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ジャスミンティーの香る恋愛小説

  • 投稿者: 姦譎叢書   [2018年 04月 26日 10時 12分]
 意固地な魔女と軽薄な貴公子のちぐはぐな恋の物語。
 魔女ユウリの店に貴族のエルネストが訪れたことから、二人のもどかしい関係は始まった。
 あの手この手で熱心にアプローチするエルネスト。
 ユウリは心惹かれていくもなかなか素直にはなれない。

 発生した問題を解決する積み重ねの物語です。
 問題を解決するたびに少しずつ二人の関係が進展していくので、先の展開を楽しみに一気に読むことができます。
 ユウリにしてもエルネストにしても、そのものが魅力的なキャラクターですが、二人の組み合わせによってより一層その魅力を高めています。
 魅力的なキャラクターを安定して描ける著者の実力は、賞賛すべきものであると言えるでしょう。
 恋愛小説を読みたいときにお勧めの作品です。
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