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幻想的ながら生々しくおぞましいが、美しさを感じさせる文体

  • 投稿者: 壺中天   [2018年 01月 14日 18時 17分]
物語芸術の三要素というのがあつて、事件、人物、背景が一致したとき、物語が生まれるそうです。
ふさわしい世界に、ふさわしい人物が置かれ、ふさわしい出来事があり、ふさわし文体で紡がれるとき、私は否応なく美しさを感じ、「狭き路地にも糞尿、残飯、死骸の悪臭立ち込める」というと下りに酔いにも似たものを覚えます。
あらすじからして面白くなりそうです。
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