イチオシレビュー一覧

詳しい内容は読んでからのお楽しみ。
それがkisaragi流。

今回も行きますよ！！

まずは可愛い過ぎるタイトル。
何だ、この可愛さは。そのタイトルに相応しい内容。

そして驚愕の話数。
今、何話なのか……


今回は異世界に転生した少年が強くて、美しくて、お姉さん優しいお姉さんと旅をする。

この作品の良さはちゃんと異世界に転生した少年マールについてもちゃんと書いてあるんだ。

さらには賞の入賞作品……これは読むっきゃ無い！

この物語を拝読して僕は感銘を受けた。
一人の少年の成長と、何より人と人との繋がりの尊さに。

物語は、記憶を失くして自分の名前すら忘れた“誰か”の転生から始まる。

彼が目を覚ますとそこは森の中。
頼る者はなく、寄る辺もなく、記憶もなく、あるがままに工夫して生きるしかない。
更にはチートもなく、ステータスオープンもない、ただ一人の少年の物語に焦れったく思うかも知れない。

だが、彼の行く末と小さな体が抱える秘密には期待して欲しい。
彼の物語は、瀕死の美女を救ったところから真に始まることになるのだから。

やがて、お姉さんを通して世界は広がり、お姉さんから始まった繋がる人々との物語は、只々尊く思える気持ちを読む者に与えてくれる。
そう、戦闘の最中でさえ、死地だとわかっている迷宮の奥でさえだ。

少年の名は、マール。

その旅路を目にする者は、きっと彼を我が子のように見守ることになるだろう。

転生、もう何万作と書かれたジャンルである。
それだけに、どの作者も独自性を出そうと足掻いているジャンルでもある。

しかし考えてみて欲しい。
独自性を出しただけで『無職転生』を超えられるのか？
胸を張ってオリジナルと言えるのか？

この作品は言える。

一見して年下男を甘やかすお姉さん。
しかしてその実態は。

失ったものを取り戻そうと足掻くマール少年の生き様は美しい。

そんなマール少年を庇護し、やがてそれ以上の感情を待つイルティミナお姉さんの精神は美しい。

命を燃やすようにして生きる彼らの姿は、かくも美しいのだ。

正直、この作品を４００文字で紹介する自信がありません。

一言で言えば、胸が熱くなる王道ファンタジー。

事実、物語の盛り上がる要所要所で目頭が熱くなりました。

この作品にチートやそういった類のものはありません。
主人公のマールが１つ１つ色んな選択をしながら体も心も成長していきます。

その悩み、葛藤しながらも選択をするところがとにかく熱い！

丁寧に描かれるその心理描写は主人公の葛藤だけでなく、臨場感あふれる戦闘シーンも読者の手に汗を握らしてくれます。

読む時は是非飲み物とお菓子を用意して腰を落ち着けて、どっぷり世界観に浸かりながら読んでください。
最高の時間を過ごせること間違い無しです。

私はこの作品を読了後、文章：ストーリーに5：5評価を付けました
でも文章が優れているから6：5だな。いやストーリーも良いから6：6。いややっぱり7：6？でも7：7？
じゃあ文章力が素晴らしいので5：4で文章を引き立たせるか
本末転倒だ、4：5でストーリーを引き立たせるべきだ
だったら5：5評価しかなくね？

なろうの読者が最初にクライマックスを持って来ないと物語を追わないだろうことは承知しています
だが70話まで読むとあと80話しかないと混乱に陥る作品です
もしこのレビューを読んで本作に興味をもったら数話切りすることだけはやめて頂きたい
話が進めば進むほど物語はスケールを増すのだから

このレビューからこの作品を発見した人はラッキーだ
この作品は編集者様に発見されていないだけで、そのうち書籍化されて有料になるかもしれない

なんで私には12ポイントしか与える権限が無いのだろう？

読書に慣れている方なら一気読みをして、連続読み。慣れていない方でしたら、ゆっくり読み進めてほしいと思う作品です。
優しく丁寧に進む物語は心地いいです。

「優しいお姉さんは好きですか？」
はい、好きですと心の中で答えて読み始め、気がつくとファンになっていました。

子供の姿で転生したマール君は優しいです、可愛いです、モテモテです。
マール君が命を救ったお姉さんイルティミナは優しいです、美人です、強いです。
イルティミナに関していえば、お姉さん好きの僕はメロメロになりました。

さあ、マール君とイルティミナの冒険をご堪能あれ！

レビューに釣られて読んで、気がついたら明け方に…
だから朝にレビューを投稿せざるを得なかった作品です。

本文の巧みな文章綴りとストーリー進行で途中で読み飽きしないので一気にどうぞ。今から読めば昼まで読む以外、何も出来ません。スマホならバッテリーフル充電確かめてください


少年マール君は必死です。
心根からイケメンなので最初はマール君を嫌う奴等も最後はマール君にデレてしまいます。

読み進めるとマール君が差別、区別、恐怖、侮り全てを乗り越える為に抗う姿に心打たれると思いますが、何より「鼻」「目」「勘」の良い彼が成長してゆくのを楽しんで欲しいと思いました。

それとタグのラブコメにあるように、マール君はモテます。
慌てるマール君、落ち込むマール君、奮闘するマール君をヒロインと読者で愛でる作品なので、とりあえずヒロイン登場まで読んでみてください。

※ショタに目覚める恐れあり…マジです…

記憶を失った状態で、少年の姿として転生する主人公。

序盤は殆ど戦う力が無い状態から始まりますが、
偶然出会った瀕死の女性を助けた辺りから話が進みます。

助けた女性の名前はイルティミナさん。
優秀な魔物狩り専門の狩人です。

彼女は自分の命を救ってくれた主人公マールに対し、
好意を持ち、力になりたいと尽力してくれます。

そして、この作品の魅力の一つは、
イルティミナさんの心の動きだと感じました。

時には弟の様に接し、時には恋人の様に接し、
時にはペットの様に……。

物語が進む中で変わって行くイルティミナさんの対応が、
年上好きな読者にはたまらない要素なのだと思います。

『優しいお姉さんは、好きですか？』

主人公のマール少年は転生者。
右も左も分からない異世界で生き延びようと必死です。
優しいお姉さんのイルティミナは、そんなマールに優しくしてくれます。

『キレイなお姉さんは、好きですか？』

イルティミナさんは、とってもキレイなお姉さん。
一緒に旅を続けるマールは、ドキドキしっぱなしです。

『強いお姉さんは、好きですか？』

イルティミナさんは「銀印」の魔狩人。
マールを守るために戦います。
強いお姉さんは未熟なマールが心配でたまりません。

けれどマールは、優しくてキレイで強いイルティミナさんに頼ってばかりではありません。
早く一人前の冒険者になろうと、今日も修行に励みます。

圧倒的な世界観と魅力的なキャラクターたち。
マール少年の冒険活劇に皆さんも夢中になると思いますよ！