イチオシレビュー一覧

古風な和の世界で描かれる、神社に務める兄妹が神刀を携えて妖怪と戦う物語である。
世界観を守るためのあえての書き方がされ、それが物語への没入感を高めている。また目的も明白であるため、それを念頭に置くことで読みやすく作り上げられている。
要点がぎゅっと詰め込まれているため、脇道に逸れずに読んでいくことができた。戦闘描写も疾走感があり、楽しめる。
神刀のついてはまだ謎があり、読み手が考察する余地もある。
和の世界観が好きであれば必見の作品。ぜひ読んで欲しい

この作品はTwitter企画で知りました。

和風テイストで書かれているがそれよりも世界観に没頭してしまいます。
そこに戦闘があるのですがこれまた描写が素晴らしく、没入感を高めていく

戦闘描写で一部、「うん？」と思う場面はあるが、気にするほどではないバトルマニア以外には大丈夫！

読んでいない方も気になる方も是非！　お読みください！！

魍魎跋扈する世界が舞台のこの物語。
主人公は巫女、個人的にはその兄も同格と見る。携えるのは神刀「紅桜」
村の神社に勤める彼らが妖怪と戦うという展開は、典型的とも言えるだろう。
しかし、そのありがちな展開に一石を投ずるのが、古くより封じられていた魄皇鬼なるものである。
これがどのような経緯を経て封印されるに至ったのか、何故今再び目覚めようとしているのか。
そして、もし目覚めた時、いったい何が起きるのか。
今後の展開が気になる作品である。