！
最高にイカレタ彼女達がやってきた！

ドンパチの音が響き渡り、天使が地獄の楽しみ方を教えてくれる。
赤ずきんは弾丸を撃ち、下僕になった雛坂が踊り狂う。

さあ、狩りの時間だ。
ゾッとするようなおとぎ話の天使達が、容赦なく敵をマッシュドポテトのように叩き潰す。

懺悔は要らない。慈悲を乞うな。ちょっと急いでるの――なんて言うのかしら。

きっとこの世界は病みつきになる。お薦めです！

　まず、冒頭の一部分を読んだだけで、私は五感を刺激され、書いていない血の匂いや味まで感じ、気付いたら夜の東京にいた。
　風景描写、心理描写、会話文、其々必要な部分のみをしっかり描写することにより、足りない部分を読者の頭の中の引き出しから丁寧に引き出す。
　そうする事によって頭の中に作品の描写が次から次へと浮かんでくるのです。
　もう途中からは完全に小説の中に引き込まれて、文を読んでいる感覚はありませんでした。

　この感覚をなろうの作品で味わえた事に深い衝撃を感じ、最新話まで読んだ時に震えました。早くこの作品をレビューして沢山の方に伝えたいと。


　更に世界観やキャラ、独特なルビ振りなども本当に作者様の個性が出ている。


　童話の登場人物と同じコードネームを与えられた天使が、悪魔を駆逐していくダークファンタジーの世界に貴方も五感を刺激されてはどうですか？

マシンガンを撃ちつける「赤ずきん」を筆頭に、まだ見ぬ童話の主人公たちが暗躍するダークファンタジーの幕開け。
多彩な視点で描かれる『狩り』の様子と、粋でクールな雰囲気が、闇の世界へ引き込んできます。

これからまだ見ぬ主人公たちが、どんな闘いを繰り広げるのか、楽しみでしかたない一作。
さあ、ハンタータイムの始まりだ。

描写よし、会話より、キャラ良し。
広江礼威作品（BLACK LAGOON、Re:CREATORS）に近しいものがあり、スリルのあるワクワク感が止まりません。
ありきたりなファンタジーに飽きた皆さん。一読の価値ありです。