イチオシレビュー一覧

ヤバい。とにかくヤバい。こんな作品があったのか、と読み終わった後思う。まぁジャンルとしてはラブコメであろう。確かにラブ&コメディが上手い具合に噛み合っている。が、ここに「シリアス」が入るとなるとどうだろう。普通ならごっちゃになってしまい、訳が分からなくなっててしまうだろう。だがこの作品はバランスが取れている、取れすぎていて怖いくらいだ。初めてこの作品を読んだとき、コメディの部分がかなり自身のツボに刺さり気に入っていたが、読み進め、シリアス部分に触れる内にこの作品の良さをもっと知った。主人公がクズ系ラブコメという異端だが、とても楽しめる。是非オススメしたい。

とにかく面白い。ユニークな文体だし、ヤンデレから逃げるんじゃなく、ヤンデレを利用するとか主人公も絶妙に狂ってて…とくに面白かったのが、
「……毎度思うけど、どういう頭の巡り方してんの？」
—－－死に際に巡る走馬灯みたいな巡り方してんの。
っていうところ。
で、本題に入ります。二次元の女の子っていろんな萌え属性あるじゃないですか。妹とか、幼女とか、ギャップ萌えとか、それこそヤンデレとか。
でも、一番が何なのかに気ずきました。それは、登場人物全員狂った化け物（ヤンデレ）のなかで唯一常識的でか弱くて（それが普通）、ましてや一緒に戦ってくれる(ヤンデレガード)…そんな存在が一番かわいいんじゃないでしょうか。
まぁ何が言いたいのかっていうとね
マリアたんかわいい(脳死)
ぜひ読んでみてください！すごく面白いんで！

Qもしヤンデレが監禁しようとして来たら？
Aもちろん受け入れる！！！！！！！！！
この物語はそんな性格の主人公が周りのヤンデレと共にカオスな日常（）を送る作品。
まず主人公の性格がヒモ志望というクズ的思想で、一周回って好きになってしまうレベル。そしてそんな主人公の周りには様々な属性を持った女の子たちが！（尚ほぼヤンデレの模様）
やったねハーレムだぁ…（白目）
この作品のすごい所はヤンデレ×コメディという珍しいジャンルながらも物語が破綻しないようにしっかり作者さんが構想を練っていること。そしてハイレベルなギャグセンスも見もの！ぜひ気になったのなら読んでほしい作品

とりあえず見てください。それだけで最高の作品と出会えたと思えます。
見てください見てください見てください見てください見てください見てください見てください見てください見てください見てください見てください見てください見てください見てください見てください見てください見てください見てください見てください見てください見てください

過去から現在そして未来に至るまで。ヤンデレ生物に憑りつかれた桐谷彰くんはヤンデレ対応の人工知能として先鋭化され、今尚成長率がうなぎ上り！
もしもヤンデレの街があるならば、そこに派遣される未来を一つ考えると、彼は対ヤンデレのコンサルティング業を開けば一儲けできそうだなと考えます。何故なら、現職であり（永遠）、経験が積み放題だからです（生きている限り絶え間なく）。
なんとなくtwitterで桐谷彰と検索したらヤンデレ対応botが何か呟いていそうな未来を想像します。
とにかくただのヒモで終わるといった既定路線、小さくまとまるなんていう桐谷彰の帰結であるが一方で桐谷彰らしくない尖った魅力が失われる彼にとっては予定調和の未来を永遠には続けて欲しくないですね、個人的に。
トリックスターで居続け、永遠にヤンデレバイオハザードの牢獄を司る象徴といった英雄にまで伸し上がって欲しいところです。

あなたはヤンデレとは何か知ってますか？

ただの属性？ただのキャラ付け？

違います。
ヤンデレとは生き方です。
彼女たちはただ自分に正直に
生きているだけなのです。

え、だからって犯罪していいのかだって？

………うるさい、ばーか(ボソ)

ごほんごほん。
た、たしかに彼女たちは誘拐、監禁などの
ちょーとだけお茶目な行動をする時もあります。

しかし、それは主人公への愛ゆえなのです。
愛ゆえに苦しみながらも行っているのです。

すなわち、ヤンデレとはサウザーなのです！

あれ？何故か結論変わった(゜ロ゜)

10代 男性）現在三ヤンデレ＋αによる監禁と束縛と拘束の日々ですが、この本のお陰で受け身だった私のヤンデレライフも一変！自ら攻めに転じ、目的（ヒモ）を目指すのみです。ただ遊園地デートは極力控えようと思いました。
20代 男性）念願のヒモ生活がスタート！朝起きたら犬小屋に（首輪付きで）緊縛されていましたが、以前無人島に監禁された経験もあるのでへっちゃらです（笑）ただ寝心地が今一つだったのでこの本を参考に意見し（媚び諂っ）た所次の日には天蓋付きベッドに四肢を拘束されていました。今では人生のバイブルです。
30代 男性）最近、我が子であるあきらがこの本を読んで形容しがたい表情を浮かべているのに恐怖と同情を禁じ得ません。正直なところ私達の二の舞を踏んで欲しくはないのですがそこはやはり血を受け継いでいるんですね、宗教関係の本を密林で買おうとしてたのは流石に止めましたが。

10代 女性）ナンダコレ

ラブコメといえば
チョーゼツな鈍感主人公が、

義理の妹、クラスのマドンナ、財閥の娘などなど。

個性溢れる美少女達から好意を向けられ、イチャラブするのが正道にして王道！！

しかーし！

そんなラブコメ作品に真っ向からケンカを吹っかけたのがこの作品！

なんとなんと、ヒロインがもれなく高確率でヤンデレ！！

義理の妹も！
メインヒロインも！

みんなみ～んな、ヤンデレッ！！

ドロドロしてそう？

もはやホラー？

そんなことは一切無い！

ヤンデレマニュアルをインプットした異色の主人公。

唸る、作者の手腕！

ヤンデレの、

ヤンデレによる、

ヤンデレのための作品！

邪道だなんて言わせないッ！

ヤンデレこそ、正道にして王道！！

狂気と、コメディが織りなす、ヤンデレエンターテインメント──ッ！！
読めば貴方も理解する。

イチャラブはもう古い

これからはヤンデレの時代だと

この作品はとまとすぱげてぃさんが得意とするハーレム要素ありの作品!ただ、主人公は度が過ぎたヤンデレに好かれるのです。

え?ヤンデレなんて怖くない?というか興味ない?その考えは甘い!甘すぎる!!まるでバレンタインチョコのようだ!

ヒロインのヤンデレ、というかヤンの部分には愛について考えさせられました。

主人公に送りつけられる髪の毛、体液、スタンガンなど。でもこれらは嫌がらせなどではなく、『愛』だとヤンデレは語ります。あなたはその愛を『愛』として受け取ることが出来ますか?

愛とは送った側と送られた側でその形を変える場合もあるのだ、とこの作品で私は気付くことが出来ました。

さて、皆さんもこの作品を読んで皆さんがこれまで送ってきた愛について考えてみてはいかがですか?案外、皆さんの心のどこかにヤンデレが潜んでいるかもしれませんよ?

このヤンデレ小説は逃げるわけでも共依存になるわけでもなく、自ら監禁されヒモになろうとするこれまでにはなかった小説。登場人物もただただ凶器を振り回すだけではなく、けれどやっぱり頭のネジが外れているというヤンデレ好きには大歓迎な人たち。その上で作者には文才があり、とても読みやすい小説になっている。ヤンデレ大好きな人にも、そうでなくとも面白い小説を読みたい人にも是非読んでみてほしい小説。