イチオシレビュー一覧

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狂乱の世界へようこそ!ww(褒めてます)

この物語はぶっ飛んでいます。
転生するというのは、当たり前のように使われるんですけど、物に転生はそうそうない。
あったとしても剣とかそんな感じでしょう。
それなのに主人公は大根に転生します。
大根ですよ?!
主人公、前世で何か大根の恨みでも買ったのか?としか思えない転生先です。
なんか、読み始めていきなり後頭部思いっきりぶったたかれた衝撃を受けました。
そして、悪の手先になったかと思えば、仮面ライダーのような正義(村娘)の味方として戦い始めます。
どう考えても昭和の特撮のノリです。
今のヒーローのような外付けではありません。
本人自身が怪人となってしまうのです。(この場合は、怪大根ですが…)
ここまでで、引っかかった人、そういう展開好きな人は、好き嫌いを選ぶとは思いますが一度は読んで欲しい。
そんな作品です。
なお、読んで騙されたと思ったら、それはあわなかったということで許してください。

その男、「大根」につき(いや、マジで……)

  • 投稿者: きら幸運   [2019年 03月 15日 22時 14分]
すさまじいまでの転生物語である。


現実世界でポックリ逝っちゃった主人公が転生するのは、規格外の勇者や魔術師が定番です。
そんでもって身分は王子様やお姫様。
悪くても貴族の御曹司とかでしょう。

でも、本作は違います。

主人公が転生したのは「大根」。

「おおね」さんという日本中に二千人弱おられるレアな苗字のお宅に生誕したわけではありません。

文字通り、おでんで定番の、あの「だいこん」に転生したのです。
(イメージ図;2月17日の活動報告)

大根に転生した主人公は、新しい命を授けてくれたトトンヌに従い、村を蹂躙する……のは止めて、村娘ミーナを救うためにトトンヌを騙し討ちにします。

はは、やるねえ!
よっ! 大根役者!(誉め言葉)

本作は「大根」に転生した主人公が、次々と襲い来るげっ歯類と戦ったり、おかしな名付けに意気消沈したりしながら世界を旅する冒険活劇です。多分!
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