イチオシレビュー一覧

・とても読みやすい文章
・細かく練られたミステリー
・暗躍する吸血鬼達の異能力バトル

――これら全てを味わえます。


すぐに書籍化できる程に、
完成度の高い作品でした。

五話まで読めば間違なく、
作品の魅力を理解します。

序盤で展開される戦慄は、
手に汗握ることでしょう。

百万字を超える超大作に、
貴方は必ず引き込まれる。


――まずは五話まで読んでください。

あなたは海外映像作品がお好き？　映画でも、TVでもいい。そうなら話は早い。本作をぜひ開いてみて！

物語の舞台は、現代のロサンゼルス。
女刑事ローラは連続殺人鬼の事件の最中、人外の強さをもつ絶世の美女と出会う。闇の世界の住人たる女は、ローラを人智を超えた魔の戦いに誘う――という、ホラーローファンタジーです。

極めてテンポ良い展開、歯切れ良いアクション、ウィットに富む会話等、良質なハリウッド映画のまさに文字による映像体験。章ごと敵の異なるオムニバス形式は、謎が徐々に明されるTVシリーズの醍醐味も。
圧巻なのは吸血鬼人外ヒロインの、ずば抜けたバトルヒロインとしての魅力。ミラ・ジョボビッチ、ユマ・サーマン、S・ヨハンソンを思わせるエロ格好良さです。

吸血鬼以外のお馴染みクリーチャーも多く登場、その手が好きな方も垂涎の要素満載。
疾走感があり、とても読みやすい極上の伝奇体験。ぜひハマってみて！

最近、読み出したんですが、この女刑事と吸血鬼は面白いと思います。作品時代に勢いがあって、読み進めやすいのと、伏線がすごい気になります。まだ少ししか読んでませんが、もっとどんどん読み進めて行きます！

アメリカを舞台としていることで異色の作品となっています。自分も小説を書いているんですが、自分だったらアメリカのような外国を舞台にはしたくないですね。難しそうなので・・・・・
これからも面白い作品を期待しています！

　五百年前に滅んだ闇の血族が、ロサンゼルスに潜んでいる。
　そんな荒唐無稽な話を信じる馬鹿な奴などいない。少なくともその日までは、主人公もまたそんな一人だった。
　平穏とは言いがたいが、それでも人間社会で暮らしてきたローラは、ある日常軌を逸した怪物たちの戦いを目の当たりにしてしまう。それはかつてのドラキュラ公を巡る戦いの――世界の闇に潜む異形との戦いの始まりだった。

　数百年の時を経て『再会』とも言える運命の出会いを果たした吸血鬼と女刑事のちょっぴり刺激的な日常、クリーチャー同士の激しいバトルアクション、洋画でも観ているかのような巧みな文章。

　この作品を手に取る理由はいくらでもある。むしろここまで完成度の高い作品を前にして尻込みしている方がおかしい。こんな紹介文などさっさと読み飛ばし、本文を読み、その魅力を堪能してほしい。三十分もしないうちに虜になり、ブクマしているだろう。